さっさ日記

2011年4月からプラントエンジ会社勤務。ただいまベネズエラに出張中

飛行艇に体験搭乗

2007年09月09日 | 退院後 in 広島
海上自衛隊の岩国航空基地で、航空祭がありました。
で、飛行艇に体験搭乗できることに!

搭乗したのは、US1という救難飛行艇。↓


祖父と友人と3人で乗りました。
飛行経路はこんな感じ。(うる覚え。あまり正確ではありません)


滑走路から離陸後すぐに右旋回して、高度を2500フィート(750m)に維持したところで、機内を自由に見学させていただきました。



まずは当然コクピット。
頻繁に無線が行き交い、ピリピリした雰囲気。
旅客機と違って、パイロットがヘルメットをかぶっているのが、自衛隊らしいですね。



窓から外を見ると瀬戸内の島々が広がり、とても美しい眺めです。
昨日訪れた、江田島の幹部候補生学校も見えました。
こんな景色が毎日見られるのも、パイロットの特権ですね!

20分ほどの遊覧飛行を終え、飛行艇は穏やかに着陸。
ほとんど衝撃がありませんでした。
着陸速度が遅いことが大きな理由なのかな。

自分も祖父も友人も、大満足で飛行機を後にしました。



ちなみに、今回はヘリコプターの体験登場もありました。

ヘリコプターといえどもデカイです。
ズームで撮ると、けっこう迫力ありませんか?



さて、日も西に傾いた頃、この日行われた5回の飛行は全て終了。
地上ではすぐに給油作業が行われます。
作業員が手際よくテキパキと動いている光景は、一つの芸術です。




そして、この機体よりも一足先に任務を終えた飛行機は、整備員によってエンジンの点検が行われていました。

沢山の人の支えがあって初めて、一機の飛行機がとぶんですね。
感謝感謝。


あー楽しかった。やぱ飛行機最高!

広島周遊

2007年09月08日 | 退院後 in 広島
今日は父親・祖父と一緒に呉(くれ)に遠出しました。
戦中、呉に4年間徴用に出ていた祖父にとって、ここは思い出の地です。
まず、新しくできた海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)へ。
入館料は無料で、館内に入ると掃海業務(機雷の除去)について詳しい資料と説明があります。
具体的には、終戦後米軍により敷設された機雷の処理、朝鮮戦争・湾岸戦争時の掃海業務の歴史や、具体的な掃海方法及び、用具や機雷の実物が多数展示されています。
また、退役した潜水艦の内部が見学できます。↓


潜水艦の操舵室は、外が見えない飛行機のコックピットのようで印象的でした。
また、食堂のいすの下のスペースには、野菜が貯蔵されているのも面白かったです。

次に、江田島の海上自衛隊幹部候補生学校(旧海軍兵学校)へ。
海軍兵学校は、明治21年に東京築地からこの地に移転して以来、終戦までの間、日本の最高レベルの頭脳が集まる(東京帝大以上ともいわれる)、エリート学校でした。
戦後は旧海軍を前身とする海上自衛隊がこれを受け継ぎ、幹部候補生学校及び第一術科学校がおかれています。
戦時中は、米軍に爆撃されなかったため、築100年以上の建物も残っています。

旧海軍兵学校(現幹部候補生学校)


大講堂:大正6年(1917年)建設

校内には、戦時中特攻隊員として散っていかれた方々の遺品や手紙などが展示されている教育参考館があります。
「何度訪れても胸からこみ上げてくるものがある」と、皆さん口々におっしゃるのですが、この日は改修中ということで、入ることができませんでした。

学校のそばには、古鷹山(392m)があり、戦前と変わらず現在も学生が駆け登っているそうです。

100mほど登ったところにスタート地点があるそうで、一番早い生徒は18分で頂上に着くそうです。
自分が高校の登山部のとき、12kgの荷物を背負って山を駆け登ることをしていましたが、スタートから途中のピークまで(高低差340m)を最高19分台で登った経験があります。
もちろん、道の状況が違うので一概には言えませんが、
「自分が登ったら最高記録だせるかも」
と偉そうなこと考えてしました。
ただ、怪我をしてしまった今、左足が急坂にどれくらい耐えられるか…
なんか闘争心がくすぐられるなあw

帰りは、途中で車から降ろしてもらい、広島市の川沿いの遊歩道を散歩。

平和大通り


対岸左はNHK広島放送局の入ったビル

川沿いは結構静かです。
時間がゆっくりと流れる中、ベンチのおっちゃんのラジオからカープ中継が聞こえてくる。。。
やっぱ広島おるんじゃなあ思う瞬間です 笑

ちなみにカープは勝ちました。(いとめずらし)

俺がやらなきゃ誰がやる!

