日記塊~77と97に関する幾つかの考察~

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西武秩父

2011-01-31 01:17:10 | 2012年までの記事
数年振りに西武秩父に行きました。
1時間足らずで引き返した前回とは違い、今回はちょっと滞在。
秩父蕎麦旨かった。最近飲食店の引きが良くて嬉しい。

意外と遊べる西武秩父。
その先小鹿野で2年振りのイースタン開催予定。
失礼ながら、この地でプロ野球興行が行われるとは想像できないなあ。
一日のお祭り騒ぎ。今年も成功してほしいなあ。

小鹿野行きたいなあ。
横浜飽きたしなあ。
あのスタジアムに金落としたくねーし。
ただ「横浜の大沼」は魅力。かなり魅力。
直前までうんうん唸ります。


キャンプインイヴ。
噴火は大丈夫かな。

白馬へ行こう(後編)

2011-01-29 10:55:30 | 2012年までの記事
背番号パーカーが発売。
色々考えるねえ。ちょっと黒いかな。
これ選手にアップ用で着せればもっと売りやすくなるのでは?と思ってたら、
選手が着用するパーカーのレプリカの発売が時間差で案内。
こっちの方がちょい青いようで、選手が着る。
このパーカーに背番号付けて選手に着させて、背番号パーカーとしても売り出すんじゃいかんのけ?

隔年開催といわれる小鹿野ファームは6/5
一軍はというと、16時に横浜。また微妙にかぶる。
ナゴヤなら即決なんだけど。でも小鹿野→甲府も魅力だなあ。

野球と関係ないけれど、こういう発想は好き。


そんなこんなで白馬編ラストおー。


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心地よく酩酊してしまい、翌朝までぐっすり。
起きてカーテンを開けると、昨日以上のドカ降り。
一服ついでに外に出てみると、ずいぶん小高い山ができている。
おやおや、積もったねえ。それにしても我らの車はどこだい。

・・・。

ああ、あの小高い山がそれか。

このままでは出られないので、奥さんと車の周りを雪かき。
結局一発では出られず、車体を押し出しながらなんとか出発。
自然は脅威だねえ。この程度の文明の利器なら一発KOだ。


この日はスキー場へは寄らず、ふらふらと散策する予定。
まずはトナカイがいるという施設に向かう。
道中多数の除雪車と遭遇。お疲れ様です。
で、トナカイ。



受付とかあるかと思ったら、無人。
ぞんざいに置かれた餌と、餌代を投入する空き缶。
触れあったら手を洗え、という手書き案内板と普通の洗面台。
餌を食う時以外は基本尻をこちらにみせてくるトナ2頭。
給油ランプのついたストーブ。

うーん、やる気満々。
「洗面台の石鹸は名物ですよ!脇の土産屋で売ってますよ!」
という地方の温泉施設にありがちなセールスPOPがうざい。

いたずらに獣の腹を満たせてやったところで、我々も飯。
相方がよく行っていた、という洋食屋に行きました。
ベーコンステーキと虹鱒のスモークをチョイス。
これがどちらも美味。特にベーコンは肉厚で、脂身もあるけど嫌な脂じゃない。
おみやげのベーコンも購入。ごちそうさまでした。


続いては、白馬ジャンプ競技場へ。
言うまでもなく98年長野オリンピック・ジャンプ競技の会場である。
原田が立った場所である。
当時中坊だった自分にとっては、一番多感な時に開催されたオリンピックが長野だった。
わかりやすくがっつりハマって、大会前中後構わず連発された特番も録画していた。
買ったなあ。「ハイパーオリンピック・イン・ナガノ」。N64版。
微妙な操作性に購入当初は難儀して、
ジャンプでスタートの瞬間に飛び立って滑走台を転げ落ち続ける大惨事を巻き起こしたり、
ボブスレーで全員乗車ならず、スタート地点で一人ポツンと哀愁を漂わせたりしたものだ。

ともかく、幼年期に熱中した五輪の会場を見学できるということで、
ここの訪問は自分が強く希望していた。
・・・が、いざ行ってみると、リフトが動いていない。
うーん、やってないのかな?と思いながらも念のため電話で聞いてみる。

