モノと心の独り言

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日曜の朝は、ホットケーキの焼く匂い

2004-11-21 11:10:04 | 暮らし・街・環境
日曜の朝は、ホットケーキの焼く匂い

取り立てて急ぎごとのない日曜日、
台所からふわっとにおってくるホットケーキの香りに
ゆっくりと寝床から、何も急ぐこともなく手足を伸ばし、
起き上がり立ち上がる。

もう床がひんやりと、スリッパなしでは冷えがくる季節
夜明けも、日が昇るのも遅く、はや9時もまわり、
ガウンを羽織って朝の紅茶が温かい

日曜日の朝食は、ベッドの中の香りからゆっくりと
「ママ、もう焼けたよ」と、起こすのは私。
(我が家の場合)


昔は、毎朝台所からのささやかな音、
まな板で菜を刻む音、
味噌汁の香り、
自身の朝は、寝床の中から「もうちょっと」と
ぬくもりの中から始まっていた。

きょうび、肌寒、トイレの帰り、
ミネラル・ウォーター、やかんにかけて、
冷蔵庫で凍ったパン、箱入りのシリアル、牛乳パック、
コーヒー豆を取り出す手順から
一気に朝は始まる。

豆を挽き、ポットを温め、沸いた湯をゆっくり注ぐ、
心ここにあらずとぼーっとネットニュースをクリックしながら胃に注ぎ込む
一人朝。

もうゆっくり食事をするのは、
外食の時だけなのだろうか?
いやいや、ファースト・フードから一人暮らし用の”めしや”まで、
共に収穫物を分かち整え食す習慣は、崩れ続けているのですよ。

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