静かな里山歩き散歩のスナップで遊んでいます。
遊山徒然日記
忘年会、食べ、カラ歌・・・疲れた
4月から新しい仲間でスタートして、早、8ヶ月いろいろありました。
とりあえず喋って、食って、飲みました。
お酒の力を借りて、ますます饒舌になる人
去年の轍を踏まないようにアルコールは控えて
乾杯だけで、食べまくる人♪
わたしは、明日の山行きが気になりつつも飲んでしまう(根性なし!)
一次会で、帰るつもりが、拘束されてカラオケへ(忘年会なので我慢!?)
忘年会シーズンとあって、カラオケ屋さんは大賑わいでした。
やっと、終わって、三次会は無罪放免!歩いて帰りました。
疲れた~ぞい!
はぁ~、二日酔いで、くじゅう歩きは無理だすなぁ~
くじゅうのサンダーバード4号
くじゅう法華院温泉山荘のサンダーバード4号、カワサキミュール2510 オープンデッキ【法華院温泉山荘のホームページの記事紹介より】です。12月1日、中岳より下山して、法華院で昼食を食べた後、のんびり山荘の周辺を散策した時に撮影させていただきました。
法華院温泉山荘には、くじゅうの国際救助隊!?が配備されています。山荘を訪れる登山客の送迎、食料等の運搬、そして遭難救助など法華院山荘を支える縁の下の力持ちといったところでしょうか、日夜、サンダーバード1号から5号までと雪かきトラクターが活躍しているようです。サンダーバード4号の任務は主に、ガス缶の運搬や、空き缶、不燃物の運搬、運搬道の補修時の砂利運搬等で活躍しています。頼もしいですね。
サンダーバードといえば昭和30年代生まれの方たち(わたしもです)は懐かしい思い出ですね。我が家にはその頃、まだ、テレビがないので、近所の工業高校の先生のお宅に毎日お邪魔して、白黒テレビでサンダーバードを見ていました。夕ご飯を食べたら、急いで先生の家へ走りました。「ごめんください。テレビ見せてください!」といって、返事もないうちにさっさと上がりこみ、操り人形の国際救助隊サンダーバードを食い入るように見ていました。あとから親たちも恐縮して上がりこみ、テレビを一緒に見ながら談笑していましたね・・・。
まるで、映画ALWAYS三丁目の夕日のシーンのようでした。思い出すだけで胸がじ~んとします。懐かしいです。
とりとめもない話になりましたが、くじゅう法華院温泉山荘でサンダーバードを見て、遠い記憶が蘇ってきました。
やっぱり、くじゅうはいいな~。
法華院温泉山荘のコピーをお借りして・・・
くじゅうに感謝して、楽しみ、五感を研ぎ澄まそうです。
山荘のみなさんありがとうございました。来年もまた、遊びに行きます♪
諏峨守越
九重連山の正面登山口は長者原です。わたしが、くじゅう登山をする時は、やまなみハイウエーの牧の戸峠から長者原の中間地点に位置する大きな急カーブ通称、大曲(おおまがり)より登っています。長者原から入山する歩行時間と比較すれば個人差はありますが片道約30分から40分ほど短縮できる近道です。
最近は、星生山新道から入山して星生山、久住山、中岳などを歩いています。夏場は早朝に大曲を発てば、中岳より白口越へ降りて、白口岳へ登り稲星越より静かな鳴子山へピストンして、稲星山、久住山、肥前ガ城、扇ガ鼻などのくじゅうの稜線漫遊ができます。少々、堪えますが、体力の見極めと歩行訓練を兼ねて歩くと爽やかな達成感とともに、くじゅう連山の概要がわかります。
九重連山の帰りは、久住分れより北千里ヶ浜から、すがもりを越えて硫黄山登山道をゆっくりと歩いて下山します。今日、登ってきたくじゅうの山を顧み、また次回の山歩きを思い巡らしながら、振り返ると三俣山が望められ、感慨ひとしおです。
すがもり越は1995年10月、硫黄山が噴火するまでは、小屋番さんも常駐され、宿泊も出来ていました。しかし、噴火した後は立ち入り禁止となり、その後、昔の小屋は壊され、往時の小屋の石垣だけが残り、避難小屋として再建されて現在に至っています。夏山合宿のくじゅう縦走の帰りに、すがもり越で重いザックを下ろし、一本たてて、先輩よりビールを分けてもらい飲んだ懐かしい思い出があります。
写真は、12月1日、すがもり越(諏峨守峠)の石の道標です。漢字で、諏峨守越、カタカナやひらがなで「すがもり」の表記が一般的になりましたが、諏峨守を忘れるところでした。
今年のくじゅうの思い出のひとこま、諏峨守越です。
星生山から中岳を歩いてサプライズ♪
【写真は中岳の最後の登り】
12月8日(土)友人とともに、忘年登山には少し早いのですが大曲より星生山新道から星生山を辿り中岳を縦走してきました。天気は曇り、先週と比べると暖かく気温0度、車の駐車も先行者の1台だけで静かなものです。