「やってますよー。人全然来ないのでリフト止めちゃいましたけど」

省エネ精神旺盛ですね。
なんやかんやで無事見学をさせて頂く。



うひょー。高ぇー。
雪のため画像では高低差がわかりにくいけれど、黒い板みたいのが掲示板。
生身でこっから滑って、あそこまで飛び降りるんだって。
うげげ。一生かかっても真似できそうにない。
視界が悪い分逆に助かっているけれど、雪の無い時期に来たら色々くっきり見えて、
すんげー怖いんじゃなかろうか。・・・来たいなあ。

見学通路のあちこちに「練習中の選手に話しかけないで下さい」という注意書きが。
ということは、見学時に練習が見れたりもすんのか。
こっから選手が飛び出してくとこ、見たいなあ。
この日は来なかったけれど(豪雪だし当たり前だ)、充分堪能致しました。

滞在時間も残り少なくなってきたので、最後にと温泉へ。
日曜の午後、同じ考えの人が多かったのか、結構混んでました。
露天風呂で雪見温泉。自販機では念願のアンバサを購入。

風呂上りに、再度ジェラート屋へ。こちらも昨日以上の大盛況。
二日連続でも美味かった。また来ます。


二日間というちょっとタイトな日程だったけれど、充分楽しめた今回の白馬。
一部断念した個所があったものの、まあその辺は次回に取っておくということで。
空気というか、雰囲気がいい街だった。今度は春や、夏の姿を見てみたい。

この旅の話(主に雪道の)をしたら、三名様に「無謀すぎる」と笑われた。
褒め言葉だね。安全快適なツアーなど、性に合わん。
肥溜に突っ込んでも後で笑えればハッピーじゃ。


あ、帰りのSAで釜めし買いました。
なんだかんだで年1回は食べてるな。

チケット値上げ、手帳販売、栗山離脱

2011-01-28 00:51:13 | 2012年までの記事
全て今更ですが、一応。

●チケットが値上がり
出陣式現地と、公式サイトにて2011年のチケット概要が発表。
外野FC料金も、前売1200円、当日1400円と値上がり。
個人的には予想より安かったなあと。
1500は覚悟していたので…。
プラチナ値上げしといて通常のお値段据え置きだったらひでえなあと思ってましたが、
しっかりと値上げしてきました。
稼げるときに稼いどけー。

●ライオンズ手帳2011販売
月曜始まりの4月始まり。
制作はモーターマガジン社。
ファンムックも出してる会社です。
どうやら手帳はカバーくらいしか過去に売ってないので、
中身の制作は委託かな。
一応押さえる予定。


●栗山がキャンプ離脱
ひだりまんせいふくびくうえん だそうです。
飛騨里萬世噴火空炎、と書くとなんか必殺技っぽく…ならねえな。
出遅れ必至。とにかく開幕に合わせてほしいところ。
日刊の写真、スキャンダル発覚した俳優みたい。


インフルエンザに気をつけましょう。

白馬へ行こう(中編-2)

2011-01-24 09:06:19 | 2012年までの記事
gooブログがやっとツイッターに対応しました。
以前までは「ブログを更新するとなんとツイッターでリンクを貼れる!」
なんてしょっぱい対応だったんですが、やっとこさブログパーツに登場。
ということでPCの方はページ右にてほぼリアルタイムでご覧いただけます。
碌なことつぶやいてませんが、よろしければどうぞ。

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ペンションに到着した我々。
しばらく暖をとった後、元々の予定を消化するため外出。
白馬勤務経験のある相方のオススメスポットに参ります。
車使えない(使いたくない)ので、徒歩圏内で。
ちなみに雪は止むどころか勢いを増す一方。降るねえ。

まずはジェラート屋
勤務時代足繁く通ったそうで、此処は何があっても行くと断言されていた。
店内は狭く、ちょっとしたベンチがある程度。
此処に入れ替わり立ち替わりお客さんが入ってくる。
とはいえごみごみした感じはなく、とてもアットホーム。
カウンターではお姉さんが一人で切り盛りしておられました。

メニューは全部で数十あり、その中から日替わりで7種類程度が販売されているというスタイル。
自分はキャラメルと牛乳をチョイスしました。

これが滑らかでクリーミーでコクがあってダシが効いてて新鮮で活きが良くてコシがあって、
まあ、早い話が非常にうまかった。
アイスは少量で十分な自分でも、あっさりぺロりといってしまううまさ。よく
通販もやっておるそうです。興味のある方は上のリンクからどうぞ。

