山本あけみ「緑ゆたかな環境を子どもたちへ」

建築士や生活者として、都市計画・公共施設マネジメント・地球温暖化対策・SDGsなど、独自の視点で日々発信

下高井戸おおぞら公園のパークステーション2新築で完全ZEB化を目指せ!

2022-12-03 | 活動日誌

サッカーの日本の大活躍(対スペイン戦勝利)を見ていたら、勇気百倍、元気が出てきました。ここが踏ん張りどころ。わたしも将来世代に恥じない活動をしなくてはならない。

下高井戸おおぞら公園は既に西側が開園しているが、これから東側(下図白い部分)に建設予定のパークステーション2を完全ZEB化を目指して行くべきと提言を続けているものの、杉並区からはZEBオリエンテッドを目指し設計を進めていると答弁を受けている。

 

環境省「
    ZEB PORTAL(ゼブ・ポータル)」HPより、ZEBの定義、https://www.env.go.jp/earth/zeb/detail/01.html


そもそも、私の令和4年第4定例会の一般質問では、
「下高井戸おおぞら公園東側に建築予定のパークステーション2の立地は、北側には神田川、南側には大規模なグラウンドが予定され都会にありながらも日照・通風とも良好です。

利用時間は地域区民センターなど比べて短いため使用するエネルギーは少なくて済み、屋根形状を工夫することで太陽光パネルを多く設置しエネルギーを作り出すことができる事、また敷地が広いため貯めておくための蓄電池設置も容易であり、加えて南側に広葉樹、北側には針葉樹を植える事で、夏場でも自然な通風を作り出すことが出来ます。

以上の事からも、完全なZEBが実現できると考えますが、ご見解をお伺いします。」

とし、完全なZEB実現を目指すべきとしていたが、残念ながら現状ではZEBオリエンテッドという事らしい。建物設計上は通風や使い方は考慮されず、単に断熱性能と照明など設備関係がどれ位省エネ性能があるか、そして、創るエネルギーがどれ位見込めるかを計算することになるが、広い公園にこれから建てるこの建物は、そもそも完全ZEBを目指して設計をして行けば、実現可能と考えている。

そして、公園に訪れる区民が、「これがZEBなんだ。」と見て聞いて知ってもらうことが出来るのでは無いか。ZEBやZEHは一部の人たちの当たり前から、みんなの当たり前に変えて行くチャンスになるのでは無いか、と想いは止まない。

あ~~、どうしようと思い、先ずは知り合いの建築士の先生に相談をしてみようと考えています。