モネ展に続き「光紡ぐ肌のルノアール展」に行って来ました。
ちょうど東京新国立美術館でもオルセー美術館&オランジェリー美術館所蔵の「ルノアール展」が開催されていて、こちらの方は代表作である「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏場」「ピアノの前の少女たち」「浴女たち」が公開されていて、京都とは勝負アリ!って感じです。
※特に「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏場」は日本初公開で、これ1枚でも観に行く価値があります。
今回の京都展は「昼食後」と「うちわを持つ少女」くらいが目玉でちょっと淋しい気がしました。
展覧会は前半の印象派の時代、巨匠アングルの影響を受け「明確な輪郭と冷たい色調」となった時期、そして晩年の豊満な裸像とほぼルノアールの特徴を網羅したものでした。
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「昼食後」のポスターです。
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こちらは「うちわを持つ少女」。ちょうどパリ万博に日本が初出展し、パリに日本文化ブームが起こっていた時期だそうです。
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京都国立美術館の内部。こんな建徳物はもう作れませんね。
展覧会の後、福寿園京都本店に行き「お茶談義」に花が咲きました。
京都本店の地下一階はカウンターBAR仕立てで、テイスティング(試飲)やブレンド(合組)が可能なんです。
昨日は私たちが静岡県の銘茶「東頭(とうべっとう)」を持ち込み、福寿園のスタッフさん(みんな日本茶インストラクチャー)と一緒にテイスティングしました。このお茶は100gが1万円のお茶です。
御礼に今年の新茶で、「手摘み・手揉み」煎茶。100g5万円!のお茶を頂きました!
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お茶の葉ですよ。これに様々な加工を施し「美しい日本茶」に仕上げます。
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これが福寿園の最高峰! 100g=5万円の煎茶です。 まさに針のような美しさです。
ほとんど色は出ませんが、しっかりとした美味しさです。
今日は100g=6000円の「さえみどり」と3g=400円(つまり100g=1万3300円)の新茶を買いました。
(3gで御湯呑1杯分です。つまり1杯の原価が400円、これを喫茶店で飲むとなると2000円は掛かるでしょうね)
でもね高いお茶は、信じられない美味しさなんですよ。
そして、一度高いお茶を呑むと、安いお茶には戻れないと言います。 本当です。
(Mint★)
100g=5万円の煎茶って、美味しいのでしょうね。
一度は飲んでみたいものですね!
ルノアール展、行かれたんですね…
わたしは絵心がない人間ですが、この3作品くらいは知っています。
しかし、京都国立美術館の内部、すごいですね!!
日本のよき時代の作品ですね。
わたしは点てたお茶をいただくことは好きなんですが、ここまで上等なお茶はいただいたことはありません。
わたしはそんなに上等な舌は持ってないですが、確かにいいお茶は美味しいですね!
相変わらず、Mint★さんは、すごい女性ですねU+203CU+FE0E
僕の様な舌がバカな人間にも違いは分かるのですか?想像つかないです(笑)
Dさんから初めてコメント頂き嬉しかったです。
このblogがきっかけで安いですが一眼レフ入門した者です。
まだまだセンスもないし、撮っていてもイメージがわかないので、ボヤけた写真しか撮れませんが是非仲良くして下さい!
よろしくお願いします
日本茶の値段はどうして決められるんですか?
産地×種類×新茶×一番茶の中からの選別したお茶の葉×手もみ×限定生産
思いつくもの書き並べてみましたが…?
保存も気をつかいますね。
ルノアール展東京に分がありですが。
京都も頑張ってるとは思いますが、芸術に限らず、悔しいけれど、色々なことでやはり日本の首都と思います。
どんな味なのかとても気になります
100g=1万オーバーのお茶も
もちろん美味しいのでしょうね
なかなか普段から飲むには手が出ませんが・・・
昔一時期烏龍茶にはまっていた時は南京町のお茶屋さんに買いに行っていました
たしかに烏龍茶でも高ければ高いほど澄んだ味で美味しかったです
といってもそんなに高級品は買えませんでしたが・・・
たとえば野球やサッカーなどのプレイなども極めれば一つの芸術作品です。
料理や食品などもそうですね。
そして、この100g=5万円の煎茶も、素晴らしい芸術作品ですね!!
出来上がった製品だけでなく、煎茶の製造工程である生葉を蒸して揉みながら乾燥させ形状を整えていくこと自体が芸術だと思います^^
そしてそんな高価なお茶は、高価なりの美味しさに溢れているのです。
ただ、普段使いには絶対向いていません。
特別な時に=新茶のシーズンに、ほんの少しだけ楽しむものです。
一度、飲んでみて下さいね。
ちょうど東京に行ってた時に新国立で「ルノワール展」をやっていたのですが、上野では同じ時期「伊藤若冲展」を開催しておいたので、上野に行きました。
そしたら若冲は4時間待ちだったので、泣く泣く諦めて、黒田清輝展に行ったという秘話があるのです。
上等な舌の問題ではなく、まずこんな高価なお茶に普段出くわすことはありません。
百貨店でも販売しないお茶ですから…
幸い私達は普段から日本茶には親しんでいるので、美味しいお茶はすぐに分かると思いますよ。
甘さ、苦さ、清々しさ、旨み…
これらはテアニン、カテキン、カフェインと言った成分がもたらすものです。
茶葉にこれらの成分がギュッと凝縮されている感じです。
Dさんから連絡ありましたか。
良かったですね。また色々教えて下さいね。
このお茶はその年の「新芽」の部分だけを「手摘み」することにより、「一芯三葉」と呼ばれる状態で茶葉を集め、
それを蒸した上で、「手揉み」によって熱を加えながら、ただひたすら揉んでいきます。そうすることで写真のような実に美しい「茶葉」が仕上がります。
だいたい茶葉の収穫量の1/8程度が商品になるようです。
宇治のお茶極力手を加えない自然な味を追求する傾向があり、この点が九州や静岡のお茶とは異なる点です。
残りのほとんどお茶は「機械摘み+機械揉み」で生産されるのでリーズナブルな価格で提供可能なんだそうです。