日記塊~77と97に関する幾つかの考察~

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新装開店所沢

2009-03-28 04:11:31 | 2012年までの記事
シフト勤務の強みということで、行ってきました金曜所沢。
今年からレフトに移動、ということで色々変わっております。
箇条書きでつらつらと気になったところを。
ネタバレに近いので「まだ行ってねぇから言うんじゃねえよ!」な人はスルーをお願いします。
土曜参戦で予備知識にしたかった人はこんな時間ですいません。
今年も肉にも骨にもならない無栄養ブログでございます。
まぁ、そういうことは64に任せればいいやと。
昨日もしっかり写真とってたし。


●一塁⇔三塁の移動が禁止になった(らしい)
昨日、係員の台詞で一番聞いたのがこれ。
チケットの表記通りのサイドにしか基本いけないようです。
バックスクリーン裏の通路も廃止になるとかどうとか。
このせいで間違って三塁に来ちゃった読売ファンもちらほら。
パスの場合はどっちもいけるのかなあ?そこは謎。

●意外ときついレフト側傾斜
ライトよりレフトの方が外周の傾斜がきついです。
特に入場門⇒外野入り口までが。
開門直後場所取りが必要な外野組の方々は足腰に注意。

●えっ工事終わってるの?テラスシート
色合いのせいでなんかまだ工事中に見えます。
鉄筋むき出しにしてあるのかと思った・・・。

●レフト御食事情
基本レフトにあったものがそのまま。
あまりレフトに行ったことがないので変更点にも気付きにくいですが。
ごはん物がっつり系の方にはどんぶり屋が真後ろで好都合。
スナック物つまみ派の自分にとってはポテトが違和感ありすぎて・・・。
揚げたてをがっつり入れてくれるライトのアレが大好きだったのに。
蕎麦屋も変わってます。っつーかうどん屋になってます。そばもあるけど。
メニューは約10種類。うどん屋だけあってうどんのが麺しっかりしてます。
きのこも月見も無くなったのは自分にとっては大打撃。
あと、やたら並んでたのはポップコーン&ライオンズ焼き。

●マジで貯まるぜLポイントin飲食店
これはアナウンス済みですが、飲食店でもポイントたまります。
ただ、ファミマで「Tポイントカードはお持ちですか?」と
聞かれるのがかなり嫌いな自分としては、少々面倒くさいシステム。
結局昨日で100ポイントだって。高いんだか低いんだか。

●喫煙所は相変わらず
喫煙所は相変わらずむきだし。
さすがに個室造るべきなんじゃねえの。

●何故か拡大規制サイズ
100×150だったサイズがさりげなく120×150に。
何があったの。しかも規制全盛のこの時代に。
まあ、ありがたいっすけど。



スタンドも青白どころかユニ着用率も低かった昨日。
まあ平日昼間だから?それとも新ユニ待ち?
皆さん手探りのレフト生活スタートです。

野球のある風景

2009-03-25 01:25:00 | 2012年までの記事
WBC。

無関心装いつつ、なんだかんだでがっつり見てしまった決勝。
「野球の短期決戦」に勝るエンターテイメントをしらないので。
それに「愛国心」とか「ライバル心」とか、
わっかりやすいテーマに乗せられた観客の発する熱。
観客の熱って、やっぱりイベントを創り上げるには必要だよなあ。
今日の決勝に関する限り、このイベントは本物でした。

事務所では、課長職の全員が手を止めてがっつり見てやがる。
野球のやの字も知らない女性陣までもが、状況を気にしてくる。
お客さんから、「どうなった?」と尋ねられる。
すれちがいざま同僚に、「勝った?」「勝ったよ」。
試合後、駅のホームでは、野球部らしき学生たちがベネズエラ代表について語っていた。


「なにが」も、「どこが」もいらない。
この時間だけ、殆どの日本国民にとって
「なにが」は「WBCの決勝が」で、
「どこが」は「日本代表が」だった。

日本全土でなんて夢言わない。埼玉県内なんて贅沢言わない。
いつか、せめて所沢駅前ぐらいは、
「なにが」は「今日のライオンズの試合」で、
「どこが」は「ライオンズが」になればいいなあ。

なんて思ったりしてみました。


テレビや街でわあきゃあ言ってるやつらの殆どが、
球場で野球なんか見たことないんだろうなあ。

今日、面白かったろ?
野球、面白ぇだろ?

