タンソンニャット国際空港とホーチミン市街とを結ぶ
幹線路「ナムキーコイギア通り」に
「ドラえもん」 の大きな看板を見る。
ドラえもんは ベトナムでも人気があり。
因みに ベトナムででは
ドラえもん :Đôrêmon ドレーモン
のび太 : Nôbita ノービタ
静香 : Xuka スカー
ジャイアン : Chaien チャイアン
スネ夫 : Xêkô セコー
と呼んでいる。
1992年末の発刊以来 2013年には 単行本218巻になり
関連書籍を合わせれば販売数が累計で2500万部に達するそうだ。
ベトナムでの出版は最初 海賊版であったが 90年代以降人気を高めた。
しかし 勝手に絵を書き換えたりし さらに著作権料等は支払われていなかった。
その後 1995年 ドラえもんの版元である小学館との協議が整い
使用料をベトナムの奨学金の基金に充当することで
作者の藤子・F・不二雄や小学館と合意している。
この「ドラえもん基金」は 2013年までに7150人に
計約40億ドン(約1700万円)の奨学金を授与している。
私立の小学校には、キムドン社の寄付でつくった
「藤子・F・不二雄図書館」もあり 授業の教材でもドラえもんをつかっているそうだ。
余談だが ドンコイ通り近くに20周年を迎えた
日本大衆食堂「どらえもんかか」が営業している。