「戦術クロニカルⅡ」著者 西部謙司 発行所 カンゼン㈱ ¥1500(税別)
「戦術クロニカル」の続編ですが、前編が、トータルフットボールとは何か?が、テーマだったのに対し、今回は、過去の(今は主流とは言えない)戦術に関して解説したものです。
古いから魅力がないというほど単純ではなく、選手の能力やチーム事情からは、また復活したり(今も使われたり)、またその考え方が今も参考になるというものです。
温故知新ということです。
現在の主流「ハードワークサッカー」を打ち破った、2008年ユーロでのスペイン優勝、08-09UEFAでのバルセロナ優勝。ここから次の潮流が見えてきますが、それが全てかというとサッカーは、そう単純ではないと思います。
その時、過去異端と思われた戦術がまた改革のヒントになるかもしれません。
本書は、今まで異端と思われ、一時代を築いた戦術の底を流れる考え方(哲学)を解説した、戦術好きな玄人好みの本だと思います。
読み応えがありますし、小が大を食うためのシステムの歴史が、特に興味が湧きました。
「戦術クロニカル」の続編ですが、前編が、トータルフットボールとは何か?が、テーマだったのに対し、今回は、過去の(今は主流とは言えない)戦術に関して解説したものです。
古いから魅力がないというほど単純ではなく、選手の能力やチーム事情からは、また復活したり(今も使われたり)、またその考え方が今も参考になるというものです。
温故知新ということです。
現在の主流「ハードワークサッカー」を打ち破った、2008年ユーロでのスペイン優勝、08-09UEFAでのバルセロナ優勝。ここから次の潮流が見えてきますが、それが全てかというとサッカーは、そう単純ではないと思います。
その時、過去異端と思われた戦術がまた改革のヒントになるかもしれません。
本書は、今まで異端と思われ、一時代を築いた戦術の底を流れる考え方(哲学)を解説した、戦術好きな玄人好みの本だと思います。
読み応えがありますし、小が大を食うためのシステムの歴史が、特に興味が湧きました。