みなさんこんにちは、はぴです。
一世を風靡したアビーと呼ばれる会社がありました。
主にPCケースを販売していて、アルミ製の筐体はしっかりとした精密な作りでなかなか評判が良かったようです。
2018年末に破産ということになり、コンピュケース・ジャパンが商標権譲渡、販売、サポートを引き継いでいます。
そんなだったアビーですが、ADIVAなるハイレゾ音源対応のデスクトップPCを販売したのは2015年4月22日とおよそ4年前の事。
オーディオPCという静粛性が必要なPCというのもアリとは思います。思いますが、当時としてはやや斜め上の路線を目指したようでAMD E1-2100のAPUを搭載したGA-E2100Nマザーを使用したADIVA K1が15万9,800円。
Celeron J1900を搭載するASUS J1900I-Cマザーを使用したADIVA K10が22万9,800円という、自作PCを嗜む身としてはそのハイエンドなお値段にビックリしていました。
でもでも、PCケースとしてみた場合、このADIVAに使用されている筐体はアビーらしいしっかりした造形と思われて(もちろん値段の価値としては適切な値段があろうかと思います)。
専用のケースなので通常のMINI-ITXマザーはバックパネルが合いません。
ならばっ!ということで、
バックパネル部をDIY工作して開口することにしました!
普通にバックパネル部の穴あけ作業です。
それなりに値段のするシロモノ(中古)だったので覚悟を決めるためにしばらく放置してました・・・
作業の前にバックパネル部の位置確認です。
このADIVAに使われているMINI-ITXマザーはASUS J1900I-Cというもの。
手持ちの在庫マザーで位置決めにつかえそうなマザーはASUS J4005I-Cです。
こちらが、ASUS J4005I-Cとそのバックパネルを取り付けた状態。
こちらが、ASUS J4005I-CのバックパネルとADIVA内蔵のASUS J1900I-Cを取り付けた状態。
左側のPSポートとUSB部分から、右側のオーディオ出力端子まで、横位置がほとんどピッタリ状態。
HDMIコネクタが右にちょっとずれているのと、PSポート部の高さが合っていないくらいですね。
ASUS J4005I-Cと、ASUS J1900I-Cのマザーボード比較。
マザー実装に関しては大きく違っています。
バックパネル部の比較、上がASUS J4005I-C、下がASUS J1900I-Cです。
こちらに関しては、流用できるくらい似通っています。
先ほどのASUS J4005I-CのバックパネルをADIVAのPCケースのオーディオ出力端子を中心に合わせてマスキングテープで合わせていきます。
他の一般的なPCケースの開口部のサイズを測りやや小さめにマスキングテープで合わせます。
小さめのサイズにして最終的に鉄やすりで削る方向です。
マスキングテープで合わせたサイズは短辺方向に約44.5mm
長辺方向には約158mmです。
こういう時に便利なのが、ハンドニブラー。手作業ですがじっくりしっかり金属を切り取ることができます。
このブログを開くきっかけとなったkakuさんに頂いた便利グッズです。
作業初めの入刀が(出来ている物を壊すようで)覚悟が入りましたが、一度入れてしまえば(後戻りできないので)黙々と作業を続けられました。
中央部分のパネルをがっつりと切り取りました。
そのあと外周部を大まかに切り取り、形をつくります。
そのあと、215mm、中目の鉄やすりで削りながら形を整えていきます。
最終的にマスキングテープで目印した範囲よりも1mmほど外側に削ることになりました。
バックパネルはピッタリ。
ややきつめかなといった感じです。
マザーボードを取り付けてもピッタリ合います。
加工成功であります!(良かった。)
加工後の寸法は、長辺方向に約159mm。
短辺方向に約44mmとなりました。
USB DACを活用するオーディオPCでの旗艦マシンとして使うケースにする予定です。
にほんブログ村
最新の画像[もっと見る]
- Gen5 SSDを8枚使ってRAID 0を夢見る~Ryzen Threadripper 7000シリーズの底力 11ヶ月前
- Gen5 SSDを8枚使ってRAID 0を夢見る~Ryzen Threadripper 7000シリーズの底力 11ヶ月前
- Gen5 SSDを8枚使ってRAID 0を夢見る~Ryzen Threadripper 7000シリーズの底力 11ヶ月前
- Gen5 SSDを8枚使ってRAID 0を夢見る~Ryzen Threadripper 7000シリーズの底力 11ヶ月前
- Gen5 SSDを8枚使ってRAID 0を夢見る~Ryzen Threadripper 7000シリーズの底力 11ヶ月前
- Gen5 SSDを8枚使ってRAID 0を夢見る~Ryzen Threadripper 7000シリーズの底力 11ヶ月前
- Gen5 SSDを8枚使ってRAID 0を夢見る~Ryzen Threadripper 7000シリーズの底力 11ヶ月前
- Gen5 SSDを8枚使ってRAID 0を夢見る~Ryzen Threadripper 7000シリーズの底力 11ヶ月前
- Gen5 SSDを8枚使ってRAID 0を夢見る~Ryzen Threadripper 7000シリーズの底力 11ヶ月前
- Gen5 SSDを8枚使ってRAID 0を夢見る~Ryzen Threadripper 7000シリーズの底力 11ヶ月前
2 コメント
コメント日が
古い順 |
新しい順
- 参考になりました。 (GAOGAO)
- 2020-08-31 06:46:57
- ADIVAを持っているのですが,さすがに性能的に不満を感じるようになりました。まだ,穴を開ける勇気はありませんが,いつか改造にチャレンジしたいと思います。
- 返信する
- 改造がいらないマザーボードはありませんか? (ToM)
- 2021-01-30 09:39:39
- 初心者でスミマセン。ADIVA K1を持っていますがケースを改造しないで別のマザーボードn変えることはできませんか?
- 返信する
規約違反等の連絡
コメントを投稿
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。