ところで、店内ではジブリ系ソングのオルゴールverがBGMで流れていた。
曲が切り替わるたびにイントロで「あ、ナウシカ」「あ、ラピュタ」と言ってたら、
相方より「よくわかるねえ」とのお言葉を、
「なんでイントロドンでわかるんだよこのマニア野郎」
という意味をたっぷり含めた感じで頂く。
ナウシカとラピュタが特徴的なイントロなだけで、自分は決してマニアではないと思うのですが。
どうなんでしょうか。自分は普通ではないのでしょうか。
山は死にますか。空もそうですか。
ちなみに一応ナウシカラピュタ
ナウシカはテーンテレレレレーンのとこでわかりました。
でも本編最後まで見たことないです。

話を戻しまして。

続いてジェラート屋から歩いてすぐのケーキ屋へ移動。
入店してすぐ、ばかでかい犬がお出迎え。
でけー。おとなしー。ぬいぐるみみたいだ。
ディスプレイを見ていると、うまそうなケーキがずらり。
うーん、ひとつに決められないなあ。
野イチゴのショートケーキもうまそうだし、チーズケーキも捨てがたい。
あ、アップルパイもいいなあ。まいったなあ、どうしよう。
困っていると、相方の
「どうせなら全部頼めばいいじゃん」との一言。
ということで食べたいもの全部頼んじゃいました。



これが全部うまかった。特に生クリームが美味。
甘いけどこってりしすぎず、飽きが来ないのだ。
太らない体質に感謝。ついでに明日の朝飯用にパンも買う。

まだまだ続くグルメ紀行。
ペンションに戻ってひと眠りした後、蕎麦屋へ。
軽く啜って帰ろうとしたら、夜間は居酒屋営業ということで魅力的なおつまみがたっぷり。
野沢菜、馬刺し、ホタテのタタキなどなどを蕎麦焼酎で。
窓際の席のため、自然と雪見酒。
あー、いいなあ。時間がゆっくり過ぎる感じ。
遠征ではちょっと時間に追われる感があるので、たまにはこんなのんびりもいい。
〆はもちろん蕎麦。てんぷらの盛り合わせをつけて。



大満腹。うーん、旅行は飯だね。


最後に、蕎麦屋から歩いてほど近い距離にある日帰り温泉へ。
ここでも露天で雪見風呂。
雪はいいなあ。白いってのがまたなんとも。いいなあ自然。
風呂上りにロビーに行くと、レトロな筐体を発見。



おお、リアルたまゲー。
せっかくなのでシューティングゲームをワンプレイも、あっさり1面でゲームオーバー。
一応5位にランクインということで、名前を入れてみる。
さすがに元ネタ通りの三文字はアレなので、違う文字を。
とにかくのんびりした空気が本当に心地よい。
自販機でアンバサを選んだら、見本に無いファンタオレンジが出たのも気にならないよ。

帰りはまたもや奥さんの車がお出迎え。
出かけた後に我々の車があったことに「徒歩で行ったんかい!」と驚き、
迎えを買って出てくれたのだ。
気温は寒いけれど、人は温かいなあ。


(つづく)

白馬へ行こう(中編)

2011-01-23 01:58:11 | 2012年までの記事
ひとりスキー教室状態のウエアでスキー場に向かう。

相変わらず数時間前の雪原埋没事件のトラウマにさいなまれていると、
「気にしなくて良い。この地域ではままあることよ。」
と相方からたしなめられる。
気休めを、と思いつつ窓の外を眺めていると、その瞬間対向車が雪の山にズドン。
あ、マジなんですね。
少し気分が軽くなりつつ、数時間前の俺の無事を祈る。

数十分後、つつがなくスキー場に到着。すげえや地元民運転。
ロッカーに不要な物をしまい、いざゴンドラへ。
リフト券、と渡されたのは小さなICチップ。
思いっきり頭に「?」を出している自分を尻目に、それをグローブにはめ込む相方。
それをゲートでSuicaよろしくピッとやるとバーが動くそうだ。
へー、時代は変わるものですな。

さて、スキー場に来るのはだいぶ久しぶり。
記憶が正しければ、中学のスキー教室以来だ。
それだけブランクがありながら、ファンスキーに初挑戦。
うーん、今さらながら不安になってきた。

一応出発前にファンスキーについて調べていた。
ファンスキーとは日本のみでの呼び名で、正式にはスキーボードと呼ぶらしい。
ウィキペディアのスキーボードの項を引用すると

