あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

北海道旅行(6) ハイセイコー

2011-09-15 | 国内・北海道

  
  国道235号線を走り 道の駅「サラブレット新冠」に

  正面に 駿馬「ハイセイコー」の像があった。

  ここ新冠町は「ハイセイコーが生まれた町」として有名になった。

  『昭和の怪物』『地方の野武士』などの愛称で競馬ファン

  のみならず多くの国民を魅了したと 碑にその栄光を

  刻んでいる。 

  引退に際しては『さらばハイセイコー』の歌まで飛び出し

  1975(昭和50)年種馬としてこの地に戻り

  2000(平成12)年5月4日に死んでいる。 

  競馬以外にも観光でもこの町に貢献していることから

  この像も造られたとのこと。 

 また その外に名馬が輩出され 競馬をやらない当方でも

 知っている スピードシンボリ タケシバオー トウカイティオー

 ナリタブライアン ら 蹄鉄の型をモチーフにした

 45の「優駿の碑」が置かれていた。

 この先の 浦河町には 皐月賞 ダービー 菊花賞を

 制し三冠馬となった後も 天皇賞 有馬記念でも優勝した

 名馬「シンザン」の像もある。

 いずれにしても サラブレット銀座の地名もあるように

     日高本線一帯は 馬 ウマ うまの一色でウマる。

 

  

 


北海道旅行(5) 苫小牧~新冠

2011-09-14 | 国内・北海道

   乗船のときとは違い 同乗者も一緒に車に乗ることができる。
   シーズンのピークは過ぎ また震災の影響もあるのだろうか?
   乗船のときは分からなかったが 意外と車の数は少なかった。

   ということで スムーズに上陸 一周の旅の第一歩が始まった。
   時計と反対廻りに周遊するコースへ 先ずは174km先の
   「襟裳岬」を目指す。

   苫小牧港から室蘭本線に沿って進行中 
「沼ノ端」の標識
   を見て この「沼ノ端」から「白老」間の線路が
   一直線(28.7km) ”日本一長い一直線の鉄路”で
   有名なことを思い出したが 雨のため残念ながら通過する。

   車は 日高自動車道(無料)を利用 「日高富川」からは
   日高本線沿いの国道235号により「新冠」へ

      日高町は 平成の大合併で 平取町を挟んで
   日本一遠く(65km)また 面積も広い(約564km2)
   ”飛び地”を有するとして有名なところ。

 
    

 

   


臨時国会

2011-09-13 | 出来事・行事


                                           

  今日13日 第178回臨時国会が召集され 会期は4日間

  午後 天皇陛下をお迎えして 開会する。

  野田首相が総理大臣就任後 初の所信表明演説があるが

  ”迅速な災害復旧と国民生活の安定が第一なノダ!”と思うが

  どんな内容になるか?

  明日以降は 各党代表質問も行なわれる。

  快晴の東京 直前までのゴタゴタを乗り越え

   ”ノダ船”の 良い門出とならんことを・・・

              ボン・ボワヤージュ!。

 

 


北海道旅行(4) 苫小牧港

2011-09-12 | 国内・北海道

 

      

   船内の食堂で昼食

  カレーライスのバイキング方式でチキン・ビーフなどが

  あった。  

 

     船は予定どおり 苫小牧西港に入港 

   苫小牧港は 全国8箇所ある中核国際港湾の一つに指定され

   ている。 フェリーも 大洗・仙台・八戸・新潟と4本が就航して

   まさにフェリーからの表玄関になっている。

 

   生憎 小雨模様だ 天候だけは いかんともしがたい。

   少々出足を挫けられてような気分だが こんなことで

   交通事故でも起こさぬようと 改めて気持ちを引き締める。

      


北海道旅行(3) 日の出

2011-09-10 | 国内・北海道

   4時48分 日の出

  残念ながら雲が厚く 期待した洋上での日の出には

  ならなかった。 

  船も順調に進んでいるが 次第に雲が増してきている

 本州の陸地もかすか程度だ。

 条件が良ければ 魹ケ崎(岩手県宮古市) 

 尻屋崎(本州最北端)が見えるようだ。

    

     部屋では インターネットもつながらず テレビも映らない

    することがなくなり 結局 昨夜から 風呂に入ることが

    多くなり これで何回目になるか!

