日記塊~77と97に関する幾つかの考察~

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仙台遠征1

2008-08-25 02:05:27 | 2012年までの記事
一時期、ニートをしておりました。
前職場での溢れた会社愛とサイヤ人並みの戦闘民族な営業についていけなかったので。
2年間働いているうちに気付きました。
やっぱり自分の中では野球>仕事なのだと。
仕事は人生にとって必要であり、重要である。
しかし、無理なのだ。休日出勤で試合行けないとか。
もうひとつ。9-17時、土日休みというサイクルが何か駄目。
まあ、実際は7-23時、休日出勤ありまくりだったけれど。
どうも一般的なサイクルは性に合わない。
俺は普通とは違うみたいな?何様のつもりなんでしょう。

そんな経験もあり、夜勤のあるシフト業務を狙って転職をしました。
拘束時間が多い分、昼間に時間がとれるメリットを選択しました。
で、現在の職に就いたというわけです。

このメリットが生かせるのが、ビジター試合のとき。
普通に仕事終わりでも、終わりが昼間で、次の出勤が翌日夕方。
これに1日の公休が加われば、ほーら遠征期間の出来上がり。


前フリが長くなりましたが、行って来ました仙台。
仕事には何の縁もないユニホームやらを詰め込んで、仕事に行ってまいりました。
夜勤明けで仙台に向かいナイター観戦、
1泊してもう1試合観て、試合後夜行バスで帰京、実家で一眠りして夕方夜勤。
どっちが本職なんだかわかんないなぁ。

まずは行きの新幹線。
仮眠しかしてないので移動中は寝たいところ。
しかし、季節はお盆真っ最中。
さすがに座れないかな・・・と思ったら、あっさり指定席を確保。
仙台ぐらいなら車でいっちゃうんですかね。
お腹は空いていないけれど、サンドウィッチを購入。
今回の第2のテーマは「Kスタで飯を食わない」です。

新幹線車内。やっぱし眠れず。
仕方なく備え付けの通販雑誌を見る。
新幹線やら飛行機やらにあるこの類の雑誌が大好きで。
よくもまあ色々と考えるなあ、と毎度感心。
やったらカードの入る財布やら、いびきに反応する安眠マシンやら。
特に好きなのが、くずれた食品関係。
明太子の切れ子とか、kg単位でどうやって消費するんだろ。
賞味期限もそんなに長くもないし。

そんなこんなで仙台到着。
もう5時なので、道草食わずにスタジアムへ移動。

さて、クリネックススタジアムですが、最近
「場内の売上を伸ばしたいから食品持込一切禁止なのら!」
という、時代が時代なら一揆でも起きそうな傲慢制令を発布しました。
いやまあ、考えはわかるし理解もするんですが、
手作り弁当も持ち込み禁止ってのはいかがなものかと。
家族で野球場に行って、おっかさんのつくったお弁当を食べるなんて、
野球観戦の基本中の基本なわけで。自分もそうやって育ってきたし。
その慣習まで奪う権利があるんかねと。
そんなことすら犠牲にしてまでお金が欲しいというのなら、
正直ショービジネス、とりわけ野球球団経営には向いてないと思う。
実際球場にいったら、入り口付近で弁当を食べてる人がいましたな。
はー、これがおたくらの目指すボールパーク像ですかそうですか。


試合はHR攻勢。
仙台で打てなかった春先が嘘のようにぽんぽん入る。
10試合もやれば俺の庭ってことでしょうか。
残り数試合甲子園でやらせてくれねーかな。
特に危なげもなく勝利。


ただ、試合終盤は大勢が決したこともあり、やや上の空。
自分の心は少し離れた異国の野球場に動いておりました。

(つづく)

2008長野シリーズ 4(完結)

2008-08-21 01:15:21 | 2012年までの記事
夜、今日こそはぐっすり・・・と思ったら、
冷房がうるさすぎて眠れやしねえ。
外で工事でもしてんのかと思った。
まるで死力を尽くすかのような轟音っぷり。

「この命燃え尽きようとも俺は空気を冷やす!ウオオオオオ!」

台詞をアテレコしてみたらちょっと許せるようになりました。


最終日の朝。

また喘息っぽい。
涼しい土地に来たせいではなくこの宿のせいなんですね。
さっそく薬投入。最後までやってくれるね。
玄関口では家の子かはたまた親戚の子か、とにかく子供がカブトで遊んでる。
フリーダムだねえ。
親に買ってもらったんだって。
虫は捕まえるものじゃなくて買うものになったんですね。
自分も虫取りなんてろくにしたことないけどさ。

