黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

全日本女子ユース(U-18) 1日目

2011-01-03 18:00:44 | 女子サッカー
第14回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権@熊本県民総合運動公園


グループリーグ 第1節結果

【グループA】

十文字中学高校(関東1/東京) 6-0(1-0、5-0) MELSA熊本FCアマール(開催地/熊本)
聖和学園高校(東北1/宮城) 1-0(0-0、1-0) 北海道文教大学明清高校(北海道)


【グループB】

藤枝順心高校(東海1/静岡) 1-0(1-0、0-0) 広島文教女子大学附属高校(中国/広島)
神村学園高等部(九州1/鹿児島) 17-0(8-0、9-0) 徳島県立鳴門高校(四国/徳島)


【グループC】

日テレ・メニーナ(関東2/東京) 1-0(1-0、0-0) 大阪桐蔭高校(関西/大阪)
常盤木学園高校(高校女子2/宮城) 10-0(3-0、7-0) 柳ヶ浦高校(九州2/大分)


【グループD】

日ノ本学園高校(高校女子1/兵庫) 1-0(0-0、1-0) 常葉学園橘高校(東海2/静岡)
東北高校(東北2/宮城) 0-4(0-3、0-1) 福井工業大学附属福井高校(北信越/福井)



1日目から大差の試合が3試合出てしまった。これをやると女子サッカーへの目が厳しくなるんだよな。
四国を何とかしないと来年以降もこういう大会になってしまう。
順当な結果と言えばその通りだけど(日テレ・メニーナは初戦から高校生相手に接戦にはなったが)、連戦になるので上手く選手交代ができたかどうかで2日目以降が違う。
この先、天気がどうなるかが心配。

インカレ準決勝 第2試合

2011-01-03 17:39:58 | 女子サッカー
第19回全日本大学女子サッカー選手権
〔準決勝〕 2011年01月03日 13:30K.O @相模原麻溝公園競技場

筑波大学(関東第4) 1-3(0-1、1-2) 武蔵丘短期大学(関東第2)

3分 三浦真澄(武蔵)、48分 杉山貴子(武蔵)、50分 乃一綾(武蔵)、90+1分 河村瑞紀(筑波)




[筑波大学(関東第4)]

------春日井-------
-河村--川嶋--橋本--大友-
-----瀬戸口-筏井-----
-小林----------佐藤-
-----古山--北村-----

監督:小林美由紀

58分 橋本→井上
58分 佐藤→浅見
87分 小林→玉腰

〔スタメン〕
GK 35 春日井志保(2年/時習館高校/人文学群・文化学群人文学類)
DF 31 河村瑞紀(4年/都立戸山高校/理工学群・社会工学類)
DF 6 川嶋珠生(4年/F.C.SFIDA/理工学群・社会工学類)
DF 7 橋本紀代子(3年/大和シルフィード98/体育専門学群)
DF 43 大友あかね(1年/横須賀シーガルスFC/体育専門学群)
MF 9 小林亜樹(2年/大和シルフィード98/生命環境学群・生物資源学類)
MF 23 瀬戸口梢(1年/鳳凰高校/体育専門学群)
MF 10 筏井りさ(4年/鳳凰高校/体育専門学群)
MF 14 佐藤千紘(1年/浦和高校/体育専門学群)
FW 28 古山優衣(4年/豊田レディースFC/体育専門学群)
FW 13 北村幸穂(4年/都立戸山高校/体育専門学群)
〔リザーブ〕
GK 1 國香想子(1年/富山レディース/体育専門学群)
DF 33 井上実咲(4年/大谷戸ジェントロメロディーズ/体育専門学群)
DF 8 河浦響(4年/富山レディース/体育専門学群)
MF 36 吉沢明希子(4年/国際基督教大学附属高校/生命環境学群・生物資源学類)
MF 20 稲本真紀(2年/京都紫光SC/生命環境学群・生物資源学類)
FW 19 浅見綾香(2年/県立松山女子高校/体育専門学群)
FW 21 玉腰あさひ(1年/県立旭丘高校/体育専門学群)

監督の小林美由紀さんはアルビレディースがお世話になっている人物。女子サッカー界の大物。
筑波大学の選手は体育系学科だけではないので、学群・学類を付けて並べてみた。
3年生以下では体育専門学群が多くなってしまうのだけど、4年生は「これって何の勉強しているの?」っていう感じの人もいるので興味深い。