球場で見たら、TVの10倍面白いんだぜ。
俺らはもう何百回も楽しんじゃってるけど。


今年も存分に楽しませていただきます。


2009.3.7 山口遠征 後編-2/2【山口完結編】

2009-03-18 00:01:44 | 2012年までの記事
翌朝。

「何皆先寝てるんだよ!起こせよ!」

だってさ。はいはい。


せっかくの温泉宿なんで朝風呂からスタート。
朝ごはんつきなのでしっかり食べちゃう。
なんて健康的な生活なんでしょう。
毎日遠征してれば100まで生きられる。

この日は丸1日山口観光に充てることに。
土日=連戦&日曜デーゲームが基本のレギュラーシーズンではありえません。
こんなゆったりたっぷりのーんびり感もオープン戦遠征ならでは。
目的地は秋芳洞。ちうかそれ以外の観光地を知らない。
秋芳洞自体も遠征決めるまで知らなかったけれど。
目的地が一つじゃあ早く行っても時間をもてあますので、
チェックアウトタイムぎりぎりまでぐうたらして過ごす。

チェックアウトを済ませ、秋芳洞行きのバスの時刻表を見ると次が1時間後。
しまった。ここで出てしまった嫌な都会人感覚。
さてどうするか。とりあえず足湯を経験してないので行ってみる。
個人的にはこのシステムの良さがいまいちピンと来てなかったんですが、
なかなかどうして、まったりのんびり。
ぐでーっとしながら無駄話してたら、結局1時間。
西武球場前にあったら開門ギリギリまで浸かるね。

足湯を堪能して再度バス待ちをしてたら、タクシーの運ちゃんが声をかけてくる。
どうせなら半日借りきらねえか、お安くしとくぜ、とのこと。
確かに荷物は多いし、移動の際にいちいち待つのもだるい。
ということで乗っかってやる。急遽タクシーの旅に変更。

おっちゃんの訛り全開の山口薀蓄を子守唄に舟を漕ぐこと数十分、
2日目の目的地・秋芳洞に到着。

でかい。
想像以上にでかい。

全く根拠も無く背をかがめながらくぐるサイズをイメージしていたけれど。
「入り口以降はトイレがありません」と脅しをかけるほどの広大さ。
ただ、この時期に自然いっぱい木もいっぱいなので、全員鼻ずるずる。
中に入ると、そりゃもう「自然ってすげえ」のオンパレード。
こんな洞窟が自然に出来るもんなんですね。

「ここでキャッチボールやったらすげえ反響音だろうなあ」
「鍾乳洞の天井って鼻パック使用後みたい」
「ここのでっぱりを踏むと上から槍のように落ちてくるというトラップが」
「誰も居ないなら月3万くらいで住めないかな」
「部屋割り的に行くとここって1DK?」
「どこにキッチンがあんだよ」
「この像みたいなやつは数百年かけて形成されたんだって」
「数百年前?監督誰の頃?」
「森の時代でしょ」
「いや、森の一個前だった気が」

気分台無しの残念トークで盛り上がる。


秋芳洞を抜け、続いて秋吉台へ。
これまた広大。ずーーーっと先まで広がる光景がすばらしい。
こんだけ見晴らし良いと、ゲーフラどこまで目視できるかやってみたいよねえ。
同行者がこの気持ち分かってくれて僕は大変嬉しいです。

正直1日もつのか?と思っていた秋芳洞ですが、なめてました。すいません。
自然っていうのはどんなアトラクションよりも楽しめますね。
運転手のおっちゃんも、バス移動では見られないような場所も案内してくれました。
声かけられたとき、うさんくせえなあ、と思ってごめん。


結局新山口まで送ってもらい、遅めの昼食&お土産タイム。
セカンドインパクトを与えていただいた駄菓子屋さんも訪問。
おばあちゃん、国鉄時代から切符売ってるんだって。すごいねえ。
せっかくなんでペロペロキャンディーを購入しました。
合成着色料の匂いと人工甘味料の味わいが絶妙でした。



「なんで野球のために遠くまで行くの?」

いわゆる普通の友人知人に、今まで何度言われたことか。

なんで行くんだろう?

