降格決定2チーム同士の試合、且つ洋平にとっては、古巣相手で負けられない試合だったとは思いますが、西川の神がかり的なスーパーセーブもあって得点できず、負けてしまいました。
2失点目は、フェルナンジーニョのドリブルを洋平がスライディングしたところをかわされ、失点したようですが、ドリブル系の選手への対応は、大きな反省点です。(火曜日の録画放送で観戦したいと思っています)
残り1つ、これも古巣のガンバ大阪との試合、成長の跡をぜひガンバファンに見せたいところです。
【J1:第33節 千葉 vs 大分】
11月29日(日) 2009 J1リーグ戦 第33節
千葉 0 - 2 大分 (16:03/フクアリ/13,642人)
得点者:16' 清武弘嗣(大分)、65' フェルナンジーニョ(大分)
◆試合終了後の監督、各選手コメント(J's GOAL、ジェフHPから抜粋)
●江尻監督(千葉):
「大分トリニータの今のチームは素晴らしく、私自身がチームを分析した中でトリニータが一番いいサッカーをしていると思います。日本人らしいサッカーをしているという印象を持ちながら今日臨みました。その相手に対して我々も怯むことなく、トリニータと同じように走りたい、ボールを動かしたいということでトライをしました。
正直、相手のほうが役者が揃っていたと思います。その中でどういう戦いをするのかが今日の大きなポイントでした。前回、天皇杯でトリニータと戦った時はしっかりとDFを組んで守ってカウンターからトライしましたが、自分たちが前でしっかりプレッシャーをかけ、自分たちがボールを動かせる時はしっかりボールを動かそうという形が今日のゲームプランでした。
当然相手も私たちがどういったボールポゼッションができるのかわかっているので前からプレッシャーをかけられてしまってボールを失うシーン、失点に絡むような形が出てしまって、相変わらずいつものパターンかと思いますが、私自身はそれをやっぱりやっていかないと、J2でも1年で復帰という言葉を実現するためにも失点が怖いから、ミスが怖いからといってそれを回避することは今全く考えていません。
逆に、出るウミは全部出しつくして次へのステップにしていかなければいけません。何が私たちに足りないのか、もしかしたら当然トレーニングの方法もまた変えていかなければいけないかもしれません。
チャレンジをしていかなければ次に進めないと、私自身前回のFC東京戦から考えまして、何点取られてもいいから自分たちから何かアクションをおこしていこうというトライをしっかり選手たちはやってくれたと思います。
前半のビックチャンスでひとつゴールが決まっていればまた違う結果になっていたと思いますが、それがサッカーなのでそれは認めざるをえない。次のガンバ戦に向けて、J1の3位のチームに対して私たちはどんなサッカーができるのか。今日、最後の最後でトリニータに走り勝てなかったその部分をもっと追究して、ガンバ大阪にボールを動かされるかもしれませんが、しっかり食らいついて動かせるチャンスがあれば動かして点を取るような、アグレッシブに戦うサッカーを最終戦思い切ってやっていきたいです。
今日に関してはホーム最終戦で0-2という形でまたサポーターを裏切る形になってしまいましたが、自分たちが前を向いてやらなければいけないことに関しては選手はやってくれていたと思います」
Q:今日負けて最下位に転落したが。
A:トリニータもそういうトライをしながらやっていると思いますので、私自身は今日のゲームで何ができるかというのが一番重要だったと思います。それが当然やれていれば勝ち点3が取れたと思いますが、それが今ひとつ力不足だということですので、そういうところを修正しなければいけません。ホームゲーム最終戦、勝ちたかったということだけです。
●下村東美選手(千葉):
「今日は試合をしていて、大分にビルドアップのうまさがあったなと感じました。天皇杯(3回戦)で対戦した時とは全然違っていました。
それに対して、うちもプレスのかけ方とか練習で準備してきたことはあったんですが、それがうまくはまらなかった。それで、相手に先手をとられていました。得点チャンスがあっても追いつけそうで追いつけないというのが、メンタル的厳しいところがありましたね。
後半に関しては、勢いに乗って行きすぎて、うちの背後、裏のスペースを突かれるところもあったので、そこで我慢しながら、しっかりパスをまわして賢く攻める形と、勢いにのっていくところを考えながらやることも必要だったと思います。次は今年最後の試合ないので、しっかり戦いたいと思います」
●米倉恒貴選手(千葉):
「守りがきつかったですね。大分はモビリティがあるので、それに対する守りで動きまわらされるのが嫌でした。本当はそういうのをこっちがやれればよかったんですけど。相手が先制点を取ったことで乗ってしまったところがあったと思います」
Q:後半のキックオフ時は谷澤選手と左右のポジションが入れ替わっていたが?