7時25分大曲駐車空地を発ち、星生山新道の笹の急坂を登り始める。週半ばの降雨の後の冷え込みによって、登山道は凍りついていました。まだアイゼンを着用するまでもないのですが、登山靴で踏み込むとコツコツ、バリバリと音がします。新雪の後の登りはなんとか登れますが、凍りついた笹の登山道の下降はアイゼンが必要で慎重を要します。恥ずかしながら夏場でもわたしは、何度も尻餅を着いています。
9時30分星生山稜線に出る。気温氷点下5度、ガスがかかり風も強くなる。ジャケットとパンツを着用して防寒する。友人は寒さも忘れ風が吹く方向に着いた綺麗な樹氷に歓声を上げて写真を撮っています。冷たい風が頬と耳に当たりピリピリと痛み出してきました。
星生山山頂を9時38分通過、綺麗な樹氷を見ながら稜線を歩行、星生崎へ向かう稜線の様子です。
10時15分、久住分れ避難小屋へ降り立ち小休止。座っておられる方が永松さんでした♪
ほんの一瞬、ガスが切れて久住山が見えました。久住分れの避難小屋の横で休憩をしている時に、友人が「あの方は、ようこそ九重連山への永松さん」に似てる気がすると言い出しました。わたしは違うのじゃないと話していましたが、ガスが切れて久住山をカメラで撮っておられたので、失礼とは思いましたが「永松さんではありませんか」と、お尋ねしたところ「そうです♪」と答えられました。一度、三俣山でスライドしたことがあったのですが、今回はじめて対面しました。早朝から登っておられたようで、「御池は結氷していますよ。山であったら、いつでも声をかけてください」と会話をすることも出来てうれしい限りでした。
わたしが写した久住山はコレですが、永松さんの久住山は綺麗でしょうね。お会いできてよかったです♪忘年登山のサプライズでしたね。
天狗ヶ城の遠望、また風が強く吹き出してきました。
10時50分、御池(みいけ)に到着、気温氷点下6度から7度、先週は池の淵が凍っていましたが、今日は全面が結氷して氷の軋む音もします。御池は厳冬期の2月ごろ御神渡り(おみわたり)氷が中央で押し上がる神秘的な自然現象が見られます。池が凍りだすと悲しいかな湖面に石が投げ込まれます。氷の厚さを試されるのか割りたいのかはわかりませんが、冬だけしか見れない美しい風景です。投石は見るに耐えません。御池の氷は割らないで、そっとしててあげたいですね。
11時30分、中岳山頂、気温氷点下10度寒い、久住山は氷点下8度だったと登山者の方から聞く。山頂のお地蔵さんは氷に包まれていました。先週はここでブロッケンが見られ下山の際は青空も見えたのですが、今日は真冬の天候で凍りつきました。益々、風が吹き出してきましたので、早々に下山です。下山路では、団体登山ツアーと思われる登山者で混み合いました。
天狗ヶ城の岩に付着したえびの尻尾
久住分れより北千里ヶ浜を辿り、12時55分すがもり越の避難小屋で遅めのお昼ご飯。
きのこ入り肉うどんの大盛り♪唐辛子もいっぱい入れてもらい温まりました♪
硫黄山登山道から大曲へ向かう。2007年を締めくくる楽しい山歩きでした。
来年もまた、元気で、無理をせず、楽しく山を歩こう♪
散り際はきれいに
散歩道のいろはかえでが
やっと色づき、昨夜の雨で綺麗になりました。
天気予報では、明日から、いよいよ寒くなりそうです。
なんとか散らずに、あと少し、がんばってほしい。
今日から勤務先の早期退職募集がはじまった。
先輩が、わたしの傍へ座り、ぽつりと呟く
今度、やめる・・・。
散り際、引き際・・・
いろはかえでの舞う姿と先輩の呟きが重なる。
あと少し、がんばってください。
法華院で癒される
中岳では寒風に晒されて辛いものがありました。ガスで山頂から視界は広がらずとも満足しました。
ブロッケンと遭遇し、撮影できたことは大きな収穫です。いい思い出になりました。
10時40分山頂を下山開始、白口谷を下降して法華院へ向かいます。
山頂を下降した途端、皮肉にもガスが流れ青空が見え出してきました。また、中岳へ登り返したい空です。
《白口谷分岐》10時55分、稲星山から下山してこられた方と談笑、雲海が素晴らしかったそうです。
《白口岳》白口谷下降路から見上げてみました。山頂には誰も居ないようです。
《白口谷から平治岳、坊ガツル遠望》白口谷の水は枯れていました。
冬場この谷を登るのも面白い。(冬山装備で経験者と同行してください)
《平治岳と坊ガツル》冬枯れの坊ガツル、キャンプ場にはテントが見えません。
白口登山道取り付きに11時55分降り立つ、中岳は快晴みたいですね・・・。
法華院へ向かう小路より三俣山を望む。快晴無風、気持ちよい散策路です。
12時、法華院温泉山荘到着、山荘下のベンチで昼食大休止、背中を伸ばして昼寝をしたい春の陽気です。
今年はくじゅうへよく通わせてもらいました。元来、お天気に見放されていた雨男でしたが、喜んでいいのか雨に遇うことが少なかったですね。これも地球温暖化が原因なのでしょうか。くじゅうの山肌が至る所で崩落したり、踏み荒らされたりしている場所を目の当たりにすると、くじゅうへ足繁く通っていることが、自然破壊を冒しているのではと考えたりします。
