先月の秋分の日に群馬県の綾戸簗という所に行って来ました。関越高速で東京から行くと、赤城インターで降りて30分ほどだったと思います。
事前に調べたところでは、今シーズン最後の日ということでした。最終日にわざわざ行く人もあるまいとたかをくくって、予約もせずに出かけました。
着いたのは11時過ぎ。道もわかりやすく、渋滞もなく、順調に到着できました。簗は写真のように利根川に作ってあります。かたわらに大きな平屋の建物があり、そこで食事ができるようになっていました。秋分の日は秋晴れで、吹きさらしの座敷は大変気持ちがよいものでした。
ヒナにはまれな、上品なご婦人が接待してくれました。アユの塩焼きが2尾ついた定食が税抜3000円弱、田楽が付くと4000円程度と、やはりそれなりに高価だと感じました。
焼くまでに時間がかかるということで、簗場に降りてみました。すでに簀子は外されて、写真のような感じでした。奥に鉄橋があり、SLが走って行きました。
正午を過ぎるとお客さんが増えてきました。ほとんどの方が予約客でした。アユの残りがもう数匹だということで、私は何とかセーフでした。
私は田楽のついた定食を頼みました。ご飯はおいしく、アユこくもついていました。それにしても、塩焼きは絶品でした。時間をかけてじっくり焼くのは、まさに職人技でした。ヒレがせんべいのように香ばしく、ヒレをおいしく感じたのは初めてでした。
帰り際に尋ねると、最高においしいのは7月初旬とのこと。来年はそのころに訪ねてみようと誓いました。美味しいアユをありがとうございました。