「あれは戦術の一つです」
Q:後半のCKではニアサイドでボレーシュートを打っていたが?
「あれも戦術として練習でやっていたことです。あそこで決められればよかったんですけど」
●金沢亮選手(千葉):
「試合に出る時は『思い切ってやれ』と言われました。状況は0-2で負けていたので、前から積極的にプレスをかける指示も受けました。
0-2というスコアは、負けているほうが1点取れば雰囲気が変わることは分かっていたので、1点取ってチームの雰囲気を良くしたかったんですけど、それができなくて残念です。工藤さんとかボールを持ったらいいパスを出してくれる選手がいるので、個人的には裏に抜ける動きを意識していました。
出場は久々だったので、ジェフリザーブズで経験してきたことをトップの試合で出したいと思っていたんですけど、ボールを持った時の動きももっとうまくやれるようにならないといけないし、ボールのないところでの動き、前でボールを引き出す動きが自分はまだまだだなと感じました」
●斎藤大輔選手(千葉):
「(試合後に今季限りの引退ということでセレモニーがあって)恐縮してしまうくらい素晴らしいセレモニーをしていただいて、一選手として嬉しかったです」
Q:ピッチに出る前に、オーロラビジョンに映し出されている自分のこれまでの映像をどんな思いで見ていましたか?
「感情を入れすぎないように見ていました。見ているうちにいろいろなことを思い出したので、冷静に見るようにしていました。あれだけの映像を編集したり、データを調べてもらったりして恐縮しています」
Q:チームに必要なことは何だと思っていますか?
「厳しさが大事だと思います。僕が千葉(当時は市原)に来た時は確か29歳だったんですが、(イビチャ・)オシムさんに鍛えられて、やればやるだけ動くんだなと感じて、年齢ではないんだと思いました」
Q:最終節は対戦相手が(斎藤選手がプロ生活を始めた)G大阪ということに関しては?
「こういうことだと何かあるのかなという気はします。でも、プロの選手として最後の1試合をしっかりやりたいと思います」
●福元洋平選手(千葉):
「ホーム最終戦であり、大さん(斎藤大輔)のホーム引退試合でもあったので、勝ちたかったのですが……。決められるところで決められてしまい、決めるところで決められなかった。自分自身も2失点めはもう少し対応の仕方をしなければならないと、しっかりと反省しなければならない。最後のガンバ大阪戦に全力を尽くします」
●工藤浩平選手(千葉):
「相手がうまいなかでうちもチャンスは作っていたが、そこでしっかりと点を決めることができなかった。相手の2トップにボールを出させると危ないと戦術にしていながら、結局、そこでやられてしまったのは反省しなければならない。後半、点を取りたいという気持ちから前に急ぎすぎたり、ミスが増えて思うようなチャンスを作ることができず、相手のほうが勝負どころでの人数のかけどころがうまかった。うちも、そういった場面でどんどん選手が前へ出て行けるように、練習からしっかりとやらなければいけない」
●清武弘嗣選手(大分):
「今日は前半の立ち上がりは流れが悪くて相手に押し込まれていた。
(先制点のシーンは)夢生くん(金崎選手)が絶対(ゴール前に)抜けてくると思っていたので、あそこに走りこんでいきました。(横浜FM戦以来のJ1リーグ戦の得点だったが)横浜FM戦でで得点して、点を取りたいと思っていたので決めたいと思っていました。僕らには失うものがない。来季に向けて千葉に勝つことで歴史を作れればと思っていました」
●西川周作選手(大分):
「前半の入り方はいつもに比べてよくなかったけど、こっちが先制したことで(相手に)攻められるようになったと思います。流れが悪かったですね。
でも、自信を持ってプレーはできました。(新居選手の後ろ向きからのシュートを止めた場面は)新居選手らしいトリッキーなシュートだったけど、対応できました。
ポポヴィッチ監督のサッカーが浸透できてきたと思います」
●高橋大輔選手(大分):
「試合の入りはよくなかったですね。うちがやるべきサッカーを明確にできなかったことで、ゲーム展開をうまく進められませんでした」
Q:ポポヴィッチ監督のハーフタイムコメントには「後半はプレーを変えなければいけない」というのが、具体的にはどんなことですか?
