2008年9月21日 (日)
☆パイナップル栽培☆
パイナップルの冠芽(葉)の部分を植えて2~3年で結実します。適切な施肥と温度管理が必要です。
生育適温が20度~30度で、耐寒性が弱く5℃以上でないと枯れてしまいます。
ライチ同様育成が難しい熱帯植物です。挿し芽は春~夏が接ぎ易いです。冬は発根が困難。
果樹の本では、“葉の部分を2~3cm切る”とありますが、経験上5cm以上の方が上手くいきます。
えんぴつを削る様に先細りさせて黄色の実の部分をそぎ落とします。(芯だけを残す形です。)
葉も下から三段目位まで落とした方が痛まなくて(腐らなくて)良いでしょう。腐ったら接がりません。
私の場合は最初から育てる鉢に用土(赤玉、腐葉土、さし芽土を6:3:2)を作り元肥を混ぜ込みます。
作ったカラカラの用土に一週間そのまま挿しておきます。水は与えません。
影干ししたり早目に植えると、腐敗したり虫が湧くので、それを防ぐ為に乾いた土に挿すのです。
1週間後、1日1回たっぷりと水を与えます。大きめに切る事と乾いた土に挿すのがポイントです。
ゴールデンパインの冠芽の挿し芽。だいぶ大きくなりました。(9月17日撮影)
ミニパインの花芽が二個、にょきっと出てきました。これに紫の花が沢山咲くのです。
最初一株だったものが分岐、三株増え全部で四株になりました。その内の二つに花芽がきました。
花が終わるとパインらしくなります(9月22日撮影)
花が咲いたところ(10月7日)。親木のパインは茎が弱ったので別鉢に植替。
【blog 070】