アシュレイ・ジャッド
Ashley Judd
イタリア系アメリカ人の父と、後にカントリーミュージシャンとなるナオミ・ジャッドの間に生まれる[1][2]。異父姉に同じくカントリーミュージシャンのワイノナ・ジャッドがいる。1972年に両親が離婚したため、1994年にケンタッキー州に移住。そこでは貧しい生活を送ることになった。一家は水も電話も電気もないことがあったという。寂しい幼少期を支えたのは読書で空想に浸ることだった。母ナオミがワイノナとカントリーデュオ「The Judds」を組んでデビューし、成功を収めたことで、生活が上向く。
大学入学前にはモデルの仕事をし、来日もしている。その後、ケンタッキー大学に入学し、フランス語を専攻、また人類学と女性学、美術史、そして演劇を副専攻にした。フランスに留学したが、女優になる夢を追い、大学を中退し、ハリウッドへ移住。ウェイトレスなどの仕事をしながら、演技の勉強をした。ケンタッキー大学には復学し、2007年5月に卒業を果たした。
女優として最初の仕事は、1991年のテレビシリーズ『新スタートレック』。その後もテレビドラマで仕事をし、映画界には1992年の『Kuffs』でデビューする。1995年の『ヒート』と1996年の『評決のとき』で大きな役ではないながらも注目を浴び、1997年の『コレクター』と1999年の『ダブルジョパディー』で主役に抜擢される。両作品では、アクションをこなし、また、芯の強い女性を演じている。
主役を演じた2001年の『恋する遺伝子』と2002年の『ハイ・クライムズ』が興行的に成功しなかったため、また結婚した事を機に、以降は主演として演じる機会が減っている。 ホンダの軽自動車 ライフ のテレビCMに出演していた。
私生活 [編集]
野球選手のブレイディ・アンダーソンや歌手のマイケル・ボルトン、俳優のマシュー・マコノヒーやロバート・デ・ニーロと交際したことがあり、インディ・レーシング・リーグなどで活躍するダリオ・フランキッティと2001年に結婚。現在は夫の母国のスコットランドと牧場のあるテネシー州の2ヶ所で暮らしている。
主な出演作品 [編集]
- 『ヒート』 Heat (1995)
- 『スモーク』 Smoke (1995)
- 『評決のとき』 A Time to Kill (1996)
- 『ノーマ・ジーンとマリリン』 Norma Jean & Marilyn (1996)
- Normal Life (1996)
- 『コレクター』 Kiss the Girls (1997)
- 『サイモン・バーチ』 Simon Birch (1998)
- 『ダブル・ジョパディー』 Double Jeopardy (1999)
- 『あなたのために』 Where the Heart Is (2000)
- 『氷の接吻』 Eye of the Beholder (2000)
- 『恋する遺伝子』 Someone Like You (2001)
- 『フリーダ』 Frida (2001)
- 『ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密』 Divine Secrets of the Ya-Ya Sisterhood (2002)
- 『ハイ・クライムズ』 High Crimes (2002)
- 『五線譜のラブレター』 De-Lovely (2004)
- 『ツイステッド』 Twisted (2004)
- Come Early Morning (2006)
- 『BUG/バグ』 Bug (2006)
- 『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』 Crossing Over (2009)
- 『妖精ファイター』 Tooth Fairy (2010)
おわり
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