山本あけみ「緑ゆたかな環境を子どもたちへ」

建築士や生活者として、都市計画・公共施設マネジメント・地球温暖化対策・SDGsなど、独自の視点で日々発信

私論「三つ子の魂百まで」(再掲)

2022-12-08 | 「あれこれ」のこと

【思い出しブログ】2010-06-27の再掲です。

皆さんは「三つ子の魂百まで」ということわざをご存知ですか?
では、その正しい意味をご存知ですか?

おそらく、「こんな意味だと思うんだけれど、、、」
という方が多いのではないでしょうか?
私もそのうちの一人です。

世の中に3歳児神話ってありますよね。
3歳時には想像もつかないほどの能力が隠されていて、
それを発見しないのは親の努力不足!
なんて言葉が続きそうですが。

ここからは全くの私論なのですが、
私が親として我子に3歳までに
してあげたいことが一つだけあります。

それは、「自分は親から十分愛されて育っているのだ」、
と思ってもらうこと。
それだけです。

もちろん、いちばん身近にいる大人の務めとして、
しつけもしなければならないでしょう。
時には鬼の形相で叱ったり、、、、

私なんか大人げないモード全開で本気で子供に
ぷりぷりと怒ってしまうこともしばしばでした。

でも、3歳までにこれだけはしておかなければ
ならないことと考えていたのは
幼児教育でもなくしつけでもなく、
「自分は親から十分愛されている存在なのだ」
と感じてほしいということなのです。

彼(我子)の人生はまだ始まったばかりですが、
これからの人生、良いことばかりではないでしょう。
それを乗り越える力を自分で開拓していけるのかどうか、
これは3歳までに植えつけられた
「自分の良いイメージ」が重要。
これをもってすればどんな困難にも
立ち向かっていけると思うのです。

子供は自分自身で伸びていく力を持っていて、
親としてはその能力を”素直に”発揮できるように
仕向けるだけでよいのではないか?と思っています。
その”素直に”発揮するための必須アイテムが
「自分の良いイメージ」なのだと考えます。

果たして私の唯一の望みが十分満たされているのか、
今はただ少し心配しながらの毎日です。