さっさ日記

2011年4月からプラントエンジ会社勤務。ただいまベネズエラに出張中

サーキットライター 電装

2006年05月28日 | Meister作業関係(そのほか)
電装班2年の岡田君です。
彼は今、サーキットライターというものを使って、基盤を製作中です。

サーキットライターは、見た感じ小さなNCフライスで、簡単に言えばコンピュータ制御のドリルといったところでしょうか。
いま削っているのは上が導体、下が不導体でできている金属板です。
ドリルで金属板の表面を不導体部分まで削ると、削ったところの両側どうしでは、不導体に邪魔されて、電気が流れません。
この性質を使って回路を作ります。
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・金属板を上から見た図

導体(電気を流す)    

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不導体(電気を流さない) ←導体が削られ、上下方向には電気は流れない    
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導体(電気を流す)

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岡田君によると、
利点は、基盤を小さくできること。
欠点は、一度作ったら修正がきかないことだそうです。

ブレードの張り合わせ作業 その2 ペラ班

2006年05月28日 | Meister作業関係(そのほか)
 リブの上に発砲ウレタンが盛られています。
 写真に写っている、ペラ設計の村田さんが手に持っているのは、リブをやする時に使う型紙です。カーボン板の上にあの紙を貼り付けて、線のところまでやすっていきます。
 

 この時期一番忙しい班は、ペラ班とフェアリング班。
今日は他に、コクピが修復作業を行っていて、翼班は、少し壊れた後縁を付け替えています。

人力ミーティング

2006年05月28日 | テストフライト
午後から人力飛行機部門のミーティングを行い、被害状況の確定及び、修復の見通しの報告、そして、なぜ今回のようなことが起こったかについて、映像を見ながら検証しました。
 
フレームに関しては、明日には修復が完了する見通しです。
次回からは、ちゃんと車輪の部分だけが折れるように、車輪取り付け部分を変更することになりました。

全体としても、損傷は軽微で、次の土曜日にはTFができそうです。

今回の事故の様子ですが"とりっぱ"にものってます。。。
映像もYouTubeにあるそうです。

2個目のフネ製作

2006年05月27日 | Meister作業関係(そのほか)
 現在着々と、2個目のフェアリングを製作しています。おそらく、こちらが本番でも使われることになります。
1つ目の方は、いわば試作のようなもの。これまでのTFなどを通して、1つ目はまだ横幅に余裕があるのがわかったので、2個目ではさらに数センチ削ることになりました。
 

フェアリング修復

2006年05月27日 | Meister作業関係(そのほか)
 フェアリングは、フネの部分の損傷は割合軽かったので、次回のTFまでに応急処置をして、なんとかつけられそうです。
 
 昨日のTFでは前輪の根元が吹き飛んだあと、桁がフェアリングの床に乗っかって、最後はソリみたいな感じで滑ったんですが、もしフェアリングがなかったら、更に桁の中央部分が折れていた可能性があり、この程度で済んだのは不幸中の幸いだったようです。
 
 
 写真は熱縮フィルムを貼りなおしているところ。最初しわしわだったフィルムが、ヒートガンをかけると、縮んでどんどんしわがなくなっていく様子は、見ていて楽しいです。

桶川TF3回目 ブルシ洗い

2006年05月26日 | テストフライト
 一年生はいつものように、ブルシ(ブルーシート)洗い。
写真ではみんな笑顔ですが、
今日は、曇っていて気温が低く、ブルブル震えながらのブルシ(ブルブルシート)洗いでしたw

撮影するとき一年生のひとりが、

この気温(寒さ)も一緒に撮ってくれ~~!!

と叫んでいたのが印象的でした。

一年生の皆さん、および、一緒に加わっていた2年生の山ちゃん、寒いなか本当にありがとうございました。
くれぐれも風邪を引くことのないよう。

桶川TF3回目 修理作業

2006年05月26日 | テストフライト
 帰ってきたら、その日のうちに修理に入りました。幸い、桁の根元以外に損傷はなく、来週までに修復できる模様です。
 また、日曜日に全体で集まって、被害の確定および、事故の検証をすることになりました。
 
写真はコクピ班のマナムです。

桶川TF3回目 ビデオ取り込み

2006年05月26日 | Meister作業関係(そのほか)
 TFから帰ってきたら、すぐにビデオ映像をパソコンに取り込んどきました。
映像をみると、いろいろまずい部分が浮かびあがってきました。
 ある程度しょうがないミスもありましたが、明らかに防げたミスもあり、これからそれらをまとめて、ミーティングで話しあい、次回また同じようなことが起こらないようにしたいと思います。
 
写っているのは、p@wo(パヲ)です。

桶川TF3回目 バコーン

2006年05月26日 | テストフライト
 さてTFですが、電装のトラブルがあったものの解決し、その他は問題なく、また、風もほとんどないという絶好のコンディションで始めることができました。

一回目:ジャンプ

前回ジャンプなのに浮かせすぎたので、浮いたらすぐ落とすことに。

「3、2、1、スタート」

今日はオンボードカメラを載せたして、前回より重いためか、後輪が浮いた後なかなか浮かず、、、そのまま減速。

しかし、減速がかかってもなかなかブレーキがかかる気配がなし。

進路が少し左にそれていたので、

「このままだと緑地帯にでてしまうな~」

と思いましたが、

「滑走路灯もないし、まあ大丈夫だろ!?」

と思い、ラダーも切らずにそのまま草地へ。

その瞬間、前輪付近から

バコーン

という音がすると同時に、フェアリングが一気に持ち上がり、ペラもストップ。


前輪が吹っ飛んでました。前輪だけならそのまま、車輪取り替えるだけでよかったのですが、車輪のついた桁にあるリングがせん断したため、そのままTF中止。

原因はおそらく、緑地帯のぬかるんだ粘土質の土に車輪がめり込み、前輪がロックしたことによる、車輪の根元への集中荷重です。

写真はビデオからとってきた画像です。前輪が折れて、前につんのめってます。