「攻守にアグレッシブなプレーをすることです。それで、前からプレスをかけにいったことで、セカンドボールを拾えるようになりました。でも、前半、相手に点を取られずにすんだのも大きかったと思います。今日は千葉に勝って、大分の歴史を変えようとみんなで言っていました。勝ててよかったです」
2失点目は、フェルナンジーニョのドリブルを洋平がスライディングしたところをかわされ、失点したようですが、ドリブル系の選手への対応は、大きな反省点です。(火曜日の録画放送で観戦したいと思っています)
残り1つ、これも古巣のガンバ大阪との試合、成長の跡をぜひガンバファンに見せたいところです。
【J1:第33節 千葉 vs 大分】
11月29日(日) 2009 J1リーグ戦 第33節
千葉 0 - 2 大分 (16:03/フクアリ/13,642人)
得点者:16' 清武弘嗣(大分)、65' フェルナンジーニョ(大分)
◆試合終了後の監督、各選手コメント(J's GOAL、ジェフHPから抜粋)
●江尻監督(千葉):
「大分トリニータの今のチームは素晴らしく、私自身がチームを分析した中でトリニータが一番いいサッカーをしていると思います。日本人らしいサッカーをしているという印象を持ちながら今日臨みました。その相手に対して我々も怯むことなく、トリニータと同じように走りたい、ボールを動かしたいということでトライをしました。
正直、相手のほうが役者が揃っていたと思います。その中でどういう戦いをするのかが今日の大きなポイントでした。前回、天皇杯でトリニータと戦った時はしっかりとDFを組んで守ってカウンターからトライしましたが、自分たちが前でしっかりプレッシャーをかけ、自分たちがボールを動かせる時はしっかりボールを動かそうという形が今日のゲームプランでした。
当然相手も私たちがどういったボールポゼッションができるのかわかっているので前からプレッシャーをかけられてしまってボールを失うシーン、失点に絡むような形が出てしまって、相変わらずいつものパターンかと思いますが、私自身はそれをやっぱりやっていかないと、J2でも1年で復帰という言葉を実現するためにも失点が怖いから、ミスが怖いからといってそれを回避することは今全く考えていません。
逆に、出るウミは全部出しつくして次へのステップにしていかなければいけません。何が私たちに足りないのか、もしかしたら当然トレーニングの方法もまた変えていかなければいけないかもしれません。
チャレンジをしていかなければ次に進めないと、私自身前回のFC東京戦から考えまして、何点取られてもいいから自分たちから何かアクションをおこしていこうというトライをしっかり選手たちはやってくれたと思います。
前半のビックチャンスでひとつゴールが決まっていればまた違う結果になっていたと思いますが、それがサッカーなのでそれは認めざるをえない。次のガンバ戦に向けて、J1の3位のチームに対して私たちはどんなサッカーができるのか。今日、最後の最後でトリニータに走り勝てなかったその部分をもっと追究して、ガンバ大阪にボールを動かされるかもしれませんが、しっかり食らいついて動かせるチャンスがあれば動かして点を取るような、アグレッシブに戦うサッカーを最終戦思い切ってやっていきたいです。
今日に関してはホーム最終戦で0-2という形でまたサポーターを裏切る形になってしまいましたが、自分たちが前を向いてやらなければいけないことに関しては選手はやってくれていたと思います」
Q:今日負けて最下位に転落したが。
A:トリニータもそういうトライをしながらやっていると思いますので、私自身は今日のゲームで何ができるかというのが一番重要だったと思います。それが当然やれていれば勝ち点3が取れたと思いますが、それが今ひとつ力不足だということですので、そういうところを修正しなければいけません。ホームゲーム最終戦、勝ちたかったということだけです。
●下村東美選手(千葉):
「今日は試合をしていて、大分にビルドアップのうまさがあったなと感じました。天皇杯(3回戦)で対戦した時とは全然違っていました。
それに対して、うちもプレスのかけ方とか練習で準備してきたことはあったんですが、それがうまくはまらなかった。それで、相手に先手をとられていました。得点チャンスがあっても追いつけそうで追いつけないというのが、メンタル的厳しいところがありましたね。
後半に関しては、勢いに乗って行きすぎて、うちの背後、裏のスペースを突かれるところもあったので、そこで我慢しながら、しっかりパスをまわして賢く攻める形と、勢いにのっていくところを考えながらやることも必要だったと思います。次は今年最後の試合ないので、しっかり戦いたいと思います」
●米倉恒貴選手(千葉):
「守りがきつかったですね。大分はモビリティがあるので、それに対する守りで動きまわらされるのが嫌でした。本当はそういうのをこっちがやれればよかったんですけど。相手が先制点を取ったことで乗ってしまったところがあったと思います」
Q:後半のキックオフ時は谷澤選手と左右のポジションが入れ替わっていたが?