ご来光登山に挑み、尻餅してカメラを壊して自己嫌悪。せっかく準備してもらったキノコうどんをガス切れでアルデンテで食べさせたこと。黒岳の下山の際は、白泉荘のご主人から長湯温泉まで車で送っていただくなど、いろいろとみなさんにご迷惑をおかけしました。反省しています。
大船山の紅葉を毎週追いかけ、紅葉の佳境では、ガスに巻かれ、撮影は散々であったことなど記憶に残る楽しい山行のひとつでした。来年はどんな山、出会いがあるのでしょうか。これからもくじゅう連山を労わり、やさしい山歩きをすることは変わりません。そして安全な行動を心がけ登山したいものです。
法華院温泉山荘に投宿して温泉にゆっくり浸かり、星空を眺め、山を歩いて過ごす。そんな山の楽しみ方を、いつかはしてみたいものです。
今日の山行が今年、最後のくじゅう山歩きになるのではと思っています。そういいながらまた、間隙を縫って、来週、ひょっこりと足を運ぶかもしれませんね♪
時間を忘れ、名残惜しく、思い出に浸り、いつまでもじっと、くじゅうを見ていました。
静かな法華院で少々、感傷的になりましたね。
春夏秋冬、楽しませてもらった、くじゅう連山に感謝です。ありがとうです。
わたしにとって、くじゅうは、やっぱり癒しの山ですね。
中岳でブロッケンと遭遇
先週の3連休は急用が飛び込み、予定していた山行が出来ませんでした。
九重連山では快晴の空と冷え込みにより初冬の素晴らしい光景がウェブで
レポートされていましたので、週末の山歩きが待ち遠しいものでした。
やまなみハイウエーは凍結注意の看板表示が設置されていましたが、気温が
高めで、何事もなく7時15分、大曲の駐車空地に到着です。
いよいよタイヤの滑り止めが必要なシーズンとなりました。
今年はタイヤチェーンを新しい物に更新しないと、くじゅうへは行けなく
なりますので、早めに準備が必要です。
紅葉見物のピークが去り、大曲には私の車を含め3台の駐車でした。
くじゅうに静けさが戻り、ほっとしています。しかし、師走にのんきに
山歩きする私は、普通じゃないのかもしれませんね(汗)・・・。
今日は、大曲よりスガモリ越しから、北千里浜を辿り久住分れより
御池へ向かいます。先週から御池は、綺麗に結氷しているようなので、
初氷を期待しながら7時25分、スガモリ越しへ歩き出します。
8時5分スガモリ越し到着、寒暖計は氷点下2度、スガモリ越しの鐘の引き紐は、新しいロープと付け替えられています。2人パーティが休憩を終え、北千里浜へ降りて行きます。今日はこの先行する2人パーティとコース取りが同じであったのか、法華院までは、同じルートを前後しながら歩きました。
北千里浜へ降り立つと硫黄山より強烈な風が吹き、寒い上に強風で涙がこぼれました。
久住分れに登りあがると、殆ど視界が利かず、久住山も見えませんでした。
9時25分、中岳御池の淵に到着。相変わらず視界は利かず、強風に煽られます。
期待していた御池の氷は解けて、僅かに淵が凍り付いていました。
仕方がないので、水位が下がった御池の淵を散策、氷点下5度寒い~です。
湖面は解けていましたが、シャーベット状の氷が淵に接岸して凍り始めています。
無理は承知で氷に乗ってみました。ミシミシ音がしたので、慌てて淵へ逃れました。
御池の淵でガスが切れるのを待っていましたが、埒が明かないので中岳へ向かいました。
9時55分山頂、氷点下1度、強風で体感温度は氷点下を遥かに下回っています。
寒くて、耳がちぎれそうでした。真冬の九重連山は防寒、暴風対策は北アルプス登山と一緒の装備が必要です。
中岳山頂のお地蔵さんも寒さに耐え、風花が付着しても笑顔です!?
中岳山頂でご来光撮影をされていた赤いジャケットの大分のカメラマンの方より、『ブロッケン現象が撮れるよ』と教えていただき、『ほんの一瞬なので、構えて待つように』といわれ早速、寒さに堪え、太陽を背にシャッターチャンスを待ち、何枚もシャッターを切りました。
コンデジですが何とか撮れたようです。カメラマンの方は、すでに30枚ほど撮っておられたようで、やっぱりデジタル一眼ですねと、カメラの話をしたところです。何しろ寒くて、鼻水、涙がチョチョギレ、耳は痛く、ほっぺは真っ赤になりましたが、おかげで何とかブロッケン現象を中岳で初めて撮影できました。ありがとうございました。
10時40分山頂を下山、白口谷分岐から法華院へ向かいます。
中岳よりガスの切れ間から稲星山の遠望。雲海の様子が気になりましたね。
白口谷より法華院は明日です。
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