同じカードなら電車で1時間の距離でも見れるけれど。
旅行するなら野球観戦抜きの方が断然観光できるけれど。
試合に負けようものなら、不機嫌になるけれど。

飛行機で3時間の距離をワクワクしながら移動している時間が楽しいから。
地方球場が、それだけでじぶんにとっちゃ観光名所のひとつだから。
試合に勝ったりなんかしたら、そりゃあもう堪らないから。


はっきりした理由なんかないけれど、この充実感。それが答えだ。
きっと今年も行くんだろうなあ。転々と。



2009.3.7 山口遠征 後編-1/2

2009-03-14 01:13:57 | 2012年までの記事
赤田ショックから約一時間後。

さあ本日のメインエベント。
人生初体験のふぐ料理を食べに行こうの巻。
ふぐといえば、言わずもがなの高級料理。
大人になったら食べてみたいランキング常連(当社調べ)料理であります。
今回山口に行きたいと思ったのは、何よりふぐを本場で食べたいから。
本場の本場なら下関じゃねえのって意見は全力でスルー。

宿の地階に早速ふぐ料理屋はあったのだけれど、
せっかくだし付近を歩こう、とぶらぶらしてみる。
湯田温泉街は温泉街と市街地を微妙にミックスした造りで、
温泉宿の向こう側にドラッグストアがあったり、なかなかトリッキー。
ただ、普通のカラオケボックスに「ミュージックステーション」と名づけるあたり、
さすが地方都市といったところでしょうか。
へぇ、足湯は夜間時はお湯を抜いてるんだねえ。
洗濯に使う輩とかいそうだしねえ。

さて、ふらふら散策していると、一軒のバーを発見。
この店の前で一同足が止まる。
この店でふぐが出されるとしたら、
「フィッシュ&チップスのフィッシュ部分が実はふぐ」
ぐらいしか考えられないほどふぐ臭のないおしゃれバー。
にもかかわらず足が止まったのは、店内テレビの映像。

そういえば今日は日本対韓国。
2回表で1点リード。日本が攻めて満塁のチャンス。
バッターは遠距離から見て分かるほどに中島裕之。

「ここが仙台なら迷わずこの店入るんだけどね・・・」
とは友人談。おっしゃるとおり。
ここは山口なのである。毎度遠征で行ける場所ではない。
だとしたら最優先されるべきはふぐ。
例え目の前の試合が日本代表の今後を占おうが、ここは断然ふぐなのである。
とりあえず中島が四球を選ぶのを確認して、ぞろぞろ退却。
それに気付いた店員ガン見。

しょうがねえだろう。
じゃあおたくんとこにふぐあんのかよ?ねえだろうがよ。
あったとしても手のひら大の小皿に隙間たっぷりで刺身のっけて、
「えっ?コレが4500円?」みたいな感じだろうがよ。
そのシャカシャカ振るやつに果たしてひれ酒は入っているのかい?
入ってたところで俺は飲めないけど!

・・・とか頭ン中でセルフオーバーヒート。
うそです。盗み見失礼しました。


さて、軽くふらついたところで、数件の目星をつける。
選択肢としては、
値段の書いてない超本格的料理屋か、
コースが設定された比較的入りやすい(つってもじゅうぶん高い)居酒屋か。
協議の結果、コースのある店をチョイス。
だって怖いもん時価。リアルゴチバトルじゃない。
時価ってアレでしょう?会計のときに「時価です」って」言われて、
大将がにんまりするまで札束積み上げないと帰れないシステムでしょう?