「あれは戦術の一つです」
Q:後半のCKではニアサイドでボレーシュートを打っていたが?
「あれも戦術として練習でやっていたことです。あそこで決められればよかったんですけど」
●金沢亮選手(千葉):
「試合に出る時は『思い切ってやれ』と言われました。状況は0-2で負けていたので、前から積極的にプレスをかける指示も受けました。
0-2というスコアは、負けているほうが1点取れば雰囲気が変わることは分かっていたので、1点取ってチームの雰囲気を良くしたかったんですけど、それができなくて残念です。工藤さんとかボールを持ったらいいパスを出してくれる選手がいるので、個人的には裏に抜ける動きを意識していました。
出場は久々だったので、ジェフリザーブズで経験してきたことをトップの試合で出したいと思っていたんですけど、ボールを持った時の動きももっとうまくやれるようにならないといけないし、ボールのないところでの動き、前でボールを引き出す動きが自分はまだまだだなと感じました」
●斎藤大輔選手(千葉):
「(試合後に今季限りの引退ということでセレモニーがあって)恐縮してしまうくらい素晴らしいセレモニーをしていただいて、一選手として嬉しかったです」
Q:ピッチに出る前に、オーロラビジョンに映し出されている自分のこれまでの映像をどんな思いで見ていましたか?
「感情を入れすぎないように見ていました。見ているうちにいろいろなことを思い出したので、冷静に見るようにしていました。あれだけの映像を編集したり、データを調べてもらったりして恐縮しています」
Q:チームに必要なことは何だと思っていますか?
「厳しさが大事だと思います。僕が千葉(当時は市原)に来た時は確か29歳だったんですが、(イビチャ・)オシムさんに鍛えられて、やればやるだけ動くんだなと感じて、年齢ではないんだと思いました」
Q:最終節は対戦相手が(斎藤選手がプロ生活を始めた)G大阪ということに関しては?
「こういうことだと何かあるのかなという気はします。でも、プロの選手として最後の1試合をしっかりやりたいと思います」
●福元洋平選手(千葉):
「ホーム最終戦であり、大さん(斎藤大輔)のホーム引退試合でもあったので、勝ちたかったのですが……。決められるところで決められてしまい、決めるところで決められなかった。自分自身も2失点めはもう少し対応の仕方をしなければならないと、しっかりと反省しなければならない。最後のガンバ大阪戦に全力を尽くします」
●工藤浩平選手(千葉):
「相手がうまいなかでうちもチャンスは作っていたが、そこでしっかりと点を決めることができなかった。相手の2トップにボールを出させると危ないと戦術にしていながら、結局、そこでやられてしまったのは反省しなければならない。後半、点を取りたいという気持ちから前に急ぎすぎたり、ミスが増えて思うようなチャンスを作ることができず、相手のほうが勝負どころでの人数のかけどころがうまかった。うちも、そういった場面でどんどん選手が前へ出て行けるように、練習からしっかりとやらなければいけない」
●清武弘嗣選手(大分):
「今日は前半の立ち上がりは流れが悪くて相手に押し込まれていた。
(先制点のシーンは)夢生くん(金崎選手)が絶対(ゴール前に)抜けてくると思っていたので、あそこに走りこんでいきました。(横浜FM戦以来のJ1リーグ戦の得点だったが)横浜FM戦でで得点して、点を取りたいと思っていたので決めたいと思っていました。僕らには失うものがない。来季に向けて千葉に勝つことで歴史を作れればと思っていました」
●西川周作選手(大分):
「前半の入り方はいつもに比べてよくなかったけど、こっちが先制したことで(相手に)攻められるようになったと思います。流れが悪かったですね。
でも、自信を持ってプレーはできました。(新居選手の後ろ向きからのシュートを止めた場面は)新居選手らしいトリッキーなシュートだったけど、対応できました。
ポポヴィッチ監督のサッカーが浸透できてきたと思います」
●高橋大輔選手(大分):
「試合の入りはよくなかったですね。うちがやるべきサッカーを明確にできなかったことで、ゲーム展開をうまく進められませんでした」
Q:ポポヴィッチ監督のハーフタイムコメントには「後半はプレーを変えなければいけない」というのが、具体的にはどんなことですか?
「攻守にアグレッシブなプレーをすることです。それで、前からプレスをかけにいったことで、セカンドボールを拾えるようになりました。でも、前半、相手に点を取られずにすんだのも大きかったと思います。今日は千葉に勝って、大分の歴史を変えようとみんなで言っていました。勝ててよかったです」