あかない日記

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モロッコ紀行 119 映画「モロッコ」

2017-04-12 | モロッコ紀行

  

第41位 映画「モロッコ」1930年・米国)は
日本では 初めて日本語字幕が付された
トーキー作品としても知られている。

 物語は
モロッコに駐屯する独国 外人部隊の米国兵士
トム(ゲイリー・クーパー)は女たらしで

次々に女を変えていたが ある日酒場で
歌姫アミー(マレーネ・ディートリヒ)と出会い恋に落ちる。

しかし 隊の上司が妻とトムの関係を知ったことから
懲罰の意味でトムは最前線に送られることになる。
別れを告げるためにアミーの前に現れたトムだったが
金持ちの紳士ベシエールが彼女に求婚していることを知り
彼女の幸せのためにとその場を後にする。

ベシエールと婚約することになったアミーだったが
トムが負傷したと聞き 急いでトムが入院している病院に向かう。
しかし トムは怪我は仮病だった。
アミーはトムと再会するが 
トムは再び戦地に赴くことになっていた。

部隊を見送るラストシーンでは
アミーは 部隊に付き従って行く女たちの姿を見て
その女たちとともにトムを追う。

トムがリンゴをかじるシーンは
アダムとイブの禁断の果実を暗示し 

また鏡台に口紅で「Good Luck」の文字と
ディートリヒの美しさが
印象に残る。