日記塊~77と97に関する幾つかの考察~

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出陣式初体験記(前編)

2010-01-31 00:57:40 | 2012年までの記事
キャンプ壮行会。

キャンプ直前にくすのきホールに選手が集い、写真をとったりできるイベント。
会場のキャパシティの狭さもあり、毎年かなり混雑するらしい。
特に去年は、日本一に伴う注目度の上昇と、新ユニホームお披露目も重なって、
それはそれは大観衆だった。らしい。

というのが自分の中の壮行会イメージ。
というのも、ライオンズファン歴20年、このイベントには参加したことがない。
以前からこちらを読んでいる、という奇特な方々はおわかりだろうが、
とにかく「混んでいる」という情報ひとつだけで十分二の足を踏めたからである。
人混みがなにより苦手な身としては、己からそんな場所に身を投じるなんて自殺行為だ。

そんな自分が、今年は行こうと思った。
ひとつめの理由は、なんとなく。
1回ぐらい体験してもいいかなあ、と思った。それだけ。
ふたつめの理由としては、赤田と上本を至近距離で見たい。
赤田は言わずもがなだし、上本には南郷でサインをもらったお礼を改めて言いたい。
ふたつを同時に叶えるとしたら、シーズン前のこのイベントしかないかと思ったわけです。
ということで、この時期は出さない希望休を壮行会(今年は出陣式)に合わせたのだが。

今年はトークショーあり。トークショー出席選手との撮影は無し。
そして、赤田将吾選手トークショーに参加大決定。

うーむ。

秋季キャンプのときもそうだったが、赤田関係はものの見事に外すなあ俺。
スルーしたオークションには飛び入り参加する始末だし。
縁がないんでしょうか。あってもアレだけど。

ということで、南郷同様お目当ては上本オンリーに。
最近どっちかというと49な奴になっている気がします。

で、当日。
壮行会童貞が一人で行くのはなかなかに厳しいので、
球場でのお知り合いの皆さまに手ほどきをしてもらうことに。優しくしてNE。
集合時間は早朝。
列整理自体は8時半と公表されているが、それに合わせてでは遅いのか。
うーん、奥深きかな壮行会道。

早朝から8時半までは冬空の下待ちっぱなし、ということになる。
もともと細身でインドアを絵に描いたような男なので、
「装備はしっかりしろ。死ぬぞ」と特に注意された。
てなわけで、念のため寝袋持参。

懐かしいなあ、この感じ。
今ではすっかり屋内万歳っ子になってしまったが、
昔はちょくちょく深夜並びなどしたものだ。

西武ドーム杮落しのオープン戦では、中学の卒業式終了後に友人と3人で徹夜で並んだ。

2002年のシリーズチケットはまだ球場販売がメインだったから、
観戦仲間と深夜の西武ドームで談笑しながら並んでいたっけ。
並び客用に内野席のトイレが開放されていたから、
スタンドに入り込んで「うおー真っ暗ー」とはしゃいでいたら怒られたなあ。当たり前だが。

東京ドームのシリーズ初戦も当時は外野上段は自由席だったので、
土曜夜開催なのに木曜日から敷地外でテントを張って居座ったなあ。
朝起きてテントから顔を出したら、出勤中のスーツ姿の波。
やたらこっちを見るので「見世物じゃねえぞ」と思ったが、今ならわかる。見世物だ。
試合前日の夜にはカメラマンが合流して、星を眺めて眠りについたら、
翌日雨に打たれて目が覚めるという人生ワースト3の朝を迎えた。

まあ、その雨が記録的豪雨となり02シリーズは中止となってしまったのは
皆さまの記憶にも新しいところだと思います。

そんなことばっかりしていたら、04福岡プレーオフ直前に、
「どうせあんた使うことがあるだろうから」
といきなり母親に寝袋をプレゼントされたりもした。そんな10代後半。
どこで道を踏み外したんだろうなあ俺。

その後全席指定の試合が増えたりプレオーダーが定着したりして、
そんなことをする必要がなくなったわけでございます。

ということで、久しぶりの長時間並び。
現地に到着してみると、すでに人がいる。ひえー。
同行者曰く「こんな時間から並ぶなんてバカだねぇ」。
いや、その言葉うちらに直で返ってきます。
(念のため。本人もわかってて言ってます)

