あかない日記

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ベトナム紀行(71) どらえもん

2014-05-16 | ベトナム紀行

 

タンソンニャット国際空港とホーチミン市街とを結ぶ

幹線路「ナムキーコイギア通り」に


ドラえもん」 の大きな看板を見る。

ドラえもんは ベトナムでも人気があり。

因みに ベトナムででは 

  
 ドラえもん  :Đôrêmon ドレーモン

   のび太 : Nôbita ノービタ
   静香 : Xuka スカー
  ジャイアン   : Chaien チャイアン
  スネ夫 : Xêkô セコー

  と呼んでいる。

1992年末の発刊以来 2013年には 単行本218巻になり

 関連書籍を合わせれば販売数が累計で2500万部に達するそうだ。

ベトナムでの出版は最初 海賊版であったが 90年代以降人気を高めた。
 
しかし 勝手に絵を書き換えたりし さらに著作権料等は支払われていなかった。

その後 1995年 ドラえもんの版元である小学館との協議が整い

 使用料をベトナムの奨学金の基金に充当することで

作者の藤子・F・不二雄や小学館と合意している。

この「ドラえもん基金」は 2013年までに7150人に

計約40億ドン(約1700万円)の奨学金を授与している。

私立の小学校には、キムドン社の寄付でつくった

「藤子・F・不二雄図書館」もあり 授業の教材でもドラえもんをつかっているそうだ。

余談だが ドンコイ通り近くに20周年を迎えた

日本大衆食堂「どらえもんかか」が営業している。