この日はナイターなんで昼間はフリータイム。
てことで戸隠へ行って蕎麦を食べることに。
友人の運転で車移動。
くねくねした上り坂をひたすら登る。
うー、これはきびしい。すっぱくなってまいりました。
途中で長野五輪ボブスレー会場を通り過ぎる。
へー、こんな山奥でやってたんですねえ。
ちょっと見てみたかったけれど、賛同者皆無でスルー。

で、戸隠神社とやらに到着。
樹齢何百年という御神木が聳え立っている。神々しい。
なんだかんだで寺やら神社やらの類が好きらしい。
静かな時の流れ。綺麗な空気。うーん、まったりするなぁ。
シーズン終わったらあちこち巡ってみようかな。

神社の近くで、友人が目星をつけていた蕎麦屋へ。
入店しようとしたその瞬間、見たことある顔が窓からひょっこり。
同行した友人の友人で、所沢の常連さんでした。
なまらびっくりした。考えることは皆同じです。

気を取り直して入店。迷うことなく天ざるをチョイス。
いい感じの蕎麦屋では天ざる。些細なこだわりです。
ほどなくして天ざるが目前に。そういや戸隠蕎麦は初体験。

うーん。びっくりするほどでもないなあ。期待のしすぎでしょうか。
天ぷらもべたべたしていてあんまりおいしくない。
ちょっぴり拍子抜け。憂さ晴らしに近くの土産屋で草履を買う。
夏の長野でスニーカーは厳しいことが、昨日でよく分かりました。

蕎麦だけで帰るのもなんなので、途中にあった湖によりたいとだだをこねる。
到着後、ドライバーが少し寝たい、というので、散策。

ほとりを歩いていると、やっぱり発見。ボート乗り場。
未成年の若もんが乗ってみたいと騒ぐので、付き合うことに。
正直、自分も乗ってみたかったので。
さすがに野郎2人で1隻はホモ以外のなんでもないので、1人1隻。
乗り場のおっちゃんに漕ぎ方を教わるも、そこはアウトドア無縁の元ニート。
さっぱりコツがつかめず罵声を浴びせられる。
なにが悲しゅうて金払って怒られなきゃならんのだ。
一方若もんはあっさりマスター。不愉快。

とにかく苦心しながら湖のど真ん中へ行き、漕ぐのをやめてしばし寝そべる。

気持ちいい。

なんなんでしょうこの開放感。しかも世間は平日の真昼間。
穏やかな水ってのはなんでこうも気持ちを穏やかにさせるんでしょう。
一方、若もんは向こう岸まで漕ぎまくり、林間学校の集合写真に写りこんでおりました。

至福の30分を終え帰還。大満足。また乗りたいです。
近くの休憩所でコーラを購入し、タバコの煙ををくゆらす。
またまた感じる開放感。きてよかったです。試合どうでも良いや。
若もんとさっきの体験をまったりと語り合う。


「それにしても、なんでボートって後ろ向きなんですかね?
 漕いでたら前の景色が見れないじゃないですか」
「そりゃあ、女の子に一番良い景色を見せるためだろう」


どこの羽海野チカだ俺は。


車に戻ったら、ドライバー不機嫌。
勝手にボート乗ってたのが気に食わなかったらしい。
せっかく30分の仮眠時間を提供したのに。心外だねえ。


さて、開門も迫ってきたので球場に移動。
当たり前ですが、今日はガラガラ。
まあいいや、まったりテンションになっちゃったし。
充分長野は満喫しました。試合はどうでもいいっす。
ドライバーに確認をとり、チューハイをあおる。
思ったより涼しい気候と、風をしっかり感じられる屋外球場の雰囲気もあいまって、
外周で座りこんで半酒盛り状態。あまり話さない常連さんととりとめもない話。
あんまり行儀は良くないけれど、今日は許してくださいな。
せっかくの平日、せっかくの屋外、せっかくの長野だ。
大宮と前橋の成功の煽りで、来年以降の開催も微妙なんだし。
とにもかくにも、応援するテンションはすっかり忘れてまったり。

スタメン発表の時間になったので、観戦場所に戻る。
ふとみると、たった今到着したとおぼしき現地の子供数名が斜め後ろに。
若もんが持ってきた巨大チェッカーフラッグに興味津々。