やはりというべきか、並んでる人は女性が多い。
顔見知りとか、見たことある人は少なかったので、内野派の方が多いのかな。
皆さん思い思いに時間を潰している。酒を飲み交わしている人も。
昔も自分はやったなあ。トランプとかもってきて。
並び時間が多いほど、その時間を楽しんでやろうという気持ちがモノを言います。
ちなみに、某大手掲示板でシート貼りしてる、みたいな書き込みもありましたが、
自分の周りでは一枚も見なかったです。
地面直座りが寒いから尻にシート敷いて座ってはいましたが。
火の無いところでも煙は立ちますね。ネットでは。

ゲームしたりして時間をつぶしていたら夜明け。ま、眩しい。
平日のため出勤のために駅へと向かう人の数も増え、
列を見て何事かと目を向けてくる人も増える。
こういうときに張り紙とかをチェックして原因を究明するのは基本おばちゃん。
好奇心旺盛ですね。貴女の街の球団が、出陣式をするのですよ。

そんなこんなで8時半。
係員の指示に従い、館内エレベータ前を先頭に移してシート貼り。
順番が最初のほうだったため、運よく館内にシートを貼ることに成功。
おお、約4時間ぶりの屋内。屋根があるって素晴らしい。壁があるって素晴らしい。

列整理後は15時半までに戻ってくれば、シートを離れてもいいらしい。
あら、意外と柔軟なんですね。素晴らしいと思います。
ということで皆さん一斉にいなくなる。
この中には、一度仕事に向かったりする人もいるんだろうなあ。
15時までカラオケとかする若者もいたりして。
学生くらいならひとつのイベントとして充分楽しめそうではある。

かくいう自分は、10時の開店に合わせて西武百貨店所沢店へ。
頼まれていた買い物が、ひとつあったのです。


長くなりそうなので続く。
岸さん結婚おめでたう。
これでファンやめちゃう女性とか、やっぱいるのかな。

チケットが値上がりしたでござるの巻

2010-01-28 23:48:03 | 2012年までの記事
出陣式(←これが浸透してねえのなんの。皆壮行会って言ってた書いてた)の件は
少し長めに書けそうなので後日。
今回はしゃくればせ おくればせながらチケットの話。

64も書いてたけれど、チケットが値上がりしました。
率直に言います。9ユニは不満です。
少し怒ってもいます。プリプリです。極上のエビのようです。

野球には銭を惜しまねえ、なライフは今年からは控えようと考え、
あえてプラチナを外した今年。それが

外野フリーパスがまず無くなり、
挙句の果てにチケット値上がり。

なんかもう来るなって言われてる気分。

いやまあ、被害妄想なのは重々承知ですよ。
予想もしていましたよ。ふたつとも。
でもねー、ここまで立て続けるとねぇ。ほら。

じゃあ年パス買えよって話ですが、なぜ買わなかったかはもう書いたので割愛。
球団に金落とさなきゃとか、そこまでお金持ちじゃないし。
うちの風呂場の蛇口はマーライオンではございません。
牛乳でも家賃でも入場料でも、やっぱ安いほうがいいです。本音。

まあ、じゃあ来なくていいよ別にって話なんでしょうなー。
代わりに1000円払ってくれる人はいるし、今年はそれが多分増えるし。
そこでお金儲けしようというのは至極当然だし、大正解。
わかっちゃいるんですけどねー。
でも、今年からのファンが人気選手がいなくなってライオンズから離れても、
俺は離れない自信があるんですけどねー。ねー。
人生換算で行けば絶対金落とすと思うんですけどねー。ねねー。
向こう20年絶対球場行くから割引、とかだめですか。

ということで、決心。
試合数減らさず意地でも年パスより安くあげてやる。
どれだけ安くやれるかの実験台になりましょうぞ我は。
徹底的にカジュアルにライオンズを楽しんでやる。
(※9ユニさんは「カジュアル」の意味を少し取り違えているようです)