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多くの場合、専用ビンディングが付随している。
専用ビンディングは、ブーツが板に固定されるものであり、
一定以上の力が加わるとスキー板が自動的に外れる解放機能が無い。
そのため、緩斜面などでのちょっとした転倒でも、靱帯を痛めたり骨折してしまうなど
大怪我に繋がる可能性もあるため、注意が必要である。
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「ちょっとした転倒でも、靱帯を痛めたり骨折してしまうなど大怪我に繋がる可能性もある」

・・・。

ファンスキーをはめた足元に目をやる。
「解放機能」なんて言葉が驚くほど似つかわしくない簡単構造。
うーん、己の無事を心から祈る。

しかし、滑り出してみると、これが案外快適。
幼少時代大嫌いだった「スキーの先端が重なってプチパニック」も板が短いため起こらないし、
スノーボードのようにリフトに乗るときに片足を外す必要もない。
お手軽大好きな自分はすぐに気にいった。

しばらく滑った後、昼食をとることに。
成人してから初スキーだったので、食堂のメニューや自販機にビールがあることに驚く。
へー、大人にとってはアルコールがお供になるレジャーだったのか。
うーん、飲みたい。これは飲みたい。何故ならば、大人だから。

何を隠そう、自分は大人っぽいことが大好きだ。
それも外車を乗り回すとか総金歯とか、リッチな大人っぽさではなく、
なんのためらいもなく吉野家で味噌汁とお新香を頼むとか、
東海道線で意味もなくグリーン車とか、そういうチープなちょっとした大人っぽさのほうが好きだ。
うん、隠すほどのことでもねーな本当に。

そんな自分にとって、「ビール飲みつつのスキー」は十二分にちょっと大人イベントの枠内だ。
是非とも大人の階段をひとつ上ってシンデレラを卒業したいところ。
しかし、今日の移動は車だし・・・・

そうだ。車断念したんじゃん。
飲めるじゃん。

そうと決まれば迷う必要は無し。
昼食のスパゲティと共に生中を注文。
ぷはぁ。うめー。
スキーしながらビール。どうよこの解放感。
酒に弱く体調次第では一杯でもしんどくなったりするものの、
今日は解放感も手伝ってかとても良い酔い心地。
出足最悪な旅だったけれど、いい感じに進みそうな気がする。

ほろ酔い気分で再度ゲレンデへ。



朝から降りまくったおかげで、雪質は上々。
ファンスキーもだんだん板についてきて(スキーだけに。座布団。)、
制限時間まで存分に滑りまくりました。
もうちょっと滑りたいなあ、とも思ったけれど、それぐらいでやめとくのがちょうどいいんだよね。
ファンスキーも気に入った。時間があったら東京の用品店で物色してみよう。

麓で着替えた後、迎えに来てくれた奥さんと合流。
レンタルショップ経由でペンションまで乗せて頂きました。


体を動かしてお腹が空いた。なんか食おう。


(後編へ続く)

白馬に行こう(前編)

2011-01-22 15:52:25 | 2012年までの記事
出陣式に発売されるグッズ二点が発表になりました
2011年新グッズ第一弾。あ、達磨があったか。
タオルには「掲げて応援するもよし」との文言が。
っつってもねー。300じゃ映えないよなあ。
1000は欲しいけれど・・・球団からしたらリスキーですわね。

さて、今回の本編は先日の俺自主トレの模様。
書いてて気づいた。長くなります。すいません。


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一月の下旬に四連休を頂くことになった。

シフトによる勤務体系をしいている我が職場では、カレンダー通りに休みをとることがまず無い。
出勤時間も夕方から早朝まで様々なので、驚くほど曜日感覚を失ってしまう。
出勤時の電車のダイヤで「そういや今日は日曜か」と思うこともざらである。

そんな生活なので、盆暮れ正月も無関係である。
過去にも二度年越し夜勤を経験しているし、今年も大晦日は出勤日だった。
とはいえ、本社側も「この時期くらいは休ませてやろう」と思うらしく、
年末年始のシフトは計三日、追加で公休日が設けられる。

