さっさ日記

2011年4月からプラントエンジ会社勤務。ただいまベネズエラに出張中

農業します.

2007年10月03日 | 持続可能な社会
サステナビリティーカレッジのメーリスでまわってきた,

TeamLAP(地域活性化プロジェクト)
http://teamlap.net/

という活動に参加することにしました.
10人ちょっとの学生が参加し,4軒ある受け入れ農家さんの所に,月に一度泊めていただきつつ,農業体験しつつ,地域活性化についてアクションを起こすことが目的です.
場所は茨城県の行方市.

9月28日金曜の夜に到着.
受け入れ農家さんには,小学生から幼稚園まで3人の子供さんがいらっしゃって,にぎやかなんだなこれが!
そして,さっそく1時ごろまで語り合い.

9月29日土曜日

首都圏の消費者を招いて行われた,JAの「ふれあい祭り」のお手伝い.
800人分の味噌汁つくって,配って,片付けして,,,
10時から4時まで頑張りました.
その後,農家さん・学生・その他関係者で懇親会.
ビールじゃなくて日本酒です.
戻ってからは,1時過ぎまで農家さんと語りあう!


9月30日日曜日


雨が降り続け,農作業ができないので,午前中は耕作地を一通り案内していただいた.
8ヘクタールもあるので,けっこう時間がかかった.
行方はサツマイモの産地で,このあたりは沢山のサツマイモ畑!
サツマイモ一つ作るのも,とっても奥が深いんだなこれが.

午後はまたまた色々お話しを伺ったり,,,

ということであっという間の3日間でした.


てか,最近ブログを書く暇がない・・・

リサイクル工場見学

2007年06月12日 | 持続可能な社会
JFSカレッジの課外イベントで,リサイクル工場見学がありました.
訪れたのは,川崎にあるJFE環境の工場.
初めに概要を説明していただき,その後,実際に工場の作業風景を見学.
その際,用意されたヘルメット・上着・軍手をしました.
あと,機械の音がすごいので,一人ずつハンディーレシーバーを貸していただき,イヤホンで説明を聞くという形式で,ちょっとびっくり.

見学したのは大きくわけて,プラスティック容器・ペットボトル・家電のリサイクル工場.
1時間以上かけて案内していただいたのですが,プラスティックの処理場はやはり臭いがきつかったです.
これから夏場を迎えると,ここで働く人は大変だなあ...
なんて思いました.
工場の中には,授業で習った理論を使った様々な装置があり,授業もまんざら無駄じゃなかったんだなーと,少し救われたような気分でしたw
リサイクルをするにあたって,一番の鍵になるのが異物の除去のようです.
破砕用の刃なんかは磨耗が激しく,金属が入りこむと一発で破損してしまうそうです.
工場の方も
「一人ひとりが分別を心がけてほしい」
ということを声を大にしていました.

今回,リサイクル工場を見学して感じたこと.

リサイクルは手間がかかる.リサイクルを推進することはいいことかもしれないが,もっとよい仕組みづくりができるのではないか?
これからは技術よりも人の心が問われる時代かなー?

じゃあ,自分は何ができるんだろ?

ふぇあとれーど 学生懇談会

2007年05月22日 | 持続可能な社会
東工大の本館横にあるプレハブに、生協の学生懇談会によるフェアトレードの店舗がだされています。
これから2週間ほど開いているそうです。

写真は学生懇談会に参加している同じ学科の友人です。
机の上にあるのは、ジュースの空きパックを縫い合わせて作ったバックです。

他にも、クッキー、紅茶、コーヒー、スリッパ、かばんなどがあります。
少し値段が高いですが、興味がありましたら是非♪

サステナビリティーカレッジ

2007年04月23日 | 持続可能な社会
前回は,環境省の政策体験セミナーに参加した関係で,2ヶ月ぶりの参加でした.
今日は,”水”がテーマ.

水不足はなぜおきるの?
このまま人口が増えたら?etc...

について,東大の沖先生の講演.
個人的には,水問題に関しては,

”水はなくならない.絶えず循環する”
”バーチャルウォーター”(例えば,とうもろこしを輸入したら,とうもろこしを育てるのにかかった水資源を,輸出国に負担してもらっていることになる みたいな)

というところがポイントだと思いました.
このことを頭に入れてどう水と付き合っていくか...
ただ,自分は日本人だからか,あんま水に対して危機感がない気がします.

文系ゼミ

2007年04月19日 | 持続可能な社会
去年とっていた,文系ゼミを今年もとることにしました.

前期のテーマは,”EANET協定化交渉シミュレーション”です.
EANETとは,東アジアの酸性雨モニタリングネットワークのことで,東アジア全体での酸性雨への理解を形成し,取り組みについて話し合います.

ゼミの参加者は,EANET参加国の中からそれぞれ1国ずつを担当し,その国の酸性雨問題や,意思決定システムなどを調査...
最後に合宿形式で,各国の代表者になったつもりで,実際の交渉シミュレーションをします.

ゼミの先生は現在EANETの委員として活躍されていて,このシミュレーション結果を実際の交渉に役立てたいとのことです.

ところで,自分の研究テーマはNOのN2への分解で,これは主にディーゼルエンジンの排気ガスの浄化などを目的としています.
酸性雨の原因はSOx,NOxなので,今回のゼミの内容とはかなり関連性があります.
今まで,卒業研究と文系ゼミはまったく関係のないことになるだろうと思っていたのですが,ここにきてゼミと研究が一体的にとられられそうで,個人的にはうれしい限りです.

