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観自在

身辺雑感を気ままに書き込んでいます。日記ではなく、随筆風にと心がけています。気になったら是非メールください!

ことばのふしぎ2

2009-12-18 21:33:32 | 文学
 前回の続きです。今回も吉田兼好に例をとり、ことばのふしぎというか、面白さを紹介したいと思います。でも、今回はちょっと難しいですよ。説明が下手ですいません。 
 それでは、『徒然草』にある有名ななぞなぞの話をしましょう。昔の人はなぞなぞが好きだったようで、いろいろな作品に出ています。『徒然草』第135段には、二人の貴族がなぞなぞで対決する場面が紹介されています。問題は「むまのきつりやう、きつにのをか、なかくぼれいり、くれんとう」とは何かというものです。兼好は答えを書いていません。そのために、その後、いろいろな人が謎解きに悩むことになりました。
 解答の1つを紹介しましょう。「馬退きつ」で冒頭は削除します。「りやうきつにのをか」を「中凹(くぼ)れ入り」は、最初の「り」と最後の「か」だけを残し、その中間の7文字「やうきつにのを」を削除する意味ととらえます。「りか」の語を最後に「ぐれんどう」即ち「顛倒(てんとう)」させると、答えは鳥の「雁(かり)」になるというのです(他にもいろいろな説があります)。
 『枕草子』など、古典作品の中には、現代の私たちには理解不能ななぞなぞがまだたくさんあります。興味のある方は千年の謎に挑戦してみてください。



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