鮭や鯖が記憶力と思考力を守る！？

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　　記憶力と思考力の低下を防ぎたいなら、地中海式食事法がお勧めだと、新しい大規模な研究は示唆しています。

　　鮭（サケ）や鯖（サバ）のような脂肪の豊富な魚をたくさん食べ、牛や豚のような赤肉を避けるべきだというのです。

　　サバのような脂肪の多い魚に含まれる n-3 不飽和脂肪酸は、地中海式食事法の重要な要素だと、この研究者は言います。この脂肪酸は、脳と神経系に有益であることが知られていて、他に、アマニ油、クルミ、豆類などに多く含まれます。_≫ 続きを読む
4/30/2013
関連：物忘れ、記憶力が気になる、脳の健康、

毎日 3 個の卵が善玉コレステロール値を改善！？

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　　卵は高コレステロール食品なので、健康上の理由で、卵の摂取を控えているという人々も少なくないかもしれません。

　　しかし、心臓血管疾患の高リスクの人々さえ、毎日 2～3 個の全卵を食べても健康に悪影響はなく、むしろ善玉（HDL）コレステロール値を改善すると、2 つの新しい研究が示しています。

　　卵は、HDL コレステロールの質を高めて増やす機能性食品であると、これらの研究は示しています。

　　HDL コレステロールは、血流中の悪玉コレステロールを回収して肝臓へと運びます。善玉コレステロールとも呼ばれ、動脈硬化を予防・改善します。

　　低い HDL コレステロール値は心臓血管疾患の高リスク状態であるメタボリックシンドロームの診断要素の一つでもあります。

　　世界的な慢性病の増加の負担を考えると、健康における食事と栄養の役割に特別な関心が寄せられています。_≫ 続きを読む
4/28/2013
関連：コレステロール値が気になる

睡眠不足の男性は精子が減少！？

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ぐっすり十分に眠るための努力が、男性の不妊症を防ぐためにも役立つかもしれません。

　　睡眠不足、眠れぬ夜に苦しむ男性は、ぐっすりとよく眠る男性より、不妊症になるリスクが増すようだというのです。

　　睡眠に問題のある若い男性は、精子の質が低下し、精子の数が 2～3 割も少なく、さらに（精子を生産する）精巣も小さいことを、新しい研究は発見しました。

　　現代人に広がる睡眠の問題、睡眠不足や睡眠障害は、若い男性の生殖力を大きく低下させる可能性があると、この研究は警告しています。

　　これまでに幾つかの研究が、睡眠時間や睡眠障害と、心臓病やがんなどのリスク、死亡率との関係を明らかにしました。

　　この研究は、睡眠の問題が男性の生殖能力、精子の質にも影響することを発見しました。_≫ 続きを読む
4/27/2013
関連：不眠症、睡眠の質、赤ちゃんが欲しい

「握り拳」が記憶力を高める！？

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記憶力を向上させたいなら、片手で握り拳（こぶし）をつくることが役立つかもしれないと、新しい研究は示唆しています。

　　この単純な動作が、一時的に脳機能を活性化させることで、記憶力を向上させることができるようだというのです。

　　学習の直前に右手を握りしめることが記憶の形成を助け、同じ動作を左手ですることがその記憶を思い出す能力を高めることを発見しました。

　　手を握りしめることが、記憶の情報処理と関連する特定の脳領域を活性化すると、この研究者は言います。

　　過去の別の研究が、右手を握りしめることは左脳の前頭葉を活性化し、左手を握りしめることが右脳の前頭葉を活性化すると示しています。

これは感情とも関係することも分かっています。例えば、右手を握りしめることは幸福か怒り、左手を握りしめることは悲しみか不安と関係します。

　　脳の記憶過程では、左脳は記憶情報のコード化、右脳はその検索に使用されると考えられています。

　　新しい研究は、片手を握りしめることが、その反対側の大脳を活性化させることによって記憶のコード化と検索の性能をそれぞれ向上させ、記憶力を高めることができるようだと示しました。_≫ 続きを読む
4/26/2013
関連：物忘れ、記憶力が気になる、脳の健康

食べたら 「 2 時間のウォーキングが必要！」が食欲を止める！?

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食事のカロリーを燃焼するために必要な運動量をメニューに表示することは、食欲を抑え食事量を減らすために有効であると、新しい研究は報告しています。

　　この運動量が表示されたメニューを見て注文をした客は、他の客よりも、食事のカロリー摂取量が少ないことを発見しました。

　　最近はファミリーレストランなどのメニューにカロリーが表示されていることも多いようですが、カロリー表示だけでは効果がないことも分かりました。

　　チーズバーガーのカロリーだけを知るより、このカロリーを消費するのに 2 時間のウォーキングが必要であることを告げられるほうがよい警告となるようだと、この研究者は述べています。_≫ 続きを読む
4/25/2013
関連：ダイエット、抗肥満

大豆、乳製品が日本人の脳を守る！ 認知症のリスクを半減！?