わかってて言ってんですけどね。


入店してコースを頼み、乾杯。
うだうだ野球の話とか無関係な話とかしながら酒を交わす。
遠征で何が楽しいかって、この瞬間ですよ。
別にいつものメンバーで酒なんて、東京でも飲めるんだけど。
日常からちょっと離れて、大好きなメンバーと大好きな野球の話を。
しかも今回はつまみがふぐ。楽しくならないわけが無い。

ほどなくしてふぐ刺し登場。
旨い。こりゃあ旨い。
そりゃ先人も毒を覚悟で食ったわけだ。
これを上手く表現できない自分の語彙力の無さにがっかりします。
つーか、何枚も一緒にまとめて取って食べるのは基本なんですね。
てっきり高級民族にのみ許された行為だと思ってました。
その後出てくる鍋も旨い。から揚げも旨い。全部旨い。
父さん母さん、僕もやっと自力でふぐを食べられるようになりましたよ。
きてよかったなあ。そう思わない遠征はないけれど、今回は特にそう思う。

大満足で店を出た後、ホテルの自室でもうひと語らい。
さっきのWBCの結果を横目で見ながら無駄話。

さて、去年から遠征をともにすることが多い8野郎。
別にソレはいいのだけれど、面倒くさい部分がひとつ。
同室になった自分を寝かせてくれない。
とにかくひたすら話す。寝ようとした日にゃあ腹を立て、
こっちの人格を疑わんばかりの勢いで罵倒してくる。
若いので、「遠征の夜=修学旅行の夜」思考なのである。
しかもこの修学旅行には消灯時間もなく、見回りの教員もいない。
時間無制限一本勝負で責め続けてくるのだ。
以前大阪の宿で同思考の30代バカを味方にしたときは、
2人して寝るな黙るなのオンパレード。
結局本当に朝日が窓を照らすまで起き続けた前科を持つ。

しかし、こちとら眠るの大好き。
お酒を飲んで気持ちよくなったらふっかふかの布団で眠りたい。
なにより、眠気をひきずって観光とか、不愉快極まりないという思考の持ち主。
よくもまあこんな正反対な人間が遠征してるなあとも思うけど。

とにかく、せめて2時3時には眠りたい。
当然昼間っから向こうの寝るな牽制は続いている。
さて、どうやってかいくぐってやろうかとふと横目で見たら

寝てる。

椅子に座ったまま、完全に落ちている。
時計の針は0時前。深夜ラジオ好きなら中学生だって普通に起きている時間帯。
皆で脛毛の5,6本も毟ってやるが、一向に起きない。
ということで、今回はこっちの不戦勝。

ただ、なんか納得いかない。


2009.3.7 山口遠征 中編

2009-03-12 01:14:28 | 2012年までの記事
昨年の京セラドーム。
その日猛打賞と大活躍だった赤田将吾。
応援場所がセンターに近かったので、最終回に大声で呼んでみました。

ボールを投げ入れてくれました。

自分では捕球できなかったんですが、知人がキャッチして自分の元に。
とにかく御礼を言わなきゃならんだろう、と思い、
「赤田さぁん、ありがとーっ」と叫んだら、

手をあげてくれました。

メチャメチャ嬉しくて、試合後は飲み会の最中もずっとボールをこねくり回してました。
いつかこのボールにサインが欲しい。あの時嬉しかったことを伝えたい。
地方オープン戦ならチャンスがあるかな?ぐらいの気持ちで、
今回の遠征にもなんとなく持ってきていたんですけど。



宿舎が同じとは。


同じとはいえ、チームは試合後大阪へ。
こっちは1泊して翌日山口観光。
一緒に1泊というわけではないので、すれ違ってもおかしくない状況。
なんでこれがものの見事に一致するかねぇ・・・。