[武蔵丘短期大学(関東第2)]

-------石田-------
-黒濱----鈴木----三浦-
-----萩原--乃一-----
-上江州-中村--南---浮田-
-------嶋田-------

監督:河合一武

HT後 黒濱→杉山
57分 中村→柳田
64分 三浦→関根
74分 石田→川崎
87分 南→大山

〔スタメン〕
GK 1 嶋田萌(1年/都立晴海総合高校)
DF 15 浮田琴音(2年/神村学園高等部)
DF 17 南知穂(2年/室蘭大谷高校)
DF 6 中村美希(1年/聖和学園高校)
DF 5 上江洲由夏(2年/神村学園高等部)
MF 8 乃一綾(2年/FC ヴィトーリア)
MF 14 萩原愛海(2年/横須賀シーガルスFC)
MF 3 三浦真澄(2年/埼玉栄高校)
FW 10 鈴木薫子(2年/横須賀シーガルスFC)
MF 4 黒濱佳奈子(1年/聖和学園高校)
FW 12 石田明日香(2年/横須賀シーガルスFC)
〔リザーブ〕
GK 31 門間未乙紀(2年/京都暁FC女子)
DF 2 柳田詩織(1年/神村学園高等部)
DF 28 大山佳純(2年/聖和学園高校)
MF 24 中山由貴(1年/鎮西学院高校)
MF 25 関根亜吏沙(1年/県立久喜高校)
FW 11 杉山貴子(1年/常葉学園橘高校)
FW 16 川崎詩織(2年/県立日立第二高校)






シュート本数などにも表れているように試合全体を押していたのは筑波大学。
相手のスペースの裏へ蹴り出して、繋ごうとする武蔵短のペースに持って行かせないようにしていた。
ただ、武蔵短はいつもの通り、明るく大らかに自分達のサッカーに徹する。
総合格闘技に例えるならば、立ち技と寝技をバランスよく繰り出す筑波大に対して、一瞬の隙を逃さずに間接技を繰り出すサブミッションマスター。
見事にゴール前で炸裂っていう印象だ。
試合の流れを方向付けたのは1点目、萩原からのパスを受けた三浦の開始早々のシュート。
ただ、前半は上手さを魅せる武蔵短に対し、筏井を中心になかなかゴールを割らせない。
後半、これまた開始直後、代わって入った杉山が右サイトを突破した三浦からのクロスを頭で合わせて勝負を決定付ける2点目。
直後に乃一の強烈なミドルシュート。
まあ、これで試合はほぼ決定的なのだが、筑波大も意地を見せる。
特に筏井の頑張りは脅威的だった。
何度もトライして跳ね返され、最後、アディショナルタイムスルーパスを出して河村がゴール。
準決勝で敗退するも、「筑波大に筏井あり」という印象を残す。

武蔵短大も無失点に抑えようと思ったら、キープすることもできたが、あくまでも繋ぐサッカーを実践。
我が道を貫き通す。

横須賀シーガルス時代から続く「右のメグ」こと鈴木薫子(人はみな「ルコ様」と呼ぶ)といつも笑顔の長身FW石田明日香との凸凹コンビもあと1試合しか見れなくなると思うと大変寂しい気がする。

インカレ準決勝 第1試合

2011-01-03 17:00:39 | 女子サッカー
第19回全日本大学女子サッカー選手権
〔準決勝〕 2011年01月03日 10:30K.O @相模原麻溝公園競技場

早稲田大学(関東第1) 6-0(5-0、1-0) 武庫川女子大学(関西第2)

13分 小山季絵(早)、18分 大宮玲央奈(早)、26分 高畑志帆(早)、28分 大滝麻未(早)、40分 大滝麻未(早)、90+2分 八木彩香(早)



[早稲田大学(関東第1)]

-------鈴木-------
-鶴田--千葉望-高畑--臼井-
-------小野-------
-小山----有町----大宮-
-----大滝--原------