「うわっ、これすげ」
「いいなー、振ってみてぇ」

そのうち、少年のうち一人がこらえきれずフラッグを手に。
さすがに誰のものともわからんのに勝手に使うのはいかんだろう、と軽くとがめる。
すると

「すいません、振らせてもらえませんか?」

今度は礼儀正しくお願いされる。
よく見ると何人かはしっかりメガホン持参。からかいってわけでもないらしい。
そういうことなら、と思い、ボカを追っかけポール際に行っていた若もんに確認を取って、貸してあげる。

「わー、ありがとうございます!」
「すっげー!いいなー」

思いのほかのリアクション。
そこまで喜んでもらえるなら、ということで自分の旗も貸す。
大喜びの一同。
ええってことよ。そのかわり今日はしっかり応援したまえ。
今年の長野はあんまり盛り上げられなかったけど、彼らに喜んでもらっただけよしとしよう。


午後6時、試合開始。
初回、早速ボカがスリーラン。
昨日使えなかったし、ということで、仲間うちにかかる程度でウォーターガン発射。

これがことのほか現地のお子様に受けたらしく。

じわじわ子供たちがまわりに集まりだす。
64ユニ氏と顔を見合わせる。口には出さなかったが2人の心は一つ。


チャーンス。


こちとら球場に来る子供を煽るのは、何気に自信がある。
そして、親しみやすい外見と奇怪な動きで各地方で子供の好奇の目を集める64。
どうせど平日だ。やりたいようにやってやる。
2回の表、試合そっちのけで子供と交流を図る64。
しっかり裏の攻撃に集合させる。
自分も、酒で上がったテンションもあいまって、旗の連中を手始めにかき集める。

即席密集集団のできあがりでござい。

そっからは、試合展開もあいまって、お祭り状態。
ことのほか大集団になったので、ウォーターガンも気兼ねなくぶち撒く。
そのうち「ライオンズ得点時は水を撒くのが基本」という誤認識をしたお子様。
空になったペットボトルに水を入れてくる輩が多数出現。
中にはコーラがみっしりはいったペットボトルを持ってきて、
「これ撒いても良いですか?」という大物まで。
うん。それは優勝まで我慢しよう。優勝してもコーラはいやだが。
最終的にはウォーターガンも奪われる。無関係な人に浴びせないよう口頭注意。
子供ばっかと思ったら、現地の若者もちらほら。女性まで。
いいよいいよ。年に2回のライオンズだ。思いっきり楽しんでください。
近くに座ったご家族に申し訳ないので、謝りつつ水避け用にビニール袋を渡しにいく。
嫌な顔されると思ったら、笑顔。いい人過ぎて泣きそうでした。

最後は皆で集まって勝利の瞬間を迎える。
ライトライナーをボカが抑えた瞬間、ウィニングシャワー。
あー、馬鹿すぎる。最高に馬鹿すぎる。
月曜まで残ってよかった。日曜帰宅組、ざまあみろ。
宿だのなんだのは全部飛びました。自分史上最高の遠征です。

子供が欲しがったので、ウォーターガンをくれてやる。
交換条件は「来年も来ること」。
来てくれると良いな。来年も長野、あるといいな。


友人が言ってました。
「その遠征がよかったものかどうかは、最終日に決まる」。

最高でしたよ。最高すぎました。


たとえ帰りの高速道が全面通行止めで、結局ネットカフェ泊になってもね。
遠征の神様は、意地でもオチをつけないと嫌らしい。


2008長野シリーズ 3

2008-08-19 01:43:05 | 2012年までの記事
とりあえず朝風呂には入る。
まったく気分はのんびりしないけど。

そそくさと朝食。
昨日おばちゃんから聞いたところ、近くでジャニーズがコンサートしてたらしい。
どうりで女性が多いわけだ。まあ特にドキドキイベントもないわけですが。

15時半開始なので、チェックアウトギリギリまでグダグダ。
その後、買出しにイトーヨーカドーへ。
この時点で咳がかなり酷いことになったので、まずは薬局へ。
店員さんに進められるまま粉薬を購入。
これが半端なく効いた。気分すっきりです。

昨日の深夜会談で「暑いから水を撒こう」ということに決定。
ということで、喫煙室組の2人でウォーターガンを購入。800円也。
ついでに調子に乗って水中眼鏡も買う。海に行く予定は向こう3年無し。

