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さっさ日記

2011年4月からプラントエンジ会社勤務。ただいまベネズエラに出張中

サステナビリティー

2006年11月28日 | 持続可能な社会
夕方から、大和証券本社でのサステナビリティーカレッジに出席しました。今日は国学院大学の古沢教授のレクチャーで、テーマは
「食・農・環境から地球を考える」
でした。ここで僕が感じたのは、持続可能な社会を考えた時、結局最後に重要になってくるのは、一人ひとりの考え方であり行動なのだということです。
いくら優れた技術を開発しても、一人ひとりのちょっとした心遣いや行動なしには、持続可能な社会は実現できません。例えば「リサイクル」。僕はどんなにリサイクル技術が進んだ国よりも、リサイクルする必要のあるものを出さない国の方が、はるかに優秀だし効率的だと思います。

”出さなくていいものはできるだけ出さない”
いらないものを出すと、それを処理するためにまた新たな出費・労力・エネルギーが必要になります。逆にいらないものを出さなければ、今までそれを処理するためにかけていた労力や出費を減らせますし、例えば電力使用量が減ったなら、それによって発電に使う燃料を削減でき、化石燃料の有効利用や二酸化炭素の削減につながるといった具合に、二次的、三次的な効果が期待できます。
 
 ”悪循環は悪循環を生み、好循環は好循環を生む。”

このことを、私たちはよく理解する必要があると強く思いました。
持続可能な社会実現の鍵は、一人ひとりの意識改革ではないでしょうか。これを成し遂げられた国が、今後、世界におけるリーダーシップを発揮できると思います。
じゃあそもそも、言ってる本人はどうなんだ?と言われれば、自分も偉そうに大きなことを言える分際じゃないです。ただ唯一胸を張って言えることは、「出されたものは残さず食べる」という信念をいつも貫いていることでしょうか。これで少なくとも自分が残飯をだすことはありませんし、消化されて僕のエネルギーとなります。今まで我慢して食べていたものが、最近美味しく感じられてきたことは、二次的効果ですかねw