☆☆女神のみる夢☆☆         NOBLESSE OBRIGE 

    女神に出逢い37年。
  幸運な出逢いを導いてくれた女神。
『貴方にも、”運”が訪れますように・・』

ファルフ・ルジマトフ!・・・・・引力との戯れ・・・重力との競演・・。

2010-03-23 20:41:10 | Weblog
   Farouk Ruzimatov,
 plays against gravity!.
2008-03-30 20:41:09 / Weblogから
カリスマバレエダンサー、
ファルフ・ルジマトフ。
ウズベキスタン生まれ、現在44歳の彼は星の数ほどいる世界のバレエダンサーの頂点にいるダンサーです。
観る人をうっとりさせるファッションモデルのように細くてしなやかな脚。
端正な顔立ち。
そして雄弁な演技。
どこか人間離れした神秘的な雰囲気。バレエを踊る為に生まれてきた人なのだと思います。
肉体を酷使するダンサーにとって活躍の時期は限られますが、ルジマトフにとって44歳という年はハンディではないように見えます。むしろ今が旬とも言えるほどの活躍ぶりで、日本ではここ20年間毎年のように公演に来ています。
ルジマトフが舞台に現れたとたん、
観客全員が息を飲むのがわかるほど空気が変わります。
どんなに若くて美貌のプリマも色褪せて見えるほどに
ルジマトフの存在は圧倒的で、あまり笑わないクールで近寄りがたい人柄もカリスマ性に一躍買っているかも知れません。
年を重ねても
衰えぬ美しい容姿と高い精神性、
次々に新しい演目に取り組む姿勢は、
観る人に常に期待以上のものを与えるのではないでしょうか。
過去にどんな偉業があろうと、過去の自分の業績をそのままコピーして公演活動を続けるアーティストも多い中、
"旬を持続している"彼の姿勢は人間として憧れ尊敬されるものだと思います。
同じメンバーによる同じ演目であっても、出来のいい公演とそうでない公演があるのは避けられませんが、
それゆえに素晴らしい公演にめぐり合えることはただただ運です。
私にとって2001年と2004年に東京で、
"ルジマトフの旬"の時期に出会えたことは正に幸運で、あの時高いチケット代と時間をフンパツしてつくづく良かったなぁと思っています。
感動が一生ものです。
ルジマトフを”ルジ様”などと言って、まるで”ヨン様”ばりの応援をなさる女性ファンが一部におられまして、
公演中黄色い声を発して手を振ったりなさるのにはなんとも恥ずかしいものがあります。
なんちゃってバレエファンである私は偉そうなことなど言えませんが、もっと場をわきまえて欲しいなぁなんて思っていたら、アンコールが終わった後に、その方たちの声援に応えるように、
一瞬だけ登場して華麗なジャンプをひとっ飛びしてみせてくれたヨン様、いやいやルジマトフ様は
ファンの心を鷲づかみするすべも心得ていらっしゃるようで…、
その寛大さに惚れ直した次第です。
・・・・重力の法則というものは
万物に通用するものではなかった
と思った 瞬間でもありました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。