そのあとも即席ゲーフラの材料やら飲食物やらを買出し。
そうこうしているうちに程よい時間に。おぎのやへ移動して釜飯を調達、その後球場へ移動。


予想していたけど、死ぬほど暑い。
もーなんか生きる気力を失う勢い。
あまりに食欲なくて、好物の釜飯もあっさり残す。

試合はなんとなく中盤に逆転され、そのまま逃げ切られる。
せっかくのウォーターガンも不発。
8回、大チャンスが訪れて期待したんだけど・・・。
采配にも疑問があったので、かなりイライラしてしまいました。

日曜帰宅組に別れを告げ、残留組でメシ。
宿がアレなんでせめていいもの食おうってことで、焼肉にしました。
やっぱイライラしてるときは肉だよ。ビールを片手にね。


運転手が恨めしそうな顔でこちらをみている。
どうしますか?


無視。

2008長野シリーズ 2

2008-08-13 01:15:10 | 2012年までの記事
今日は夜勤明け。
とにかく眠くてしかたなくて、散々行くか迷ったんですが、
行ってよかったです。マジで。
なんかもう、お前らスゲェよ。


__________________________

風呂にテレビに、散々打ちのめされた一行。
残る苦行は食事。
しかし、食事会場を聞いていない。ということでフロントに電話してみる。


「あのー、6号室ですが」
「はいはい、どうしました?」
「食事って、この部屋でとるんですか?」
「あ゛?」


いやいやいや。
こともあろうに客への相槌がそれっすか。
大人にタバコを注意された不良学生のソレじゃねーか。

なんとか平静を装い、食事会場を聞き出す。
あー、とんだ外れくじを引いた。
どうせ食事も白飯と野沢菜だぜ。
もはや何も期待せず食事会場のふすまを開ける。

目前に広がるは盛りだくさんの肉、そして野菜。


ほー、見た目はことのほか悪かない。


いや、まだ油断は禁物。何の肉かはわからねーし。
おばちゃんからビールを何本頼むか聞かれる。

「んー・・・とりあえず3本で」
「へっ、3本!」


笑ったろ。笑ったよな今。
俺の感覚が確かなら、今のはあきれ笑いだよな。
はっはっは。日本が銃社会ならよかったのに。


完全にこの旅館を見限りました。
さっさとメシ食って、買出ししたつまみで口直しと行きますかね。
へー、この油でフォンデュっぽくして食うんだ。
料理すら客にさせますか。結構なことですな。

とりあえず乾杯。一応ちゃんとしたビールではある。
指示されるがままに油の入ったフォンデュ鍋に肉を突っ込み、一口。


これが旨いのなんの。


牛肉がとろけるように旨い。エリンギがしゃきしゃきしてて旨い。
地元の味噌で焼いたナスも、超肉厚でめちゃめちゃ旨い。
飲めないビールも進む進む。

許します。今までの愚行を全て許しますよ。
旨い食事は全てを超えるね。


大満足で部屋へ帰還。
そっから冷蔵庫のビールを開けてもうひと盛り上がり。
テーマは「新チャンステーマにしたい既存の曲について」。
一番好評だったのはカービィのテーマでした。


禁煙組がうとうとしはじめたので、喫煙者2人で別室へ。
もう一本酒を開け、タバコを吸いながらとりとめもない話。
応援についてだったり、自分の将来についてだったり、女性の話だったり。

あー、幸せだ。

気心知れた奴と時間考えずくっちゃべってるときが一番幸せ。
特に相手は今年知り合って、こんな風にサシで話す機会なんかなかったので特に。
とにかくいろんな話をしてみた。
相手は年上に付き合わされてめんどくせえと思ってたかもだけど、
おっちゃんはものすごく楽しかったです。ありがとう。
なんだかんだで気持ちよく眠りにつく。



翌朝。
ほこりっぽさと空調の悪さで喘息気味になる。
やっぱこの旅館、2度目はねえわ。



2008長野シリーズ 1

2008-08-09 23:02:18 | 2012年までの記事
やっと書く気分になったので、長野シリーズ遠征記です。
はじめに言っときます。長くなります。


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毎年恒例の長野シリーズ。
今年は大宮開催や前橋開催の成功でかなり影が薄くなっていますが、今年もやるんですよ。
長野県は丸子で生を受けた自分としては、行かないわけにはいかぬのです。

しかし、今回はなんと日月開催。
シフト勤務の自分はいざ知らず、一般的な社会人は日曜参戦のみとなるこの日程。
せっかくの長野。日帰りもつまらんな、ということで、
仲間内で前日乗り込み&温泉泊プランを計画してみました。
もっとも数年前から長野で温泉、というのはやっていたので、
その流れを無理やり続けてやろうというプランです。