オープン戦後ということもあって、和やかムードで個々にチェックアウトする選手たち。
当然この流れで赤田将吾も出てくるのは明白なわけで。
手元には一応前述のボールとサインペンもあるわけで。
どうする。どうする。
他の選手ならいざ知らず、赤田将吾の目前だけはテンパリ度MAXになるのは明白。
そりゃーもう、北村目の前にした初期の逢坂大河ですよ。
アニメ尺足りてないけど、どう終わらせるんだろうねえ。

てな感じに半ば別の世界に向かいつつあった脳内が、
「あっ、将吾きたよ!」の一言で真っ白になる。
足うごかねえ。目の焦点あわねえ。
緊張のあまりボールを分身魔球投球直前ぐらいに握り締める。

どうする。どうする。どうするよ。
他のファンも声かけてて、選手も応えてるし、いいんじゃないか。
嫌なら嫌だっていってくれるだろうし。
こんな機会は滅多にないし。だけれども。
僕なんかが話しかけたら、迷惑に思うかなあ?


そんな不安を抱えて勇気を出してみました。
言葉少なながら、応えていただきました。
大阪のことも伝えましたよ。
写真もとっていただきました。宝物です。

息をするのも忘れる約30秒。
バレンタインを迎えた女子ってこんな気分だろうか。
だとしたら女子すげえ。
完全に放心状態で、己を取り戻して食事に行くまで実に30分かかりましたとさ。


あ、世界の後藤にももらっときゃよかったか。

2009.3.7 山口遠征 前編

2009-03-09 00:59:40 | 2012年までの記事
「なんで野球のために遠くまで行くの?」

いわゆる普通の友人知人に、今まで何度言われたことか。

なんで行くんだろう?

同じカードなら電車で1時間の距離でも見れるのに。
旅行するなら野球観戦抜きの方が断然観光できるのに。
試合に負けようものなら、不機嫌になるくせに。

理由は今でも分かりません。
それでも行ってしまうのです。

うーん、なんでだろう?


とか思いながら家を出たのが午前4時。
今回の遠征先は山口・西京スタジアム。
山口はなんだかんだでまともに滞在するのは初めてです。
午前6時40分の便に乗り込むと、見慣れた顔がちらほらと。
うーん、皆バカですねえ。すばらしいねえ。
今回はANA。機内放送もドリンクサービスも完備。
レミオロメンを聞きながらゆったり空の旅。
やっぱり朝のフライトはオニオンスープに限りますねえ。
ローリングス製財布?欲しい・・・。


さて、山口県といえばふぐ。
それは思いつくのだけれど、それ以外には正直ピンとこない。
大都市だという話も聞かない。いったいどんな街なんだろう。
まあ、それなりに各地を回ってるし、そこまで衝撃は受けないだろ。

なんて思っていたアマアマの自分に早速ファーストインパクト。
空港最寄り駅が単線ワンマン運転。
おいおいすげえな、と思いながら切符を買いにむかう。
が、切符売り場が見当たらない。
運賃後払いだろうか、と首をかしげていると、セカンドインパクト。

「切符は西村商店でお買い求め下さい」(張り紙)

すぐそばの駄菓子屋で切符を買えという斬新なシステム。
しかも入ってみたら、これぞまさにザ・駄菓子屋。
賞味期限がいつだかもわからない駄菓子が並び、
ナチュラルボーンばあちゃんともいうべきばあちゃんらしいばあちゃんが店番。
しかもばあちゃん、おそろしくマイペース。
目の前に電車が来ているというのに、崇高なスローペースを崩さず。
結局ダッシュで乗車。
車窓に広がるは大海原、そしてのどかな田園風景。
やっぱ田舎がいいなあ。都会は肌にあわんのだ。

乗り換えて先に宿舎へ移動。
移動中は基本両手を空けておきたい人間なので、殆どの荷物を預ける。
球場への移動はバス・・・と思ったけれど、球場経由のバスが殆ど無く、
タクシーで割り勘ならそこそこかからないんじゃ、ということでタクシー移動。
今回の運転手さんは結構喋るタイプの方。
こーいうときに色々話すのは好きなんだけれど、訛りが強くてよくわからない。
とりあえず、山口は無駄な建造物に金をかけすぎとお怒りのご様子でした。