今日は勢いあまってる上に感情的な感じ。
個人ブログだ。文句あるか。うおー。


カープの新グッズがすごい魅力的
こんなん出してくれたら、涎垂らしながらぶりぶり球団に金落とします。

出陣式終了

2010-01-28 18:56:50 | 2012年までの記事
多分つつがなく。
カメラマンに頼まれたポスターを購入。
カードなかったんですが、後付けでポイント付与してくれるらしい。
説明がたどたどしかったので怪しいですが。
値上がりしたからポイントも死活問題ですわ。

帰宅の途につく菊池を今日一番近くでみる。
普通の若者ですねー。

列整理も終わり

2010-01-28 12:05:04 | 2012年までの記事
再集合までは自由時間。
とりあえず西武百貨店へ。

食べ物市的なイベントが開催中で、そこで販売する栗福なるものを頼まれたので。
ついでに自分用に駅弁を購入。
本屋に寄ったら探していた奥田英朗のエッセイを発見。
陽あたりのいいベンチをみつけたので、ビールも買っちゃう。

楽しんでるなあ意外と。

遠征記クラシック~札幌開幕編5

2010-01-26 00:43:13 | 2012年までの記事
非常にわかりやすい前回までのあらすじ
札幌開幕編1(ケンタッキー食う@9)
札幌開幕編2(ボードは友達@64)
札幌開幕編3(ラーメンを食べよう@9)
札幌開幕編4(こんなんできたよ@64)

ちょっと遡って話は前日深夜。
開幕を翌日に控え高ぶる心をぶつけあったり、
64持参のノートPCで馬鹿サイトを見て笑ったりと、男2人の夜をそれなりに楽しむ。
ひとしきり楽しんでふと流れる沈黙。
少し真顔になった64。こちらもちょっと姿勢を正す。
何か重要な話でも、と思って促すと

「俺、明日誕生日なんだよね」

へー。

ふーん。

じゃあ寝るわ、となるのが通常の二人。
しかしちょっとひっかかることが。
そう、当時こいつは彼女がいると公言していた。
つまり彼女側からしたら

恋人の誕生日という大事な日に当人は札幌に1人旅行しているうえ、
パートナーに自分を選ばず見知らぬちんちくりん大学生(4月入学予定)を据えたのだ。

わかっていない。女心というものを全くわかっていないこの微妙デブは。
女性にはどう接するべきか、記念日というのが恋人にとってどれだけ大切かを懇々と説教してやった。
ちなみに、この時点までで9には異性交遊歴は無い。

翌日。いよいよ開幕当日。

ホテルで朝食を済ませドームへ向かう。
64は札幌ドーム経験者なので、優越感たっぷりに先導してくれる。
福住駅からの道も丁寧に案内してくれるのだが、
当時は駅を出て間もなくドームの姿が見えたので全力で聞き流す。

全席指定ということで開門に合わせて向かったので、さほど待たずに入場。

へー、これが札幌ドームか。でけー。
席からバッターボックスが遠いのなんの。
スクリーンはライトだと真後ろか。見難ぇ。
初観戦のスタジアムはいくつになってもわくわくする。

ひとしきり場内を回り、当日入りのメンバーと挨拶を交わす。
そんなこんなでスタメン発表。
開幕なので、テンションも高めにセッティング。
レフト側に陣取った、ライトの倍以上の黒い集団も盛り上がっている。
負けてらんねぇぜえ、と64らとともに立ち上がり声をあげていると、
女性係員がこちらにととと、とはにかみながらやってきた。
逆ナンパっすか。北国の娘っこですか。どさん娘ですか。

赤田選手ってどんな選手ですかぁ?
よろしければご説明差し上げましょうか。
立ち話もなんですし、長くなりますのでよろしければホテルでゆっくりと

とか得意の妄想をかましていたら衝撃の一言。

「申し訳ありません、立ち上がっての応援は…」

がーん。
確かに、ちょっと不安ではあった。
札幌ドームでの公式戦は過去に数えるほどだし、
フランチャイズチームがない分応援に対する認識も少ないだろう、と。

しかし、よりにもよって開幕戦である。
全力で応援したいのだ。特に人数も少ないし。
最後列に位置しているしなんとかならんか、と思ってふとレフトに目をやると

立っている。
跳ねている。

うーん。

やっぱりこれは違うと思う。

「レフトスタンドの皆さまは立って応援されていますし、
 私どもも許可をいただけませんでしょうか。」

的なお願いをし、承認(黙認ともいう)を得、なんとか通常の応援スタイルを確保。
…とまあ、応援しにくい球場だなあ、というのが札幌の第一印象。
それが今や内野も立って跳んでるから、時の流れは恐ろしい。