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日本人の認知症の予防に役立つ食事パターンが、明らかになったという報告がありました。

　　大豆、野菜、海藻、牛乳と乳製品をたくさん食べて、ご飯を小量にする食習慣を順守することが、認知症のリスクの低減につながるようだというのです。

　　このような食事は、比較的日本人に多い脳血管性認知症のリスクを半減し、認知症全体のリスクを 3 割以上も減らすようだと、この結果は示唆しています。

　　脳血管性認知症はアルツハイマー病などと症状は同じですが、脳の血管障害、脳梗塞や脳出血が原因で起こる認知症です。高血圧、糖尿病、心臓病などの脳血管障害のリスク因子を持っている人に多く発症します。

　　この研究は、初めて、一般的な日本人（アジアの人口）において、食事パターンと認知症の発症リスクとの関係を示しました。_≫ 続きを読む
4/24/2013
関連：物忘れ、記憶力が気になる、脳の健康

羊チーズがコレステロール値を改善する！

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　　驚くことに、毎日、羊のチーズを食べることは、コレステロール値の改善に役立つと新しい研究は示しています。

　　乳脂肪と羊や牛のような赤肉に含まれる飽和脂肪酸は、コレステロール値や血糖値に有害な影響をもち、心臓血管疾患のリスク要因であると考えられています。

　　このため、健康のための食事推薦では、通常、乳脂肪や赤肉を控えるように指導されています。

　　しかし、この研究は、牧草で育った羊や牛の乳製品には健康に有益な脂肪が多く含まれ、むしろ心臓血管疾患のリスクを低減するようだと示しています。_≫ 続きを読む
4/23/2013
関連：コレステロール値が気になる
　

「生野菜」が健康長寿に貢献！

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　　野菜と果物をたくさん食べる人々は、実際に少し長生きできるようです。

　　野菜と果物の摂取量が増えるほど死亡リスクが低下し、寿命が延びることを、45 万人以上を含む研究が確認しました。

　　この研究によると、調理された野菜より、生の野菜をたくさん食べることが健康長寿に役立つようです。

　　中でも、高リスク・グループである大酒飲み、喫煙者、過体重の人々は、野菜と果物の摂取量を増やすことでリスクを低減できるようだと、この結果は示唆しています。

　　野菜と果物の摂取は、健康的な生活習慣に欠かせない要素です。日本では、成人は1 日に 350 グラムの野菜を食べることが推薦されています。_≫ 続きを読む
4/22/2013
関連：抗老化、アンチエイジング

チョコレートが善玉・悪玉コレステロール値を改善！

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純ココアやダークチョコレートはコレステロール値の改善に役立つかもしれません。

　　新しい研究は、ココアとダークチョコレートに固有の成分が、善玉（HDL）コレステロール値を増やし、悪玉（LDL)コレステロールを減らすことを発見しました。

　　この成分はテオブロミンと呼ばれるココアやチョコレートの苦み成分で、自然界ではココアやチョコレートの原料であるカカオにだけほぼ含まれます。

　　過去の臨床研究が、ココアとダークチョコレートの摂取は HDL コレステロール値を上昇させるようだと示唆していました。

　　ココアには、主な健康成分としてカカオポリフェノール（フラボノイド）とテオブロミンが含まれますが、少なくともコレステロール値の改善に関しては、テオブロミンの作用であることが明らかになりました。_≫ 続きを読む
4/21/2013
関連：コレステロール値が気になる、ココア、チョコレート

若さを保つ秘訣は「気を若くもつ」こと !?

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暦上の年齢は単なる数字あり、老年は「心の状態」にすぎません。気を若くもち、人生を存分に楽しむことが、若さを保つ秘訣であるようです。

　　新しい研究は、気持ちの持ち方次第で、高齢になっても若々しくいるか老い衰えていくかに分かれると示しています。

　　自分自身を年寄りで身体も弱っていると考えている人々は、もう年だからと、社交と運動習慣のような、若さを保つために役立つ活動を断念する傾向があることを発見しました。

　　対照的に、人生に前向きな姿勢を持つ「気が若い」人々は、例え身体が弱っていたとしても、他の人々と関わる社会的活動を続け、健康で充実した暮らしを楽しんでいます。

　　過去の研究が、精神と身体の老化を遅らすには、運動習慣と社交または社会的活動が重要であると示しています。_≫ 続きを読む
4/20/2013
関連：アンチエイジング、抗老化