あかない日記

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信州紀行 須坂市13 勝善寺

2019-11-11 | 国内・長野

 

 

上本町 通称・寺町
(勝善寺大通り・寺町大通り)に出る。

この通りには 現在 
勝善寺・蓮休寺・宝広寺と寺が並ぶが 

かつては倍の寺があったという。 

その柳島山・勝善寺は 
浄土真宗大谷派の名刹。

1199(正治元)年に
明空により 
現在の
長野市柳原中俣に創建された。

その明空は 
信濃源氏系武士の井上頼重が
比叡山で 出家し

親鸞聖人の直弟子 6人の
高僧の一人でもある。


1735(享保20)年
14代住職海秀の
4女奈与子のもとに
水戸光圀のひ孫 大明院真兼
(俗名小沢左膳)が
16代住職として婿入り
それ以来「水戸葵」を
寺紋として許されている。


17代住職夫人 八千姫の父は
京都今出川冷泉中納言であり

明治維新後に
14代堀直明須坂藩主の娘 徳子が
22代住職 勝秀に嫁いでいる。

このように この寺は
源家、水戸徳川家,冷泉家と
堀家との 血族でもある。