球場に着くと結構な行列。
とりあえず当日券を購入しようと窓口に向かうと、
「外野席券は外野入り口横で買え」と一蹴。
外野席のチケット料金表示まであるのに。ちと不満。
ぐるっとまわって外野席券売り場へ。
2人体制で対応していたのだけれど、一枚売り終わると速攻で窓を閉める。
また客がくると窓を開け、対応を終えると即閉めるの繰り返し。
もしかしてあれか。1人はチケット販売員ではなくて開け閉め専門なんだろうか。
外野の係員は客の目の前でタバコをふかす。うーんフリーダム。

ほどなくして開場。
やっぱ野球は外だね。天然芝だね。言葉じゃ表現できないこの開放感。
客の入りもほどほどで、混雑苦手な自分としては大満足。

タクシー移動中、球場付近に鮮魚スーパーがあったのでそこに行くことに。
「山口だから。鮮魚スーパーだから。」
というわけわからん理由でとにかく野球観戦に不向きな食料を買いあさる。
自分は真鯛(刺身用)を購入。
(刺身用)なのでこれから自宅で切れと言わんばかりの切り身状態。
でもまあ、山口だから。鮮魚スーパーだから。
一緒に行った人は生牡蠣買ってましたね。
これから向かうのはスタジアムです。


他にも酒とか色々買って、試合前に乾杯。
まあいいじゃない。オープン戦だし。
ほろ酔い気分で真鯛の切り身にかぶりつく。

事件発生。噛み切れねえ。

だから先人は切りやすいように刺身にしたんですね。納得です。
旨いんだけど、ものすごく食いづらい。
漫画に出てきたような骨付き肉とかも、きっと実際あったら食いづらいんだろうなあ。

死ぬ気で真鯛(刺身用)と格闘しているうちに試合開始。
・・・正直試合内容覚えてません。
ワズディンはよかった。栗山は問題なし。
中村とか久とかがホームランを打った気がする。

飲めない酒をぐびぐびやりつつてきとーにやってたら、8の姿が無い。
ついに星になったか。所沢界隈の平和は守られた。
とか思っていたら、数人の地元っこにまとわりつかれている。
どうやら酔った勢いで絡んだらくっついてきたらしい。
オマケに何故か「たらこ」という愛称まで頂いている始末。
面白いので子供に乗っかって煽ってやる。
キングスライム直前のスライムのごとくわらわらと増えた子供たち。
仕舞いには「キユーピーたらこのテーマ」を合唱しながら取り囲む。
面白いぞ子供たち。もっとやれ。

自分も酔った勢いで子供に絡む。
すると、2,3人の子供が自分を指差し、
「こっちのほうがたらこよりカッコいいー」。
いえー、9の勝ちー。図体でかいたらこの負けー。
首相とやら、山口の子供たちに倍額の給付金を。

9回、応援団の方の掛け声で子供が集まってくる。
さっきの集団がメインだったので、自分とめんたいこ(←子供達協議の末昇格していた)も参加。
ちょっとしたプチ長野状態。1安打だけだったけれど満喫。

野球好きな子供ってのはやっぱいいなあ。
特に地方の子は無駄にスレてないからいい。
とにかく今楽しんどけ!って感じが出てて好きです。
あんなかから1人でもライオンズファンが出てくれると嬉しいのだけれど。
この日がいい思い出になって、1日でも長く覚えててくれたらいいなあ。


酔った勢いで教えた駄目単語は一刻も早く忘れて欲しいけど。







山口遠征7

2009-03-08 17:30:35 | 2012年までの記事
大阪へ向かうチームは追わず、山口観光。
貸切タクシーで秋芳洞にいきました。
自然てすげーなー。

只今山口空港に向かう途中です。
オープン戦遠征はのんびりしますねえ。


またまとめて遠征記にして書く予定です。
さー、はじまっちまったよ。