    さすがに 午後は運転だ 風呂上りの一杯は今朝はない。

    かつての九州行きのフェリーでも風呂に入ったが

    大風呂の中で揺れるのが面白かったが ここは細かく

    仕切られているので そんな揺れもなく 首までつかり

    船旅を満喫し リラックス気分に・・・

 

 


北海道旅行(2) フェリー

2011-09-09 | 国内・北海道

   

   乗船したフェリーは 「さんふらわあー・ふらの号」

  船の概要は13,539トン 全長192m 幅27m
  定員705名 積載車数 乗用車100台 トラック180台

  客室は スイート・デラックス・スタンダード・カジアル・エコノミーと
  人数・金額に区分を設けている。

  船の速さは24ノット(時速約44km) 航路距離751km
  夕方18:30出航し 翌日13:30着の 19時間の船旅に。

 大型フリーには 十数年前に 東京から小倉まで 2昼夜

 にかけて乗船したが それ以来になる。

 

 修学旅行時代は 青森~函館 往復 「青函連絡船」を利用

 列車ごと船に乗船し 船酔いもなく快適だったそうで 

 津軽海峡 113kmを 1908(明治41)年から1988(昭和63)年

 まで運行していた。

 1954(昭和29)年9月 台風に伴う風雨で”洞爺丸事故”があり

 1430人が犠牲になったことも思い出されるが それを起因して

 「青函トンネル」が完成し 現在に引き継がれている。

 使用されていた船は 現在 函館港・青森港・船の科学館に

  記念として 残されているそうだ。

 

        

  


北海道旅行(1) 出発

2011-09-08 | 国内・北海道

       

    

    この夏 北海道一周旅行へ出かけることになった。

    家人は高校の修学旅行以来一度も訪れておらず

    その修学旅行のその後を見てみたいことを第一の理由に

    また 当方も過去に数回 スポット的にしか訪れたことが

    なかったことも含めて。

    計画にあたって いろいろなツアーまたはレンターカーの

    利用を考えたが マイカーで行くのが 今回の目的に叶う

    として北海道一周を計画する。

    出発第1日は 茨城県・大洗港から苫小牧に向かう

    フェリーに乗船。 大洗港も大震災の被害を受けたが 

    現在は支障なく使用できるようになっている。

  

  


大地震(81) 地盤沈下

2011-09-07 | 東日本大地震

  

   

   写真は 気仙沼「港ふれあい公園」前  左の建物は

    映画『春との旅』のロケになった「丸枡食堂」だが

  津波の被害とともに 地盤沈下が生じ 水に漬かっている。

  丁度上げ潮の時だったので 脇の雨水枡からは海水が

  湧き出ているのも見える。

  今度の大震災で東北沿岸部は 地盤沈下が大きく見られ

  陸前高田84cmを最大に 気仙沼は74cmとのこと

  また 仙台平野は 海抜ゼロメートル以下の面積が

  以前の5.3倍の16平方キロになっている。

  一方 驚くことに 面積の減少は地方交付税の減少になるとか!

   しかし 当面 政府は地図の更新をせずに 

             交付税の減少はしないそうだ。

 

     映画『春との旅』(2010年)
     監督:小林政広  主演:仲代達也
    「元漁師の主人公が孫の春に面倒を見られながら静かに余生を
    過ごすが 孫の失業から人生最後の住まいを求め 親戚縁者を
    訪ねる旅に出て 家族との確執や過去との対面により
    人生そのものをじっくりと見つめ直す。」

 

 


大地震(80) 鉄路

2011-09-06 | 東日本大地震

  

  気仙沼には 気仙沼線と大船渡線が通って 交通の要所だが

 今回の津波で 甚大な被害を受けている。 

 気仙沼線は 全長約80kmのうち陸前横山からの60kmが

 大船渡線は 全長約105kmのうち半分の大船渡方面が

 現在不通になっている。また何時津波が来るかもしれない

 同じ場所に 復旧することは難しく 新たに他の場所に

 敷設も叶わないだろう。

 写真では 線路は赤くさび雑草が生え 遠くには陸に打ち上げ

 られた船なども見える。

   現地には いろいろな事情があるのだろう

              復旧は 中々進まないのが 現状のようだ。

 

