黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

第3節 対東京電力戦 「取れなかった同点ゴール」

2008-04-26 23:36:34 | アルビレディース
2008プレナスなでしこリーグ 第3節 2008年4月26日(土)13:00K.O Jヴィレッジスタジアム

アルビレックス新潟レディース 2-4(0-2、2-2) 東京電力

得点者 9分失点、11分失点、70分牧野1、80分オウンゴール、83分失点、86中島1

これまでの2戦、2、000人以上の観客の中にやっていたのだが、今回は1、343人。
GWの影響か?それとも対戦相手の知名度の問題か?寂しい感じの会場風景であった。
東京電力も自社でバスをチャーターするなどして、東京などの関東や福島県内の関連企業や社員を動員したのだが、5000人のスタジアムを埋めるまでには至らなかったようだ。
だが1企業の関係者だけで1000人以上も集めてしまうのは、やはりクラブチームには無い資金力と組織力だと思いました。
いたるところで名刺交換している姿はある意味新鮮。
開幕戦だったんで副社長の挨拶とかをセレモニーに組み込んで集まったのかな?



東京電力

      天野
中村 長船 宮崎 山本
      上辻
五十嵐  鮫島  松野
    本間 丸山

SUB:増田、村上、松長、森本、中原
監督:野村貢

交代
72分 本間 → 中原
89分 上辻 → 森本

基本的な4バックは変わらず、田原が外れて松野が入る


アルビレックス新潟レディース

      
    中島 吉田
    上尾野辺
東山         牧野
      川村
江橋 山本 田中 井上
      諏訪

SUB:橋本、深田、詫間、口木、野村
監督:奥山達之

交代
65分 江橋 → 詫間
81分 東山 → 野村
89分 井上 → 口木

斉藤友里選手と大堀幸恵選手がベンチから外れて野村千枝子選手と詫間美樹選手がベンチ入り。
吉田瑞季選手がなでしこリーグで初めてスタメンCFを務めます。


相手に合わせて試合をしてしまうというアルビレックス新潟レディースの悪い癖が出た前半。
緩いプレスと遅い動きの東電に対して、自分達のプレスと速さを出せず、むしろばたばたとしてしまった試合の入り。
ディフェンスのミスで立ち上がり2失点をしてしまいます。
見る角度の問題なんでしょうが、1失点目はオウンゴールだと思います。
春のマリーゼフェスタの時と同じゴール前の角度でオウンゴール。
その直後にディフェンスのミスでプレゼントパス。
マリーゼのホームゲームなんですが、アルビの選手だけでゲームをやっている感じの前半でした。
はっきり言って東電の選手との接近戦でアルビはほとんどボール奪取ができ、前半終了間際には東電の選手ははっきりと肩で息をしている状態がわかりましたので、後半はアルビペースの予感はしました。
案の定、後半はアルビが試合を支配したのですが、1点しか取れないで同点となる2点目、逆転となる3点目を取る前にGKとDFのコンビネーションミスが出てオウンゴール。
続け様にディフェンスにミスが出て4失点目。
1点返し、惜しいシーンが続くもののあと3点が取れず敗戦。
特に口木選手が入ってゴール前に詰めたシーンは惜しかっです。

なお丸山には特別マークという形は取らなかったようですが、完璧に押さえました。


東電の野村監督も試合終了後インタビューを受けていたが、アルビの自滅の試合だったので答えにくそうだったです。


前半早々の2失点の捉え方なんでしょうけど、今のアルビレディースが無失点で試合を終えることはかなり難しいと思うので、選手もサポーターも失点してもそれは仕様だと思った方が気持ちが切り替えやすいです。
攻撃陣はおそらくリーグでも上位のポテンシャルで、上手く相手を崩せていますから、得点の可能性は高いと思います。
今回の試合の場合、試合開始から後半の速くて強いパス回しをすれば圧勝だったんだと思います。
多少失点しても、それ以上取れば勝てるので、そういう感覚を持った方がいいと思います。

古い例えですが、「明日のジョー」の「ノーガード戦法」をやっているんだと思えばいいのでしょうか。

DFとGKの連携の問題は時間が解決してくれるでしょうから、それまでは我慢です。

今シーズンは、なでしこリーグDiv.1全体で得点が多くなっているので、(逆から見ると失点が多くなっているので)、今後も点の取り合いになる可能性は高いです。

「相手よりも多くのゴールを取れば勝てる!」

今のアルビレディースにはこんな感覚がぴったりなんだと思います。

どんどんゴールを狙えるようにサポートしていきたいです。