告知されてから４ヶ月半を振り返って

新しいことを始めなきゃ！って思うんだったら、
ちょいと気持ちの整理をしなきゃね。

５月に子宮体ガンだと告知されたから、約４ヶ月半。

失ったモノといえば、当然子宮・卵管・卵巣といった臓器。
この臓器が無くなったので、生理、子供を産む機会もなくなった。
まあ、この２つは、早かれ遅かれ無くなっただろうけどね。
リンパ節は郭清したと聞いていないから、多分残っているでしょう。

そして「私は病気、ガンにはならない。」という妙な自信。
こんなモノは、なくなってよかったくらい。
だって、何の根拠もないんだもん。
健康診断すら受けていない身が、何を言うのだ？と今なら思う。

後・・・
献血、骨髄移植のドナーになる資格。
自分の貯血した血液を他人につかないと言うことを知ったとき、
献血のことを日赤のHPで調べたときに、献血は駄目って初めて知った。
もっと献血しておくんだったなぁ～～～と思った。
でも、この２つは、年齢制限があるので、いずれ無くなる資格だったけど。

ガン保険は、５年間問題がなければ、新たに加入できるかも知れないので、
特に加入機会を失った訳じゃないだろう。

入院・手術しなかったら出来たかも知れないこともあるけど、
やらなかったかも知れないので、問題外。
入院・手術費用は、保険金が下りたので、これも問題外。

失ったモノって、こんだけ？
まだあるかも知れないけど、意外と思いつかないものね。

もっとも、無神経なことを言ってくる家族はいないし、
友人にも話していないので、心ないことを言われなかった。
だから家族や友人との関係が変わっていない。

反対に、得たモノ。

保険金・・・
ま、半分冗談で、半分本気かも・・・
保険自体は掛け捨てじゃなくても、医療保障など特約は、掛け捨て。
今までもったいない！と思っていたけど、
今のところ、元が取れている。
(病気しなかったら祝い金が出るタイプじゃないので）
やはり、保険は、まさかの時に役に立つモノと、再認識した。

マジメなことを言うと、
ブログや他人様のサイトで、色々な人と知りあいになれたこと。

健康診断を受けなきゃっていう気持ちを持ったこと。
病気は、早期発見・早期治療が大事。
その気持ちを忘れないように！って言うのが、お腹のキズかもしれない。

あと、謙虚な気持ち、毎日を大切にする気持ち、人との出会いを大切にする気持ち・・・
なんか、病気をして、人間的に成長したような気がする。

でも、相変わらず、物事をじっくり考える力は育っていない。
もっと色々得たモノがあるはずなんだけど、思いつかないんだもん。