野分日記  ~Mint★Drop!のブログ~

日々の出来事、楽しんでいること、感じたこと・・・色々綴っていきます。
  

京都南座 吉例顔見世興行

2018年12月26日 | 野分日記

今年最後の歌舞伎は京都・南座の顔見世興行。まぁ毎年顔見世が最後ですけどね。

今年は十一月に「高麗屋三大襲名興行」があったので、2か月続けての顔見世になりました。

顔見世って東西の役者が勢揃いして、来年の役者を紹介すると言うのが本来の意味だったようですが、今は役者はほとんど全員が東京暮らし。顔見世も歌舞伎座・御園座・南座で行われるので、全員集合ではありません。

それでも通常公演よりは上演時間が長く、今回は10:30に昼の部が始まり、夜21:55に夜の部が終了しました。(通常は11:00-20:00です)

観覧券も高く一等席は2万5千円しますし、1階席・2階席は全て1等席という強気な設定です。

今回の演目(狂言)は…

【昼の部】

 「菅原伝授手習鑑」より 「寺子屋」…愛之助の源蔵!

 「鳥辺山心中」

 「ぢいさん ばあさん」…仁左衛門と時蔵の競演

 「恋飛脚大和往来」より「新口村」…藤十郎・鴈治郎・扇雀の親子共演

【夜の部】

 「義経千本桜」より「木の実」「小金吾討死」「すし屋」…仁左衛門の権太!

 「面かぶり」 

 「弁天娘女男白浪」…愛之助の弁天小僧

 「三社祭」…鷹之資(富十郎の長男)・千之助(仁左衛門の孫)の共演

なかなかバラエティに富んだものでした…  

※太字は歌舞伎の三大時代物と呼ばれる人気狂言です。残り1つは「仮名手本忠臣蔵」です

 

 京都らしいですね…

 

 いつもの提灯…

 

 いつもの風景…

 

祇園饅頭でおやつを選んで…定番の「しんこ」と栗もち・栗羊羹…

 

 写真だけ撮る外国人観光客も多いです。

 

 

 

 

次回は大阪松竹座「初春大歌舞伎」。 

京都成駒屋の座頭興行でなんと藤十郎・鴈治郎・扇雀・壱太郎・虎之介と成駒屋全員集合!と

夜の部は「通し狂言・金門五三桐~石川五右衛門~」を愛之助が演じます!