1767年、ビルマのコンバイン王朝の攻撃を受け「アユタヤ朝」は滅亡します。
しかし華僑である「タークシン大王」がビルマを始めとする体外勢力を駆逐し「トンブリー朝」を立てアユタヤは再びシャムに戻ります。
やがて「タークシン」は精神錯乱をきたし、彼の部将であったチャオプラヤー・チャクリーによって処刑されトンブリー朝は滅亡します。
チャオプラヤー・チャクリーは都を今のバンコクに定め「チャクリー朝」を立て、自らは「ラーマ1世」となります。
これが今に続く「チャクリー朝」の始まりであり、「天使の都・バンコク」の始まりになります。
タークシン大王
チャオプラヤー・チャクリー(ラーマ1世)
良く知られたことですがバンコクの正式名称はやたらと長いです。
กรุงเทพมหานคร อมรรัตนโกสินทร์ มหินทรายุธยา มหาดิลกภพ นพรัตนราชธานีบูรีรมย์ อุดมราชนิเวศน์มหาสถาน อมรพิมานอวตารสถิต สักกะทัตติยวิษณุกรรมประสิทธิ์
(クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット)
イン神(インドラ、帝釈天)がウィッサヌカム神(ヴィシュヴァカルマン神)に命じてお作りになった、神が権化としてお住みになる、多くの大宮殿を持ち、九宝のように楽しい王の都、最高・偉大な地、イン神の戦争のない平和な、イン神の不滅の宝石のような、偉大な天使の都。
通常、タイの人たちは「クルンテープ」とバンコクの事を呼びます。
そんな「天使の都・バンコク」になんとか到着しました。
(バンコク中央駅)