ちょっと予想外の出来事はあったけれど、無事試合開始。
この日は伊原春樹初采配試合。
2回に1塁ランナーカブレラ・バッター和田でエンドラン。
この成功が2002シーズンを左右した、と今でも思っている。
先発の松坂も安定感たっぷりで試合をつくる。
8割がた(残念ながら満席とはならず)埋めてくれた札幌のファンも温かい拍手。

しかし、ロッテの遠征力はすごいねえ。レフト黒い黒い。
スピーカーでも配置したのか、コールリーダーの声がこっちまで。

しかし、レフトスタンドが大きく沸く場面は最後までなし。
開幕戦を見事に勝利で飾りましたよ。

さて、遠征試合後のお楽しみ。
今晩はジンギスカンで祝勝会でございます。


※次回
勝利に沸くライオンズファン。
その狂乱の宴の全貌が明らかに。
そして、遠征に於いて最も重要な最終日を迎える。
果たして勝って帰ることはできるのか。
64ユニのライオンズなアレに続く。

ハイタッチ作戦

2010-01-25 15:07:31 | 2012年までの記事
今年のファン感での話。

人ごみにうんざりしてほぼ全てのイベントを放棄してましたが、
唯一参加したのが赤田の参加する外野手トークショー。
他に栗山、GG、友亮という、なかなか充実したメンバーで、
それなりに楽しんでおりました。

そんな中、選手への質問コーナー的なものがありまして、
栗山への質問(というかお願い)が
「ファンと栗山だけがわかるサインを試合中に出してほしい(記憶適当)」。
さんざん悩んだ栗山の答えは

「じゃあ、勝ったときにスタンドとハイタッチします」

なんじゃいそりゃあと最初は思いましたが、
勝利時の選手同士のハイタッチをファンともしようと。
とはいえスタンド全員とはできないので、エアタッチにしようと。
勝ったらタッチの素振りをスタンドにするから、返してくださいよと。
そういうことらしい(と自分は考えました、ええ)。

選手のほうから(要望があったからとはいえ)そんな提案がされるってーのは
昔じゃ考えられないなー、せっかくだからちゃんと反応したいなー。
栗山も「コレ返されなかったら寒いなー」っていってたしなー。
などと思っておりました。


こないだの土曜日に、応援仲間と10数人で色々話す機会がありました。
今年なんかできないかなぁとか色々と。
その話の流れで、
「栗山のハイタッチ、浸透するかねえ」
とぽつりといったら、全員の頭に「?」マーク。

知られてないぞエアハイタッチ。
まあ、トークショーを聞いていた人しか知らないから無理もないけれど。

でも、概要を説明したらみなさん乗り気。
栗山の気持ちに応えなきゃあいかんと。

てなわけで、(栗山は完全に忘れてるかもだけど)しっかりリアクションをとることに。
特に本拠地初勝利時は大げさに。
「やってるよ!スタンドやってるよ!」って本人がわかる感じで。

大げさってどんなだい、といわれると難しいんですが、
まあ無言でやるより「うぉーい」とか言いながらやったほうがわかりやすいだろうと。
後は、でかい手があればピンとくるんではなかろうかと。

そんなこんなで、「でかい手」を探しております。
つーてもスポンジのでかい手の存在は知っておりますが、
(しかも球場に持って行った記憶もある。今思えば何故)
持ち運びに便利な浮輪スタイルがいいなあと下調べ中。
めぼしいのがあるにはあったんですが、なんか海外から輸入したりする雰囲気で嫌。
同じサイトに載ってるキャラ玩具が総じて可愛くないし。
とっとこ走り出しそうなネズミ系マスコットもいるし。