2007年01月19日 | 退院後 in 広島
岩国基地を見学した際に、格納庫内に掲げてありました。

さすが自衛隊。

トイレの小便器のすぐ上の壁には

「一歩前に!」

と書かれていました。

これは、狙ったものが目標から外れることのないようにするための工夫ですかね。
見るのを忘れてたんですが、大便器にはどんなこと書いてるんだろう??
「発射前 目標位置の 確認を!」
とか?
すいません。汚い話で。
内心ちょっと笑ってしまいますが、大学のトイレでも目標を外れた不発弾をたまに目にしますし、そう考えると笑えないですね。




ここから先は、もっと汚い話なので自己責任でお願いします。








そういえば、山小屋でバイトしてた時のトイレ掃除は大変でした。
朝起きて、トイレで用を足していると、大便のブースから

ブーッ!ブリブリー!

この音を聞くと、

「あーー、今日も爆弾落ちた・・・。」

と思ったものです。
便器の周りは大変なことになっていることでしょう。
標高2500mの山では、日中も最高気温は20度以下。
しかも、数日間の山歩きが続くので、体調を崩して下痢をしてしまう方はよくいらっしゃいます。
また、小屋のトイレは、下を見ると大量の白いウジ(ハエの幼虫)が、元気に動き回っているような和式のぼっとん便所なので、皆さん下を見たくないからか、爆弾が目標にちゃんと落下しないケースも頻発するんです。
特にお盆の時期はお客さんが大勢いらっしゃるので、被害も大きくなることは、簡単に予想できますよね。
掃除する方は大変なんですよ・・・。
下痢ならまだ許せますけど、後者については「ちゃんと落とせよ!!」怒りがこみ上げてきます。
それでも、

俺がやらなきゃ誰がやる!

と自分に言い聞かせて、頑張って掃除したものです。




夏休みが終わるころ、こえだめに溜まったモノは、タンクに移してヘリコプターで下界におろされます。このタンクに移す作業を、小屋では「お祭り」といっていました。過酷な作業ではありますが、皆さんお祭りのように半分投げやり状態になりながら、楽しんでやってました。

お祭りが終わった後、トイレはすっきりして良いのですが、問題も発生します。
肥溜めにたまっているのは、液体成分がほとんどで(タンクに移す時は、スコップを使用するため)、液面は便器から50センチほど下です。

爆弾が液面に命中すると、何が起こるかお分かりでしょうか??








下から高射砲の反撃を食らうんです。
ピンポイント攻撃ではないかと錯覚するほど正確に、さらさらな液体が跳ね上がってきます。
なので、落下させたらすぐに高度を上げて、退避行動をとらなくてはなりません。
小屋の中では誰もこのことを口にしたことはいませんでしたが、恐らく他の方も絶対同じ体験をしたはずです。

懐かしいな~。久しぶりに思い出したのでついつい書いてしまいました。

今や水洗便所が当たり前な世の中ですが、こんなきれいなトイレで用を足せるなんて、本当に幸せなことですね(しみじみ)。

基地見学で その2

2007年01月12日 | 退院後 in 広島
岩国航空基地の見学の際、訓練用のシミュレーターも見せていただくことができました。
シミュレーターは「操縦訓練講堂」という建物の中にあります。


中には救難飛行艇のUS-1と、ヘリコプターのシミュレーターがありました。
写真はUS-1のシミュレーターを外から見たものです。


外見は雑誌でよく見る旅客機のシミュレーターとほぼ同じですね。ただし、特注品なので一台30億円だそうです。すげー。
ちなみにUS-1は、こんな飛行機。


シュミレーター内部はこんな感じになっています。

コクピットにはアナログの計器ずらーっと並んでおり、フライトエンジニアの席もついてます。
ちなみに写っているのが友達のお父さん(=パイロット)。
離着水の際などの加速や振動、エンジン音などなど本当にリアルに再現されているそうですよ。実機に乗っているパイロットがそう言うんですから、間違いなさそうです。
あと、写真じゃ分かりませんけど、コクピット独特の"におい"もなんともいえませんでした。
う~ん、たまらんな~うひゃひゃひゃひゃ☆

久しぶりの診察

2007年01月09日 | 退院後 in 広島
1月6日に手術を受けた広島市民病院、1月7日にセカンドオピニオンをいただいた呉の大本整形外科を受診しました。

市民病院での診察:
主治医からは、あれだけの骨折にしては結果は良好であるとおっしゃっていました。
また、東京での摘出手術のために必要な情報をまとめたものを、いただきました。
次回は夏休みごろ受診する予定です。

大本整形外科での診察:
「術後5ヶ月にしてこれだけ回復しているとはすごいぞ!」と非常に喜んでくださいました。大本先生は先日、踵骨骨折の治療法に関する医師の教育ビデオを撮影しに、東京にいらっしゃったそうです。そこでひどい骨折の例として、僕のレントゲン写真も使ったんだとか。これからの踵骨骨折治療の一助になれば光栄です・・・。
また、歩いたりする際に感じる痛みは、位置からしてボルトの影響の可能性が高いということです。

受診後、帰りに父親と江田島までドライビングして、瀬戸内の海を見てきました。


この日は風が強く、むちゃくちゃ寒かったです。
岩場の風景はちょっと迫力ありました。


岩に根を張ってたくましく生きる松。
カッコイイ!!

