R 03.03.08 盟 神 探 湯 NO.2953
盟 神 探 湯(くがたち)と読むんですね。 古代の
裁判で行われた「儀式」です。 真偽正邪を裁くのに、
神に誓って熱湯に手を入れさせたもの。
邪(よこしま)なものは火傷するが、うそ偽りのない者
は神の加護があって火傷しないという、今日から見れば
無茶苦茶な理屈です。 誰だってそんなことすれば火
傷するに決まってますが、それに有無を言わせないのが
時の権力でした。
今日、熱湯の役割をしているのは「マスコミ」です。
マスコミに一旦犯人にされたら最後、どう抗弁したって
無実にはならず極悪犯人なるのは、松本サリン事件の河
野さんがその実例です。
マスコミが「これは冤罪に近い」などと報道した記憶がない。
その点「文春の記事」は単に世論を煽るだけものではなく、
きちんと裏付けができていることが素晴らしい。
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