 

 

 

 


大地震(79) 折石(2)

2011-09-05 | 東日本大地震

 

 本ブログ 4月10日・大地震(13) 「折石」の健在を掲載したが

 今回 実際に確認したく訪れる。

 岸壁を下り その姿を見たとき 思わず声が出てしまった。

 まさに 何の変化もなく以前と同じように その姿を見せていた。

 左前方には 陸前高田が遠く望めるが 大津波などあったことなど

 ないように穏やかな海原がひろがっている。

 

 台風12号の居座りで 各地に大雨を降らせ 甚大な被害を

 もたらしている。 ニュースで増水した川の流れを見て

 津波と変わらないように思えた。

 普段は静かな「水」が ひとたび荒れ狂うと その牙をむき出す。

 改めて「水」の恐ろしさに 今さながら思う・・・

 

 


大地震(78) 「海と貝のミュージュアム」

2011-09-04 | 東日本大地震

  被災した 陸前高田の「海と貝のミュージアム」

  約6千種・11万点の貝のコレクションをがあり

  陸前高田が生んだ鳥羽源蔵と千葉蘭児の両氏が

  発表した新種の貝なども標本として所蔵されていたが

  全部流失して 元の海に戻ってしまった。

  しかし 建物そのものは残った。 また当ミュージュアムの

  目玉であった国内最大級の「ツチクジラ」の ”はく製” も

  損害なく残っていたそうだ。

  おそるおそる 内部をのぞくと 廃墟になった中 

  壁に一枚の絵画が残されており 異様な感じだった。

  当然 その他内部の設備・展示等は 壊滅的な状況だった。

   


大地震(77) 廃車

2011-09-03 | 東日本大地震

 

 

 集積された 廃車の山 もう原型をとどめていない。

 よくも ここまで めちゃくちゃにできるものと驚くばかりだ。 

 この中には 走行中の車もあったのだろう。

 海水に漬かっているので サビもでている。

 部品も再使用できない 所有者も特定できないことで

 処分も難しいのでは。

 被災3県の陸運局には 廃車手続きに 1万5千台を超える

 申請があったそうだが 3県で津波の被害にあった自動車は

 推計で23万台になり さらに申請が増えるという。

 

   ”カン車”も やっとのことで 廃車になった・・・

     

 

 


大地震(76) ボランティア

2011-09-02 | 東日本大地震

  どんな作業かは分からないが

   陸前高田のボランティア活動の様子。

  5ケ月半も過ぎても 多くのボランティアが参加している。

  現在は 被災中心部から離れた所での 活動のようだが

  この炎天下での作業や 活動の全部が自前での参加に

  頭が下がる。

  

  「陸前高田市災害ボランティアセンター」によれば

  昨日から台風の影響を避けて休止しているようだ。

  全ての作業が二次災害にならないように配慮しているようだ。

 

   

       こちらは 気仙沼市内のボランティア

    今日 野田内閣が正式に発足する。 

       それこそドジョウのごとく ドロにまみれて

         汗をかいて仕事をしてほしいものだ。!

   

    

           


大地震(75) 仮設住宅

2011-09-01 | 東日本大地震

 

 

  道路沿いの高台に 仮設住宅があった。

 住んでおられる人のことから 写真は遠くから撮影した。 

 簡易施設なので この炎天下の中で生活できるのだろうか

 クーラーの設置もないように見受ける。

 ニュースでは 昨日で 岩手県内で設置されていた避難所が

 全て閉鎖されたが 仮設住宅は13,984戸 借上民間住宅

 には3,856戸が入居していると。

 一日も早く正常な生活に戻れるよう願いたい。

 今日は 「防災の日」各地で防災訓練が行なわれようだが

      ”備えよ常に!”を 心がけよう。

    うず高く集積された ”ガレキ”の山  この集積所も一杯に!