あかない日記

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ベトナム紀行(66) 教育事情

2014-05-11 | ベトナム紀行

「Marie Curie」高校の門前

 

  ベトナムの諸事情が続きますが 教育の話題を

ベトナムでは 学校の校舎が少ないため ほとんどの学校で

 授業は 午前中と午後と 2部制で行われているのが通常だそうで

 写真は 丁度その入れ替えとその送迎もあって 校門前は混雑している。

 ベトナムの教育制度は 6歳からの5-4-3制 9月入学の2期

大学は 首相直轄の国家大学 地方総合大学としての国立大学 と私立大学ある。


成人指職字率は 93.4%と非常に高い。

また 中学校は仏語と英語の選択制で

 祖父母や父母はフランス語を話せる人が多いようだ。



因みに 写真の「Marie Curie 」高校は 

フランス植民地時代にフランス女子学生の教育のために


1918年に設立された。


1941年 日本軍のインドシナに進駐に伴い 各教室は日本人のための病室となり

 学校は 臨時に現在のホーチミン経済大学の場所にあった幼稚園に引越している。

また こんなところにも日本の影響があった。


その後 学校の名称は一時Calmette高校と改称されたが

 現在では再びMarie Curie となっている。


1946年 当時のサイゴン政府から追い出された

 Le Qui Don高校の男子生徒を受け入れたのをきっかけに

 男女共学となっているとのこと。