帯広駅は 1905(明治38)年開業し 十勝地方の
中心都市・帯広の玄関口になっている。
かつては 国鉄士幌線 国鉄広尾線の分岐駅だった。
1996(平成8)年に帯広連続立体交差事業完成し
駅舎は日高山脈稜線をイメージした山型のホーム
壁面やレリーフが目立ち近代的な装いへと変化した。
1988年に始まった”駅コン”は今も続いているとのこと。
帯広の市名はアイヌ語の「オ・ペレ・ペレ・ケブ」(川尻が幾つにも
さけたところという意味)が 次第に”オビヒロ”になったと言われる。
帯広市街地は 札幌と同じく碁盤の目のようになって
いるが東西が条 南北が丁と札幌と逆になっている。
また 駅の南側の道路はは斜めになっているのは
米国・ワシントンならって延焼防止のためだそうだ。
郊外大正地区には「カニの家」なる施設がある。
昭和40年ごろ リュックサックを背負い 今風では
”バックパッカー”というが 道内を周遊する
若者が多くいたが その歩く後ろ姿が”カニ”に
似ていることから その若者を”カニ族”と呼ぶようになり
昭和46年にカニ族が宿泊できる臨時宿泊所が
もうけられ この施設を「カニの家」と呼んでいる。
現在も夏の期間 徒歩 自転車・バイクライダーに
無料で開放されている。