バイク王国ベトナム
東南アジアで今最もイケイケな国ベトナムでは、バイクが大人気。
男女とも通勤にはこれが一番とばかりにバイクに乗ったベトナムの人たちを見てみると、軽装(南国なので当然)でゴムぞうり履きの人も多くとてもお気軽な感じです。
前に子供、後ろに女性を乗せた三人乗りのバイクも珍しくありません。
驚くことに、繁華街の大きな道路に信号をあまり見かけませんでした。
『流れが全て』で、危なっかしいと思うほどに危なくはなく、むしろノンストップでスムーズにで対向車(ヨコから来る車)をかわしていくのです。
信号いらないじゃん!。
この国で初めて横断歩道(一応信号あり)を渡ろうとした時、青なのにどんどんバイクが通って行くのでビビってしまいました。
地元の人が「私についておいで」とゼスチャーで先導してくれなかったら、いつまで経っても前へ踏み出せなかったかもしれません。
2~3度勇気を出して渡ればコツがつかめて何とか渡れるようになるでしょう。
途中で絶対に止まらずまっすぐ行き先を見て渡るのです。
バイクはちゃんと人を避けて徐行して通ってくれます。
この『相互信頼感(笑)』が大事なのですね。
バイクの群れはラッシュ時には”魚群”と同じような動きになります。
群れの中はどんな感じなのだろうと人力タクシー(前にリヤカーのついた自転車)に乗ったところこの上ないスリルを味わえて大興奮!
目線が低くてそれはもう「キャーぶつかるぅ」の連続でした。
絶叫マシーンより感動できますよー。
おわり
シクロとバイクの共存道路。