先日、杉並区役所で区議の有志からなるスポーツ議員連盟主催で
「スポーツ基本法」の勉強会がありました。
講師は国会で現在この法案の成立に向けて活動をしていらっしゃる
鈴木 寛参議院議員がお見えになり、
お忙しい中1時間強講義をしてくださいました。
鈴木さんを間近で拝見したのは初めてでしたが、
この法案が出てきた背景や成立への思いを直接伺い、
とつとつとしたお話しぶりの中にも強い思いを感じることが出来ました。
昭和39年の東京オリンピックがもたらした東京都内に残る遺産とは
高速道路、駒沢公園のような大きな運動公園、などでしょう。
そしてこれから招致を進める2020年の東京オリンピックでは、
全国民が地域を中心としてスポーツに親しみ、
これを通して子どもの成長や健康増進、そして地域のつながりを育てる、
という目的があり、将来振り返るとそれが財産になっていくだろうと
語っていました。
現在は少子化で小中学校の部活動は顧問の数が足りないなど、
以前とは違い成り立たせるのが難しくなっている、
またスポーツをしてきたものの社会人になる時に続けることが困難、
などの社会的背景があるようです。
私は中学高校と迷うことなくバスケットボール部に打ち込んできたので、
今の子ども達にその受け皿が十分に用意されていないことには
心痛めています。
思いっきり体を動かし、自分を発散させることはその後の人生に大きな財産となることでしょう。
大人として、区議会議員としてこの活動に賛同して行きたいと思いました。
お忙しい中、杉並区に足を運んでくださった鈴木参議院議員には感謝、感謝でした。