一度ある事は二度ある！・でも、二度あっただけ、でその後は・・・未だない！。

若い時に、幼なじみと意外な場所で、
偶然に二度も出会った事がありました。
保育園児時代からの幼なじみでした。
彼のお母さんはその保育園の保母さん
で、お父さんは町の助役さんという、
田舎町でもいわゆる恵まれた家庭の
お坊ちゃん、ミツオ君でした。
二度も偶然に出会った事に、彼と私の
不思議な因縁を感じていました。
・・・そして、その後の人生を
・・・送ってきたわけですが・・・、
その後はなにも起こりませんでした。
人生が終わってしまったわけでは
ありませんから、この先に、また
何かあるかどうかは、
まだ、わからない事なのですが・・？

・・・・・・・・・・・・
2008-06-25 11:11:45のweblogから
『幼なじみとの偶然の再・再会』
１９７３年頃の事でした。
ハワイ州ホノルル市ワイキキエリアでの
ビルトモアホテル街区の再開発に絡んで
ある会社事務所の爆破事件がありました
　　その街区のテナントである、
日本有数の建設会社支店が、
ある晩何者かによって
爆破されるという事件でした。
立ち退きの補償金問題で揉めごとと
なっている、旧テナントも多数いました
ので、当事者達にしか、爆破理由のわか
らない不思議で不気味な事件でした。
それは、夜の８時ごろ発生しました。
物騒な事件が起こったにも拘わらず、
その夜も、カラカウア通りには
観光客が溢れていました。
事件の一報を聞いて、野次馬として
現場に向かって急いでいましたら、
突然、あーっ、☆☆ちゃーん！
☆☆ちゃーん！と通りすがりの日本人
観光客の男の人に二の腕をわしづかみに
されてしまいました。
二人連れの若いカップルでした。
その彼の顔を見ると、なんと、
彼は保育園時代からの幼なじみ、
ミツオ君でした。
保育園・小学校以来10数年振りでの
偶然の再会でした。
お二人が新婚旅行でハワイに到着した
その当日の夜の事でした。
そして、またまた！驚く事に！
彼はその爆破された支店の本社に
勤務しているとのことでした。
私がハワイに居る事などまったく
知らないのに、
通りすがりで、よくも私本人だと
確信出来たものだと感心しました。
(私の顔が子供時代と同じだから？)
しかしながら、もしも人違いだとしたら
かなり強引で強烈な掴まれ方だったと
今でも思い出します。
翌日からはお二人のガイドなどをして
お互いの旧交を温める事が出来ました。
ただ、自転車での観光中に奥様が
怪我されたことが残念でした。
それから再び３年後、突然電話があり、
ご夫婦と再び会うこととなりました。
・・彼は慶応大卒の秀才で社内選抜で
ミシガン工科大学での２年の留学を
終え、日本への帰国の途中に、
ハワイに立ち寄ったのでした。
再び旧交を温めました。いずれ
その有名建設会社の役員になりたい
とかの、彼の野望も聞きました。
そしてまた・・・、それから６年後。
私と社長とで、香港・マカオ・マニラ
への出張がありました。
いつもながら成田でのぎりぎり乗り込み
で着席して、ほっとしていますと、
アテンダントの『コーヒーオアティー』
への問いかけに対して、
『ジャスミンティー！』を執拗に要求
している？変な男、
恐らくチャイニーズ？の男が
後部席に居合わせました。
やけにしつこい人でしたので、
しばらくしてから、そーっと
その人を見ましたら・・・・・、
な、なんとその人は
中国人ではなくて
ミツオ君！だったのです。
いきなり声をかけるのもはばかられまし
たので１時間後トイレの途中で静かーに
肩をたたき声を掛けました。
ミツオ君は驚いて立ち上がり、
飛行機中に響き渡る声で
『☆☆ちゃーん』とわたしの名前を
叫んでしまいました。
　随分恥ずかしい思いをしましたが、
二人で空席に移り、よもやまを
話す事が出来ました。
サウジアラビアのジェッダに支店があり
そこの事務所長として赴任して、
１年目とのことでした。
今は単身赴任で半年に一度休暇があり
今回は２回目の帰国休暇明けとの
ことでした。
　彼ははバンコックで降りて１泊して
　翌日にジェッダに向かう予定でした。
　　私達は香港で降りました。
一度ならずも、２度も、偶然に、
それも飛行機の中で行き会うなんて
よくよく、
彼との縁があるものだと思いました。
・・・数年前、本部長になっている彼と
　　　　電話にて話をしましたが
　　　　　残念ながら
未だ役員にはなっていないようでした。
さてさて、偶然の再会がこの先に
　　　　起きるのか？
　　　　起こらないのか・・・・・？
もう起こらないだろうなぁー！
　　と、思う今日この頃です。

おわり