さーてどうしよ。

ちなみに「でかい手」で札幌ドームの田中賢介を思い浮かべたんですが、
調べたら結構面倒くさいことになっていたらしくちょいとびっくり。
ハムでは公式として(も)「賢介用でかい手」が売っているようです
賢介は指差し型だからまあかぶらんだろうとか思ってたら、非公式かい。
全く同じ感じは嫌だなー。うーむ。

(私信)
白熊様、例の物確かに頂戴いたしました。
大変おいしく頂きました。ありがとうございます。

遠征記クラシック~札幌開幕編3

2010-01-22 15:41:56 | 2012年までの記事
前回の内容はこちら
写真なんか残ってたんですね。つうか、撮ってたんですね。
野郎二人で動物園の前ではしゃぎながら記念撮影。
うわちゃー。

KFC円山店での自分の手の形がおかしい。
なんだこの微妙な形、とぼんやり眺めていて思い出した。
当時小島聡が全日入りたてのころにこんなポーズやってた。
うわちゃー。

一通り身悶えたところで今回の本文DEATH↓

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存分にボードを蹴り倒した後、ホテルに荷物を置いて夜の街へ。
とりあえずちゃんとした札幌メシは明日皆が来てからで遅くはないので、
今夜はさっくりラーメンで腹を満たすことにする。

とはいえ、今回は予備情報なし。
ラーメンの名店を紹介した雑誌なども持ってきていない。
隣のドラえもんはポスカを大量に持参したことで満足フェイス。
ポスカで店が探せるのかと。

面倒くさいし、まあ札幌に店を構えているなら下手なもんは出さないだろうと、
完全に思いつきで目に留まった店に入る。

なんでしょうこの店内の細長さは。

イメージとしては学校の廊下。
で、カウンターではなく対面椅子なので、非常に縦長感。
人がすれ違うのにも苦労しそうな縦長っぷり。
札幌だと店を出すにも物件が限られるんですかね。

出されたラーメンをずるずる啜る。普通に美味。
64はあほみたいに備え付けのおろしニンニクをぶち込んでいた。
「開幕に向け、スタミナをアップさせなあかん」
とのこと。是非明日はフリスクった上での応援行為を。


食事を済ませた後、ホテルに戻り制作活動に入る。
これが難航。とりあえず何を造るべきか考えるが、そっから浮かばない。
稼頭央やらカブやらといった人気者どころをいまさら造ってもなあ、
というひねくれ根性が今回は災い。
64がもそもそと制作にとりかかったので、覗きこんでみる。

おいおいおい、犬伏かい。
確かに犬伏は今回初めて開幕ベンチ入りを果たしている。
といっても、普通に考えて出番はなかろう。
札幌でわざわざ掲出機会がなさそうなもんを何故造るかねえ。
反面教師。自分は代打で出番がありそうな鈴木健と垣内にしますよっと。

だいたい造り終えたところで時計の針は22時過ぎ。
最終情報を得ようと、テレビでニュースステーションを垂れ流す。
スポーツコーナーではもちろん開幕直前情報。
各チームの戦力分析やらを時間を割いて取り上げている。
ふーん、へーと言いながらぼんやり2人で眺めていたのだが、
最後に解説の栗山英樹氏が衝撃の一言。

「実は、W杯開催の年には、西武ライオンズは必ず優勝しています!」

おおおおお。
こいつは春から縁起がいい。
わざわざボードまで用意させて解説者に言わせることではないと思うけれど。
これに気付いた時のNステスタッフのニヤニヤが想像できる。

ともあれ、伝統的に優勝できる年であり、優勝しなければならない年なのだ。
2人は無駄に興奮した。64は即興でもう一枚ボードを造っていた。
元気が出ました。いよいよ、開幕。


※次回
果たして次回の書き始めは翌朝なのか、深夜帯からなのか。
正直試合当日の記憶は殆どないので、64に書き進めてもらいたいところであるが、
この思いは64に通じるのか。
64ユニのライオンズなアレに続く


<補足>
ちなみに栗山さんの言うとおり、この年は見事優勝。
しかしながら、この伝統は2006年に潰えてしまいました。
そういえば今年もワールドカップイヤーですが、果たして。

2002年のシリーズ?何それ。