カルメン・デロリフィチェ
(carmen dell'orefice)アメリカ出身
78歳の現役ファッションモデル
美しさの秘訣は、何なんでしょうか?
どのようにしたら、カルメンさんのよう
に、綺麗に年を重ねていくことが
できるのでしょうか・・・?
岸恵子さんも ほぼ同い年です。
お二人とも、どことなく面影が
似ていらっしゃるように思います。
アメリカでホテル暮らしをしていた頃、
毎日一度は外食でした。
しかも、たいていお一人様。
当初、私にとってアメリカ人の一食分は量が多すぎたので、出されたものを全部平らげていると
すぐに体型が変わるだろうということは容易に予想されました。
でも、食いしん坊の私は品数多く料理を食べたい。
そんな時アメリカでは、食べ残した料理を店員さんにお願いすると、
[持ち帰り用に無料で
パックしてくれるシステム]
「Doggy Bag・ドギーバッグ」と呼ばれる
習慣がありました。
食が細そうに見えるせいか、店員さんにさりげなくお皿を指して目で合図するだけで、「はいよ!」ってな感じでお皿を下げに来てくれて、パックされた残り物を紙袋などに入れて持ってきてくれるのです。
日本にはないこの習慣は、とても意外で嬉しいものでした。
アメリカ人には、コーラが好きでよく飲んでる人がいたけれど、いくら『ダイエットコーク』だって、しょっちゅうがふがふ飲めばダイエットにはならないでしょう、と思うのは一部の人だけなのでしょうか?
『ダイエットコーク!』と注文する人が (たとえそれが3Lぐらいのサイズでも)、『身体のことを気遣っているからね』と言わんばかりにニコニコしているのを、最初はくすっと笑って見ていた私でした。
ところが、だんだんアメリカの食の常識を身体で覚えていった私は、しまいには”サイズがバカデカイのが売りのバーガーキング”以外のハンバーガーを見ると、『なんてケチくさいサイズなの!? こんなの一口だわ。』と思う始末でした。環境に慣れるとはこういうことなのでしょうか。
もったいない精神がやや復活の兆しのある日本で、牛のように食べ続けるタレントがもてはやされたり、大食いを賛美する番組などがたまに放映されていますが、一体誰が過食を奨励しているのでしょうか?
食べ物自給率の低い国で過食を奨励し、成人病患者を増やし、医療費を天文学的に増大させながら、食料不足を深刻にするという巧みな陰謀が企てられているのでしょうか?
それならば、来るべき食糧危機に備え
て、小量の食べ物でも足りる身体づく
りに取り組まなければなりませぬ。
そうです、微食のすすめ!です。
たとえ、お店に食料がたくさんあっても
値段が高くて買えない状況は、
もう、りっぱな食糧危機なのです。
それは何年ごろから始まるのかって?
もうとっくに始まっていますよ!
・・・・微食のすすめ!。
おわり
(carmen dell'orefice)アメリカ出身
78歳の現役ファッションモデル
美しさの秘訣は、何なんでしょうか?
どのようにしたら、カルメンさんのよう
に、綺麗に年を重ねていくことが
できるのでしょうか・・・?
岸恵子さんも ほぼ同い年です。
お二人とも、どことなく面影が
似ていらっしゃるように思います。
アメリカでホテル暮らしをしていた頃、
毎日一度は外食でした。
しかも、たいていお一人様。
当初、私にとってアメリカ人の一食分は量が多すぎたので、出されたものを全部平らげていると
すぐに体型が変わるだろうということは容易に予想されました。
でも、食いしん坊の私は品数多く料理を食べたい。
そんな時アメリカでは、食べ残した料理を店員さんにお願いすると、
[持ち帰り用に無料で
パックしてくれるシステム]
「Doggy Bag・ドギーバッグ」と呼ばれる
習慣がありました。
食が細そうに見えるせいか、店員さんにさりげなくお皿を指して目で合図するだけで、「はいよ!」ってな感じでお皿を下げに来てくれて、パックされた残り物を紙袋などに入れて持ってきてくれるのです。
日本にはないこの習慣は、とても意外で嬉しいものでした。
アメリカ人には、コーラが好きでよく飲んでる人がいたけれど、いくら『ダイエットコーク』だって、しょっちゅうがふがふ飲めばダイエットにはならないでしょう、と思うのは一部の人だけなのでしょうか?
『ダイエットコーク!』と注文する人が (たとえそれが3Lぐらいのサイズでも)、『身体のことを気遣っているからね』と言わんばかりにニコニコしているのを、最初はくすっと笑って見ていた私でした。
ところが、だんだんアメリカの食の常識を身体で覚えていった私は、しまいには”サイズがバカデカイのが売りのバーガーキング”以外のハンバーガーを見ると、『なんてケチくさいサイズなの!? こんなの一口だわ。』と思う始末でした。環境に慣れるとはこういうことなのでしょうか。
もったいない精神がやや復活の兆しのある日本で、牛のように食べ続けるタレントがもてはやされたり、大食いを賛美する番組などがたまに放映されていますが、一体誰が過食を奨励しているのでしょうか?
食べ物自給率の低い国で過食を奨励し、成人病患者を増やし、医療費を天文学的に増大させながら、食料不足を深刻にするという巧みな陰謀が企てられているのでしょうか?
それならば、来るべき食糧危機に備え
て、小量の食べ物でも足りる身体づく
りに取り組まなければなりませぬ。
そうです、微食のすすめ!です。
たとえ、お店に食料がたくさんあっても
値段が高くて買えない状況は、
もう、りっぱな食糧危機なのです。
それは何年ごろから始まるのかって?
もうとっくに始まっていますよ!
・・・・微食のすすめ!。
おわり