「どうせならCS休みか日本シリーズ休みをくれよ。
 せめて沖縄に休みを使わせてくれんか。」

そんな願いもむなしく(沖縄に関しては実際に申告したものの却下)、
オープン戦もキャンプすらもないこの時期に連休を与えられることとなった。

さて、長らくこちらをご覧頂いている方々は既にご承知の通り、
当方野球が無ければ完全なる無趣味人間である。
オフに休みを与えられたところで、することが無いのだ。

とはいっても、家でぐうたらするには四日間は長すぎる。
家にいたところで取りたててすることもない。
部屋を片づけろ、という意見はありがたく無視するとして。
色々話し合った結果、長野県は白馬に行くことにした。

何故白馬かというと、相方が過去に長期間仕事をしたことがあり、
事あるごとに「また是非行きたい」という話をしていたからだ。
「白馬には野球場が無いから」という理由でスルーしていたが、
今回せっかく時間があるので、足をのばしてみようと思ったのだ。
移動手段は車にした。
高速バスなどでも充分いける距離だが、どうせなら向こうでもあちこち巡りたい。
相方お勧めのスポットも、車が無いと少々厳しい。
雪道の運転経験は無いが、第二候補に挙がっていた南房総に行く際の首都高に比べれば道も単純だし気は楽だ。
なにより、最近入手したETCカードの恩恵も受けられる。
スタッドレスタイヤもレンタカーのオプションで付けることが出来た。
準備は万端。そう思っていた。

出発当日。
ETC割引を活用し、且つ白馬での滞在時間を長くするため、出発は深夜に決めた。
連休初日は準備や仮眠に充て、夜通し運転して朝から遊ぶ、という寸法だ。
しかし、いきなりハプニング。

寝れない。全く寝れない。

当日の朝は何故か九時という休日にしては健康的すぎる時間に目覚めた。
すなわち、昼寝をしないと零時一時にはいい大人でも眠くなるのは明らか。
しかし寝れない。ベッドに寝ころんで努力はしたのだが、全く睡魔が来ない。
仕事中には頻繁に襲ってくるというのに、助けてほしいときにやってこない。
とんだ逆ウルトラマン野郎である。もしくはよけいなことしかしないゾフィー。
仕方なく、タウリンやらカフェインやらを投入。

道中はことのほかスムーズに進んだ。
レンタカーゆえ最初は慣れない車種に手間取ったものの、
それもしばらく運転するうちに馴染んできた。
高速に乗ってもトラブルもなく、
「深夜の高速はトラック多いなあ。キノピオハイウェイみたいだなあ」
などと考える余裕もあった。

ちなみに、この日の天気予報は
「全国的に大荒れ。雪国はドカ雪」
とのことだった。
正直かなりビビったが、長野県内に入り高速を下りても雪の気配は感じない。拍子抜けだ。

しばらく下道を走っていたら、やっとのことで雪が降ってきた。
ああ、この辺りからは少し降ってるんだねえ。
そんなのんきなことを話して進むこと数十分。



前が見えない豪雪。
車線どころか壁との境もわからない積雪。

カーナビの時計は午前三時過ぎを示している。
当然真っ暗。明かりはわずかな街灯と我が車のライトのみ。
通る車が無いので、まともな轍も無い。
だいたいここらへん?と思いつつ勘を頼りに車を滑らせる。

なんとか道の駅にたどり着き、しばし停車。
今回の宿となるペンションには朝六時頃一度お邪魔する旨伝えている。
このとき午前四時前。
さすがに早すぎるので、ここでしばし仮眠をとることに。

ここでも寝れない。
というか、暴力的に降りしきる雪に不安を隠せずそれどころではない。
このまま車体が埋もれてしまいそうな勢いである。
相方が寝ている横で、携帯で「雪 車内 凍死」と検索しながら過ごす。

五時五十分頃、ペンションに向けて再出発。
ペンションは道の駅から五分程度の距離にある。
除雪車が早めに動き出したので、先ほどよりは運転もしやすくなった。これで一安心。

・・・と思ったのも本当に束の間。
国道県道レベルの通りならいざ知らず、ペンション近くの路地には除雪車の通った気配は無い。
雪は降りしきり、一面真っ白。
もはやそこが道かどうかの区別も付かない。
まさに吹雪吹雪氷の世界。

そんな状態で小さなペンションを見つけるのはかなりの難題。
案の定、曲がるべき道をわずかばかり行き過ぎてしまう。

引き返さなきゃ。
でもこの先は当分一本道っぽい。
この視界でぐるりと正確にまわってくることができるか?
それよりもちょっとしたスペースで切り返したほうがよさそうだ。
あ、あそこに車が何台かあるスペースがあるぞ。
あそこに頭を入れて切り返そう。
失礼いたします。
よーし、ギアを切り替えてバックして・・・。

