あみの3ブログ

182杯目 伝説の ヒロシ

今回のメインイベント
珠洲市の中華料理ヒロシ

もう何年も前からその存在は知っていました。
あまりもセンセーショナルな佇まい
その風貌からは全く想像できないような
味の評判
いつかは自分で確かめねば、と思いつつ
ついでの機会などありもせず
ただひたすらに機会を伺っていました。
それが、いよいよ今回実現したんです。

外観写真はネット上に溢れていて、
あまりにインパクトのあるものなので
忘れようがありません。
しかし
本物は凄い迫力です。
タイムスリップして50年前に逆戻りしたかのような空間。

それは突然に現れました
よっぽどの山奥に在るのかと思っていましたが
小学校の向かい側と言う、郊外の文教区域と言った風情


正面入口、右側がテーブル席、左側に座敷席がある
外壁トタンの錆が凄まじい
看板やのぼり旗など一切なく
これが中華屋さん、店舗とは全く想像がつかない


座敷席
一般住宅の居間そのものです。


カウンター席と厨房の店主
入口を入るとお店らしく見えなくもないが
色気が全くない(笑)
民家を改造した構造
正面に厨房と正対するカウンター席。
席数は5席、同じ空間に4人掛けのテーブル席がある。


カウンター席の頭上にはお品書きが
ラーメンが350円
ライスが200円、よっぽど白米が貴重なんでしょうか?(笑)
これだけ安いラーメンは今まで見たことありません


寸胴のスープ
お店の命ともいうべきスープ
鶏がらベースの透明スープです


麺あげ作業中の店主
コシのコールセットが痛々しい。
あと何年位中華鍋が振れるのだろうか


広東麺
誰かのコメントにあったけど
酢豚の酢を抜いたような味わいと
あんかけ具材。



低加水率の中細麺
想像を超えたハイセンスな麺の採用。
プツンとした食感で、小麦粉感が溢れる麺です
スープの吸い込みもいいですね



タマネギのざく切り、ニンジン、椎茸、筍、拍子木切の豚バラ
酢豚の酢を抜いたような具材
甘味のある醤油味
とろんとした餡でとじられた具材を醤油ラーメンの上にたっぷり盛り付ければ
ヒロシ風広東麺の出来上がりです。



連れが食べたラーメン350円
全く手抜きがなく完成された造りです。
透き通ったやや甘い醤油味。
胡椒がデフォでかかっています。
当然飲み干せるスープです。


こちらも広東麺と同じ低加水の麺です。
あれやこれやど使い分けることもなく潔く一本勝負
美味しい組み合わせでした。

レジェンドヒロシ
伝説のお店は健在でした。
一生忘れられない味になりました。
来てよかった(笑)
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