中岳では寒風に晒されて辛いものがありました。ガスで山頂から視界は広がらずとも満足しました。
ブロッケンと遭遇し、撮影できたことは大きな収穫です。いい思い出になりました。
10時40分山頂を下山開始、白口谷を下降して法華院へ向かいます。

山頂を下降した途端、皮肉にもガスが流れ青空が見え出してきました。また、中岳へ登り返したい空です。

《白口谷分岐》10時55分、稲星山から下山してこられた方と談笑、雲海が素晴らしかったそうです。

《白口岳》白口谷下降路から見上げてみました。山頂には誰も居ないようです。

《白口谷から平治岳、坊ガツル遠望》白口谷の水は枯れていました。
冬場この谷を登るのも面白い。(冬山装備で経験者と同行してください)

《平治岳と坊ガツル》冬枯れの坊ガツル、キャンプ場にはテントが見えません。

白口登山道取り付きに11時55分降り立つ、中岳は快晴みたいですね・・・。

法華院へ向かう小路より三俣山を望む。快晴無風、気持ちよい散策路です。

12時、法華院温泉山荘到着、山荘下のベンチで昼食大休止、背中を伸ばして昼寝をしたい春の陽気です。
今年はくじゅうへよく通わせてもらいました。元来、お天気に見放されていた雨男でしたが、喜んでいいのか雨に遇うことが少なかったですね。これも地球温暖化が原因なのでしょうか。くじゅうの山肌が至る所で崩落したり、踏み荒らされたりしている場所を目の当たりにすると、くじゅうへ足繁く通っていることが、自然破壊を冒しているのではと考えたりします。
ご来光登山に挑み、尻餅してカメラを壊して自己嫌悪。せっかく準備してもらったキノコうどんをガス切れでアルデンテで食べさせたこと。黒岳の下山の際は、白泉荘のご主人から長湯温泉まで車で送っていただくなど、いろいろとみなさんにご迷惑をおかけしました。反省しています。
大船山の紅葉を毎週追いかけ、紅葉の佳境では、ガスに巻かれ、撮影は散々であったことなど記憶に残る楽しい山行のひとつでした。来年はどんな山、出会いがあるのでしょうか。これからもくじゅう連山を労わり、やさしい山歩きをすることは変わりません。そして安全な行動を心がけ登山したいものです。
法華院温泉山荘に投宿して温泉にゆっくり浸かり、星空を眺め、山を歩いて過ごす。そんな山の楽しみ方を、いつかはしてみたいものです。
今日の山行が今年、最後のくじゅう山歩きになるのではと思っています。そういいながらまた、間隙を縫って、来週、ひょっこりと足を運ぶかもしれませんね♪
時間を忘れ、名残惜しく、思い出に浸り、いつまでもじっと、くじゅうを見ていました。
静かな法華院で少々、感傷的になりましたね。
春夏秋冬、楽しませてもらった、くじゅう連山に感謝です。ありがとうです。
わたしにとって、くじゅうは、やっぱり癒しの山ですね。