2008年2月13日 (水)
最近嬉しい出来事がありました。
それは『星飛竜』を分けて戴いた事です。(左下写真)
偶然通りかかったお寺でとても美しい山茶花?(椿?)を見かけました。
3m以上の木で、塀を越えて咲き誇っていました。あまりの美しさに寒さも忘れて見入ってしまいました。
忘れられず二週間後、挿し木をしたいので分けて戴けませんか?とずうずうしくもそのお寺を訪問しました。
その時の住職の暖かく素敵な言葉に心打たれました。
そんなに美しく思って戴くなんて花も光栄ですね。別の場所で花が咲く事、花も喜びましょう
好きなだけ切っていかれて良いですよと言って戴いたのです。横に伸びた枝を3本程戴いて帰りました。
後で調べたところ春山茶花(はるさざんか)の『星飛龍』という品種の様です。
豆知識として、椿と山茶花の見分け方(分類の仕方)を掲載します。
花期 花の形 花の散り方 蕾の形態 香
椿 2月~ 4月 一重・カップ型 花弁が繋がっていて花首から散る。 子房の毛無 無し
山茶花 10月~12月 一重・八重咲 一枚一枚ばらばらに散る 子房の毛有 有り
例外はありますが、大概の分類は上記のとおりです。
雪椿、詫助(わびすけ)、寒椿、春山茶花は、椿と山茶花の交配種と分類される様です。
葉は椿が大きめで山茶花が小ぶり、椿の方がやや艶がある様に思います。
今回分けて戴いた『星飛竜』も、椿とさざんかの両方の性質を兼ね備えています。
椿の性質としては、周りの花弁は一枚一枚散り、一番上の花弁は繋がって椿の様にまとめて落ちます。
【blog 098】