「Marie Curie」高校の門前
ベトナムの諸事情が続きますが 教育の話題を
ベトナムでは 学校の校舎が少ないため ほとんどの学校で
授業は 午前中と午後と 2部制で行われているのが通常だそうで
写真は 丁度その入れ替えとその送迎もあって 校門前は混雑している。
ベトナムの教育制度は 6歳からの5-4-3制 9月入学の2期
大学は 首相直轄の国家大学 地方総合大学としての国立大学 と私立大学ある。
成人指職字率は 93.4%と非常に高い。
また 中学校は仏語と英語の選択制で
祖父母や父母はフランス語を話せる人が多いようだ。
因みに 写真の「Marie Curie 」高校は
フランス植民地時代にフランス女子学生の教育のために
1918年に設立された。
1941年 日本軍のインドシナに進駐に伴い 各教室は日本人のための病室となり
学校は 臨時に現在のホーチミン経済大学の場所にあった幼稚園に引越している。
また こんなところにも日本の影響があった。
その後 学校の名称は一時Calmette高校と改称されたが
現在では再びMarie Curie となっている。
1946年 当時のサイゴン政府から追い出された
Le Qui Don高校の男子生徒を受け入れたのをきっかけに
男女共学となっているとのこと。