黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

女子ユース選手権、開催地枠の検討を!!

2011-01-06 06:03:47 | 女子サッカー

現在開催中の全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権。
最近6年間の開催地枠での出場チームの成績を見てみる。





全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権 開催地枠結果



第9回大会 埼玉平成高校(開催地/埼玉) グループリーグ敗退:1勝2敗 得失点差-3
2006/01/0 埼玉スタジアム第2
埼玉平成高校(開催地/埼玉) 6-0 高知JFC.ROSA(四国/高知)

第10回大会 フライアFC(開催地/岡山) グループリーグ敗退:3敗 得失点差-28 
未勝利

第11回大会 日ノ本学園高校(開催地/兵庫) グループリーグ敗退:2勝1分 得失点差+3
2008/01/03 13:30 三木総合防災公園第2球
日ノ本学園高校(開催地/兵庫) 2-1 聖和学園高校(東北2/宮城)
2008/01/04 13:30 三木総合防災公園陸上
日ノ本学園高校(開催地/兵庫) 2-0 鳴門ポラリスLFC(四国/徳島)
2008/01/05 13:30 三木総合防災公園第2球
日ノ本学園高校(開催地/兵庫) 3-3 神村学園高等部(高校女子2/鹿児島)

第12回大会 Dream Spread FC宮崎(開催地/宮崎) グループリーグ敗退:1勝2敗 得失点差-38
2009/01/04 13:50 西都市清水台総合公園多目的広場C
Dream Spread FC宮崎(開催地/宮崎) 2 - 1 FC岐阜ベルタ(東海2/岐阜)

第13回大会 大分トリニータレディース(開催地/大分) グループリーグ敗退:1勝2敗 得失点差+1
2010/01/04 09:30 大分スポーツ公園 サッカーラグビー場A
大分トリニータレディース(開催地/大分) 4 - 1 高知JFC.ROSA(四国/高知)

第14回大会 MELSA熊本FCアマール(開催地/熊本) グループリーグ敗退:3敗 得失点差-10
未勝利



おそらく現在の日本の女子ユースサッカーで最もレベルが低い四国、その四国以外に勝ったことがあるのは日ノ本学園高校と宮崎。
集客面や普及という側面から設けられた開催地枠ではあるが、近年の競技力アップから、そのレベル差は著しい。実質的に安牌にあっている。
これだけ差が大きいと双方に怪我の可能性も出てくる。

ユース選手権は高校選手権と違って出場枠が少なく16チームしかないので、そろそろ開催地枠を見直すべきではないだろうか。
来年、千葉県のチームには申し訳ないのだが、登録チーム数の多い関東・関西あるいはクラブチーム枠に振り分けてもらえると大会の価値もあがるのではないだろうか。
グループリーグ1位しか決勝トーナメントに上がれないので、この1チームの決め方は重要だ。
高体連枠(高校女子サッカー選手権の2枠)は実績通りの活躍しているので削減は難しいだろうが、たぶん開催地枠を振り分けることによってさらに高体連の出場に拍車がかかるかもしれない。
が、それはそれで実力を反映している結果なのでしょうがない部分もある。まあ、高体連枠に対応してクラブ枠1枠にしてもらえるとクラブの活性化には繋がると思うのだが。

まあ、開催地枠って、正月から大会運営をしてもらっている都道府県サッカー協会への配慮もわからないわけではないのだけど。JFAがどこを見て判断するかだろうね。

いずれにせよ、開催地枠という実力に反映されない決め方は即刻廃止するべきだと思う。