監督:長岡義一

HT後 小山→菅藤
HT後 原→八木
55分 千葉望→石田
74分 有町→山根
84分 小野→安部

〔スタメン〕
GK 1 鈴木望(2年/日テレ・メニーナ)
DF 3 鶴田佳代(4年/富士見FCガイア)
DF 22 千葉望愛(1年/浦和レッズJr.YL)
DF 6 高畑志帆(3年/藤枝順心高校)
DF 5 臼井理恵(3年/吉祥女子中学高校)
MF 7 小野瞳(4年/聖和学園高校)
MF 23 大宮玲央奈(1年/浦和レッズレディース)
MF 9 小山季絵(4年/日ノ本学園高校)
FW 10 有町紗也香(4年/福井工大附属福井高校)
FW 8 大滝麻未(3年/横須賀シーガルスFC)
FW 11 原一歩(4年/富士見FCガイア)
〔リザーブ〕
GK 16 岩田麻奈(3年/福井工大附属福井高校)
DF 33 安部藍里(1年/埼玉平成高校)
DF 4 千葉梢恵(1年/常盤木学園高校)
MF 21 石田みなみ(1年/常葉学園橘高校)
MF 18 菅藤彩子(3年/常盤木学園高校)
FW 17 山根ひかり(3年/神村学園高等部)






[武庫川女子大学(関西第2)]

------平井咲-------
-平井佑---稲員----増田-
-----加藤--佐藤-----
-檜森--杉山--深尾--西尾-
-------艸香-------

SUB:GK池田、DF藤浦、DF辻野、MF井上、DF宮脇、DF宮村、MF古木
監督:松下健二


〔スタメン〕
GK 1 艸香沙恵子(4年/藤岡ブルートパーズ)
MF 12 檜森彩友美(2年/日ノ本学園高校)
DF 4 杉山公美(1年/神村学園高等部)
DF 9 深尾留美(1年/日ノ本学園高等部)
DF 15 西尾瞳(4年/啓明学院高校)
MF 17 平井佑果(1年/JFAアカデミー福島)
DF 21 佐藤文香(2年/藤枝順心高校)
MF 16 加藤正美(1年/岡山県作陽高校)
MF 25 増田瑞菜(2年/日ノ本学園高校)
MF 18 稲員愛(2年/神村学園高等部)
FW 10 平井咲奈(4年/メニーナ神戸SC)
〔リザーブ〕
GK 13 池田由貴恵(4年/なし)
DF 22 藤浦智子(4年/ボニーバード)
DF 2 辻野ゆかり(4年/なし)
MF 14 井上新菜(3年/FC ヴィトーリア)
DF 3 宮脇加奈(3年/三木FCドリームズ)
DF 7 宮村侑希美(2年/大商学園高校)
MF 23 古木 愛佳(1年/大阪桐蔭高校)





試合は一方的なタレント揃いの早大ペース。
明らかに早大と比較して力量差がある。関西と関東のレベル差を感じた一戦。
まあ、Bグループ(神奈川大学・徳山大学・福岡大学・武庫川女子大学)と高校女子サッカー上位のチームが戦った場合、たぶん負けてしまう気がするので、この辺の大学がもうちょっとレベルアップしないと「高校サッカー→大学サッカー」という流れにステップアップ感が感じられない。
神大がもうちょっと頑張らないといけなかったグループなんだろうけど、神大自体が昨シーズンから大幅に戦力ダウンしているのでしょうがないといえばしょうがないのかな。

武庫川女子大は右サイド25番の増田端菜(1年/日ノ本学園高校)と左サイド17番の平井佑果(1年/JFAアカデミー福島)が目立っていた。
また、9番ながらCBをやっていた深尾留美(1年/日ノ本学園高校)と同じくCBの杉山公美(1年/神村学園高等部)やボランチの16番の加藤正美(1年/岡山県作陽高校)などなど1年生がチームの中心になっていたので、きっと強化部に指定されているに違いない。
2年生でもボランチの21番の佐藤文香(2年/藤枝順心高校)やトップ下の18番の稲員愛(2年/神村学園高等部)とかもいるので、これだけのタレントを揃えられれば関西では上位に食い込むだろうな。
4年生では1トップの10番平井咲奈(4年/メニーナ神戸SC)が孤軍奮闘というか孤立無援というか。
関西学生リーグで何回も得点王を取ってきただけのパンチ力はあるのだろうが、早大相手では不発。
関東大学リーグやなでしこリーグ相手だと厳しいかな。
このままあと2~3年このレベルの選手を集めれば関東の一角と良い勝負になる可能性は感じた。
まあ、指導者如何の部分が一番大きいのだろうけど。
チアリーダーを連れてきたり、関東の同窓生を動員したりして、武庫川女子大なりの努力は感じるところ。