でも,これから忙しくなりそうです.
忙しいの好きなくせに,体はあまり強くないし,そんなに要領よくないので困ってます.
まあ,そこは熱意でなんとかカバーできれば.

地球船クラブ環境セミナー

2007年03月01日 | 持続可能な社会
 二日前にサステナビリティーカレッジのメーリングリストで、”地球船クラブ環境セミナー”の情報がまわってきました。FAXで申し込みと書いてありましたが、うちにはFAXなんてないので、メールで問い合わせたところOKとのことだったので、参加することに。
  
 このセミナーは2人の講師を迎えて基調講演をしていただく形式で、まず最初に環境省地球環境局の塚本直也さんが、「危機的な状況にある地球温暖化」と題して、主にIPCCで発表された温暖化に関する科学的データの大まかな解説をしてくださりました。
 次に東京学芸大学国際教育センターの佐藤郡衛教授が、「グローバル時代に求められる力とは」と題して、これからの日本人に求められる能力についてお話されました。
 
 佐藤教授のお話で一番印象に残ったのは、常に"しっかりと考える姿勢"が重要だという内容でした。考えることから想像力・発想力が生まれ、それを人に説明するためには論理力、表現力が必要となる。更に批判的思考力(相手のいいところ、悪いところを判断する)をつけることで、議論を深めると同時に、自分の考えをより強化できる。。。
 物事を前にすすめていくためには、"自分で考える"ことがなにより大切であることを改めて認識しました。


 塚本さんが質疑応答の時、日本人は欧米に比べて"社会へのオーナー意識が低い"とおっしゃっていたのも、なるほどと思います。だから様々な社会問題に対して、”自ら変えていこう”という考えではなく、”なんとかしてくれないだろうか”という考えになってなってしまうのでしょう。このことが、欧米と日本を比べたときの、環境問題に対する意識の差として現れているという説明は納得できる気がします。



 でも、どうすれば現状を変えることができるのでしょうか。

それは、我々一人ひとりが自分の頭で”考え”、”行動する”ことにかかっているのでしょう。
 

サステナビリティーカレッジ 第5回

2007年02月22日 | 持続可能な社会
神田川のほとりにある江戸川公園にて。気持ちよさそうです。

さてさて、今日はサステナビリティーカレッジ第5回目です。
大岡山から早稲田経由で(上の写真はその時のもの)東京駅近くの会場へ行きました。
電車に乗ったら往復で620円かかりますが、自転車ならタダです。またクリーンなエネルギーで環境への負荷が小さく(二酸化炭素を若干排出)、しかも体力つきます(笑)

講師は国立環境研究所(一時期環境庁の行政官兼任)の森口祐一さん。
京大工学部衛生工学科を卒業とのことですが、2日前にお話をうかがった環境省の水野理さんもたしか京大の衛生工学科卒でした。これは偶然でしょうか?それとも、環境省には京大の衛生工学科出身者が多いのでしょうか??


今日のテーマは、”資源の循環と持続可能な生産・消費”。
とくに興味深かったのは、"エコロジカル・リュックサック"という考え方です。
これは製品をつくるために、どれだけの廃棄物を出すのかを示す指標で、例えば、1トンの銅が生産されるまでの物質の移動過程をたどってみると、

鉱石300トン→精鉱6トン→金属1トン

このとき銅のリュックサックは300-1=299となります。   



しかし、精鉱の状態で輸入し、これを"原料"としてしまうと、

原料(精鉱)6トン→金属1トン

という考えから、リュックサックは6-1=5となってしまいます。
これでは、現状を正確に表現できていません。
実際、このようなことが沢山起きていて、目に見えない部分をいかに反映させるかということが、問題になっています。


これは環境問題に限ったことではありませんが、"現状をいかに正確に把握するか"ということが、問題解決の大きな一歩になるのだと感じました。


サステナビリティーカレッジ3回目

2006年12月19日 | 持続可能な社会
 夜から八重洲の大和証券本社であった、サステナビリティーカレッジの3回目に行ってきました。今日は環境エネルギー政策研究所の飯田哲也さんのレクチャーで、エネルギーについてのお話でした。
 日本では未だに原子力発電が推進されていますが、ドイツでは風力発電など自然エネルギーによる発電で、CO2の17%削減に成功し、今後も伸びていくだろうと予測され、また世界的な傾向として自然エネルギーの活用が盛んになっているという内容のお話でした。
 もともと原子核工学を専攻していらっしゃった方で、前2回の講義とは違いグラフなどを科学的資料を多用して、分かりやすいものでした。
授業の後に個人的に質問をさせていただいたのですが、将来環境分野で活躍したいと思うなら、修士で環境系の研究室に進んだ後、交換留学のような形で留学し、できれば海外で博士を取得すべきとのことでした。日本の大学ような生ぬるい環境ではなく、学生の意識が高い海外でもまれて、しっかり勉強することが必要だとおっしゃっていました。

もちろん、この意見も数ある選択肢の一つに過ぎませんが、何かを深くやるにはそれなりの覚悟と情熱、そして努力が必要だということを再認識しました。
大学に入ってからはサークル漬けで、将来のことなんてほとんど考えていませんでしたが、これからは飯田さんから伺ったことを参考に、この方向で真剣に考えてみようと思います。

まずは目の前の勉強か。。。ぐは


あと、蛇足ですがサステナビリティーカレッジは、ちかく追加募集があるそうです。
明日あたりには掲載するそうです。
http://www.japanfs.org/ja/college/index.html