7年前のブログ記事からです。
2008-05-24のWeblog からです。
さあ、入隊登録してみませんか?
まーだ、時間がありますので、
どうぞ
ごゆっくり、お考え下さいませ。
小さなピストルを撃つだけでも
想像を超える現実があります。
(私には、ゴメンです)。
シューティングレンジで2回ほど
銃を撃つ練習をした事がありました。
22口径と、
45マグナム(セルフメイド)弾でした。
案内者は趣味として週一回は撃っていて、
火薬の量を自分で増量したりするほどで
銃が好きで好きでたまらないという人
でした。
銃発射の訓練として、まずは手と体に
銃を馴染ませることからはじめました。
銃を手にとって握り締め、しばらくは、
重さの感覚や、標的の狙い方などを、
教わりました。
次は弾込めでした。見よう見まねで
銃弾を込めるのですが、弾倉のバネが
以外に硬く、力を入れないと、うまく
弾を込める事が出来ませんでした。
なにかの拍子に弾が暴発しないかと
おっかなびっくりでの弾込めですから、
緊張してしまいました。
そして、防音のためには、
イヤープロテクターは必ずつけます。
位置に立ち、引き金を引きました。
22口径はOKでした。意外にも軽く
感じました。こんなものなのかー、と
いう感じです。でも45口径は違いま
した。一発撃つ度に、防音していても
耳の鼓膜がキーンとしました。
耳が結構痛くなりました。
撃ち尽くして弾がなくなると、
インターバルのあと、銃弾込めを
繰り返しました。
(銃弾の値段は以外に高価だそうです)
銃弾を発射しますと、轟音とともに
銃口から火を吹きますので、
銃身が熱くて触れませんでした。
引き金を引く度に耳が痛くなりますから
そんなに楽しい事とは私には感じられま
せんでした。25mほど先の標的を
いくつも外してしまいます。
もしも?現実に、人に向けて引き金を
引くことができるかを想定もしてみまし
たが、私には無理だと感じました。
しかし、職務として慣れて
しまえばどうって事はないのではないか
とも感じました。
・・・・・・・・・
ときおり、テレビやネット等で
勇ましい方達の
ご意見などを目にする度に、
実戦を戦う当事者としての、
市街戦や接近戦での銃の威力、
狙撃の恐怖、耳の痛さ、が想像され、
私には
『ゴメンなさいとしかいえません』。
でもー、いざっという時には・・。
きっちりやりますよーー・・。
入隊の申し込みについては、
まだ、少し、時間がありますから、
あわてないで、どうぞ、ごゆっくり
時間をかけて、お考え下さいませ。
おわり