基地見学で。 その1

2007年01月06日 | 退院後 in 広島

写真は、補助エンジン(APU)と境界層制御装置用エンジン(BLC)です(たぶん)。
APUは地上や緊急時の電源用。
BLCは着水時など低速時に、翼上面の空気の流れが剥離しないよう、フラップの付け根あたりから圧縮空気を噴射するために使用するものだそうです。
ちなみにこの飛行機の着陸速度は80ノット、着水速度は50ノット。
着水時はかなりの低速なので、BLQを使って無理やり浮かせているような不安定な状態です。そのため、過去には着水直前にエンジンの一基が停止し、姿勢が一気に崩れ墜落大破(乗員は一人を除いて死亡)した事故もあったそうです。

ほかにも、2機での訓練中、同僚の飛行機が原因不明の故障で、水柱を立てて落ちたという話も聞きました。
まさに命がけですね。パイロットは・・・

エンジンの取替え風景です。2基のエンジンは胴体内部に設置されます。


最後にネタをww

自衛隊も大変です。

岩国航空基地を見学!!

2007年01月04日 | 退院後 in 広島
高校友達のお父さんが、海上自衛隊の飛行艇パイロットということで、基地の見学をさせていただきました!

写真に写っているのは、最新鋭の飛行艇の試験機US-1改の2号機です。


前方から見るとこんな感じ。


飛行艇独特の"カツオ節"とよばれる構造がよく分かります。
これによって着水時の衝撃を緩和します。


さらにさらに、飛行機の中も見学させていただきました!


最新の液晶グラスコクピットです。
でも、友人のお父さんによると、「昔のアナログ計器の方が使いやすくてよかった」のだとか。
この飛行機の機内は与圧が可能で、今までは飛行できなかった高高度を飛行できるので、燃費が大幅に向上したそうです。エンジン出力の向上で操縦性が向上、さらに、操縦系はフライバイワイヤ方式となり、安全性も向上。
まさに、次の世代を担う飛行艇にふさわしいものに仕上がってます。
今後、量産型のUS-2が順次ロールアウトするとのことです。

まだほかにも色々見学させていただきましたが、続きはまた今度。
でわでわ

全国高校サッカー

2007年01月03日 | 退院後 in 広島
今日行われた全国高校サッカー3回戦で、広島の皆実(みなみ)高校が勝ちました!!
3戦とも0-0からのPK戦での勝利。
キーパーはPKで毎回2セーブくらいしてて、とても格好よかったです。
1回戦なんか、絶対実力的には皆実のほうが下だと思いますが、運というか最後まであきらめない気持ちが、この3勝利につながってるんだなと思いました。
PK不敗神話でもできそうな勢いですね!
自分も中3のときサッカー部で、県大会に出場しましたが、PKの時の緊張感は今でも思い出します。
ベスト4に進んだときはPKで勝利。準決勝ではPKで負けました。みんなで喜んで、みんなで泣いたあのころを思い出した今日でした。

今日も

2006年10月29日 | 退院後 in 広島
鈴ヶ峰に登りました。82歳の祖父と一緒に。
写真は頂上で撮った写真です。
途中何度も休憩しながら、1時間かかって到着しました。

しんでーしんでー(しんどいしんどい)

言いながらも、頂上に着くと、

ええ景色じゃのう♪

とご機嫌。
いい思い出になりました。

鈴ヶ峰

2006年10月28日 | 退院後 in 広島
今日はロッタと一緒に裏山の鈴ヶ峰に登りました。
退院以来初です。
ちなみに、ひと月前は登れませんでした。
高低差はは150mちょっとですが、ところどころ傾斜がきついので、スルスルとは行きませんでしたが、なんとか頂上までたどり着きました。
登っていて気づいた事がひとつ。
それは、山を歩くときは足首の動きがとても重要であるということです。
山道はでこぼこしてるし、石や根っこが飛び出したりしてるので、足首の柔軟性を使って、体のバランスをとることが、スムーズな歩行につながるようです。
左足と右足を比べてるとよく分かりました。

頂上ですが、↓

少しもやがかかってましたが、広島の平野と瀬戸内海が見えます。

また、すすきも茂っていて、
「あー秋だなー」
と実感しました。