切手収集、果てしなき旅そしてロマンを求めて...

小学校2年生の国語の教科書で挿絵に日本の記念特殊切手が紹介されていました。その魅力に取り付かれて早50年近く...。

シール式国宝シリーズ第1集初日印押印

2020年05月30日 | 初日カバー

 昨日の29日、シール式国宝シリーズが発行されました。一度に20種もの発行です。途中でこのシリーズの発行形態を変更することが出来るなら、シール式から糊の切手、そして多種の発行から種類を絞った発行、そしてそして『日本の建築シリーズ』のような凹版を取り入れた国宝を重厚に表現した切手にして欲しいと強く感じました。あまりにショボくて悲しくなりました。

 

 新型コロナ感染の影響で、初日日付印の窓口での押印は行わない...という環境下、地元の奈良県から4種の題材が選出されたので、こんなショボくて非常に失望した切手でも初日押印に出掛けました!

 「考古資料」...「古墳時代」の中で題材に関係する風景印の使用局もない「奈良県藤ノ木古墳・金銅鞍金具」をメインに初日カバーを作成したかったのですが、いかんせん63円シール式1シートに1枚しかなく、それは断念しました。藤ノ木古墳の至近郵便局は、奈良法隆寺郵便局になります。場所は斑鳩町役場近くで、非常に綺麗な公園になっています。

 

 さて、10種のシール式切手から1枚だけを剥がして初日カバーに貼付後、残った9種の扱い...これは、贔屓にしてるイオンいかるが内簡易郵便局で潰しました。実は同局から前日に私の携帯に連絡がありました。「台湾から郵便物が届いている。」と。誰だろう?私が同局を留置郵便として頻繁に利用していたのは療養期の2年前くらいで、留置便の画像はこのblogか「郵趣ウィクリー紙」。そのどちらかをご覧になっての実逓便交換の依頼でした。文面は英語でした。それを受け取るのが目的で久し振りに訪局しました。藤ノ木古墳を法隆寺局とイオンいかるが内簡易局とで挟むような位置にあります。

虫食いシートはこんなふうにD欄“奈良”入りの初日印の満月消しです。

今回の国宝シリーズで発行形態の文句ばかり言いましたが、「良いなぁ」って思ったのが、カテゴリーです。「考古資料」と「建築物」、これはハッキリとテーマが決まってて大変良いと思いました。その後、「壁画」とか「仏像類」、「洋風建築」、「経典」等の予想が出来ます。「壁画」では、高松塚古墳とキトラ古墳…の発行に期待します。

 とにかく安っぽく見えるシール式、そして1度に多種発行は止めて欲しい!

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