動かない。

あれ、おかしいな。

もう一度アクセルを踏む。


動かない。


懸命にアクセルを踏む。
そして聞こえる絶望的な空回り音。


あー。死ぬな。



あっさりと現世への未練を絶った自分とは対照的に冷静な相方の指示の下、
押してみたり足場を固めたりしてみるが、全く動かない。

やっぱりここでさよならだ。
また会う日まで。会えるときまで。

辞世の句を認めんとする自分の横で、ペンションに連絡をとる冷静な相方。
するとご主人がヘルプに来てくれた。心広いね白馬の人は。

結局事態は思ったより深刻で、さらにご主人の友人が助っ人に現れて、一時間半の格闘の末脱出。
朝起きたら他県ナンバーに庭を荒らされていた家主の方も、広い心で許してくれました。


ペンションに着いた後緊急会議。
今日は車を使わずに移動することに満場一致で決定。
ペンションの奥さんからストップを推奨されたのもあるけれど、
それ以前にマイ鶏肉魂があっさりと限界を迎えていたので。
幸いにも目的ポイントの一部は徒歩圏内だったので、今日はそこを中心に攻めることに。

部屋で着替えた後、奥さんの車でスキー場に送っていただく。
せっかく白馬に来たんだから、少しくらい滑らないと。
足腰の鍛錬にもなりそうだし、ということで、初日の午前中は滑ることにしていたのだ。

さて、今回のスキー場で勤務経験のある相方はマイスノボを持参。
一方自分はオールレンタル。スノボいっさい経験無し。
となると自ずとスキー一択になるところだが、今回はあえてファンスキーをチョイス。
ファンスキーとは簡単にいうと短めのスキーで、ストックが無い。
スキー経験はわずかしかないものの、テレビ等で何度か見て、一度やってみたいと思っていたのだ。
名前からして簡単そうだし。ファンだし。

レンタルショップで注文すると、これがなかなか出てこない。
一度渡されたブーツも、
「あ、ファンスキーか。じゃあこれじゃダメだ」
と取り上げられる始末。
どうやら使用頻度は相当に低いらしい。大丈夫かファンスキー。
しばらくした後、なんとか一式レンタル完了。
ウェアも一番安いのを希望したところ、真オレンジのものを進呈された。
完全にスキー教室スタイルである。
まあいいか。ゲレンデが溶けるほど恋をする気もないし。
ロマンスの神様に出会ったところで願うのは日本一だし。
とにもかくにもレンタル臭(純粋に臭いの意)のするウェアを纏って、いよいよスキー場へ。


(つづく)

大沼トレード

2011-01-20 23:58:58 | 2012年までの記事
自主トレと月曜日の件、いい記事が書けません。
うーむ、向いてないなあ。

大沼がトレードになりました。
ライオンズでは大活躍はできませんでしたね。
素質ありまくりながらもう一歩、という印象。
予告先発だった日には、今日こそすげえ投球してくれんじゃねえかと、
中村や荻野貴とは違った意味でワクワクしてました。
横浜で一花咲かせておくれ。


そして入団するのは弥太郎。
ハム時代の印象も薄いなあ…。
Wikiで見てみたら、初安打は太陽からなんですね。
初奪三振は清原から。
縁があったりするのかな。
中継ぎはチャンスありまくりなんで、遠慮なく活躍を。

自主トレ終了

2011-01-17 00:59:59 | 2012年までの記事
先ほど東京に戻ってまいりました。
自主トレの成果か、さっそく全身が張っております。
この調子でどんどん体をいじめ抜きたいと思います。

結構いろいろあったので、今回の自主トレ風景は後日まとめてお送りする予定。
野球要素ゼロですが、興味のある方はお待ちください。

この土日、ライオンズファンの友人がことごとくスキーへ。
まるで打ち合わせたかのようでちょっとビックリしました。
まあ自分は違うんですけど。自主トレなので。


青いクリスマス計画(仮)に多数のご意見ありがとうございます。
応援wiki内の該当ページ(上のリンク先)を中心に、
頂いたご意見やご質問については9・64が真剣にご回答させて頂きます。
どしどしお寄せくださいまし。