市川海老蔵の自主公演「ABKAI」(えびかいと呼びます)が大阪でも開催されました。
今回の演目は新作舞踊「碇知盛」と新作舞踊劇「創」の2本。
「碇知盛」は「義経千本桜」の二段目の主役、平の知盛のエピソードを舞踊化したものです。
歌舞伎・文楽では、最後の「大物浦の場」で、知盛は碇を体に巻き付けて、大物(尼崎の隣です)の海に飛び込みますが、
今回は怒りを持ち上げて終わりでした。
「創」はヤマタノオロチ伝説を題材にした舞踊劇で、ラストには八つ首の龍が大暴れ、海老蔵が大活躍するお話です。
海老蔵はサービス精神満載で、場内を駆け巡り、何度もカーテンコールに応じていました。
この後は9月の京都南座で花形歌舞伎に出演します。演目は「寿三升景清」。
これは歌舞伎十八番の中の「関羽」「鎌髭」「景清」「解脱」を1本にまとめた新作歌舞伎です。
「三升」と言うのは市川家(成田屋)の家紋のこと指します。南座が楽しみです。
今日のランチは「お勧めランチ・950円」 まぁまぁでしたよ。