さて、なんとなく自分が企画&予約担当となっていたのですが、
転職したりでまったく動けず。その間にいつもの宿が満室となってしまいました。
まあ、温泉なんてどこも同じモノだろうとタカをくくり、
球場に近い別の宿を選択したわけですが。


当日。
この日は夜勤明け。夕方フラフラの状態で集合場所の川越へ。
皆さんなかなかテンション高め。面倒くさい。俺は寝たい。
しかし、寝たいと思うときに寝れないのは何故なんですかね。
確実に今夜は夜更かしするというのに。
こんな状態で温泉にゆったりつかったら即撃沈だよ。

結局うとうとも出来ないまま長野市内へ。
ここで宿に電話。するとどうやら宿近辺で道路規制が敷かれているらしい。
年に一度のお祭りがあるんだって。いつもの宿が取れなかったのは、そのせいらしい。
宿は善光寺の裏手。とにかく細い山道を登る登る。
本当に宿なんかあんのか?というほど奥へ進むと、駐車場を発見。

とにかく暗いが、それなりに雰囲気はある。
静かな受付でチェックインして、部屋へご案内。



・・・うーん。

とりあえず狭い。あと外に虫多い。
そして驚くべきはテレビの古さ。
かろうじてリモコン式だったけど、テレビ上部に仮面ライダーアマゾンもびっくりの触覚アンテナ。
当然ビデオ入力端子なんぞ存在せず。
長い夜のおともに、と64本体を持参した友人の一人、完全に骨折り損。


まあまあ。ここは温泉宿だ。温泉が全てを物語るのさ。
とりあえずぐうたらしたい(現実を直視する気持ちの整理時間が欲しい)
自分含め数名を残し、2人が温泉へと向かう。


十数分後。

帰ってきた2人の顔が浮かない。
少なくとも温泉で世間の喧騒を忘れ、老廃物をたっぷり発散してきた男のそれではない。
恐ろしい不安に駆られる残留組。意を決して浴場へ。


おかしい。大浴場が見当たらない。
それらしき入り口がどこにもないのだ。
トイレみたいな男性マークのついた扉はあるけど・・・。
ふと上を見上げると、小さな板っ切れにマジックで


「浴室」


ここかよ!。
いやトイレだろ。このたたずまいはトイレ以外の何物でもないだろ。
半分祈りながらおそるおそるドアを開ける。


脱衣所あっちゃった・・・。
しかもおっそろしいほど狭い。

そしてこの横の扉。これが浴室なんですねそうですね。
もう何の期待もしない。ここから先が大浴場ってのは構造上ありえないもの。
精神と時の部屋の扉でないかぎりそんな期待はできやしない。
何の期待もせずにオープン。


うわぁ・・・。


落ちきった期待の更に下。
じっちゃんちの浴室の方が全然マシ。
家に招いた上司を案内したら減給必死モノの構造である。

まず、シャワーが二つしかない。
椅子とシャワーの数が足りてないってどういうことよ。

そして、ほぼ使いきり直前の石鹸が二個。
節約ママなら確実に新しい石鹸と合体させてる切れ端加減。

さらに、古びた髭剃り。しかも使いまわし。
使えってか。剃れってか。

シャンプーとコンディショナーだけきっちり完備しているのがむしろ怒りを誘う。


そしてとどめ。


これ、温泉じゃないよね。


学校プールの日じゃない無色透明度。
4人ではいるのがギリギリのキャパシティ。


いや、ここまで敗北感を感じた風呂は初めてだ。



チェックインから30分で打ちのめされました。
同じ値段で同じ市内で何このクオリティ。


時間つぶし用にトランプを仮にフロントへ行った友人が手ぶらで帰還。


「あるにはあるけど、全部はそろってないって」



そういうのはあるとは言わん。

(つづく)

仙台遠征

2008-08-09 09:00:30 | 2012年までの記事
長野で早めの準備の大切さを実感したので、今回はさっさと予約を済ませてしまいました。
宿は3900円で大浴場付き。
二泊はせず、夜行バスで帰京することにしました。
なんだかんだで予定より壱万円浮きましたよ。
まだまだニー太郎時代の負の遺産が残ってるしねえ。

ナイターなので二日目が暇。
サンドウィッチマンお薦めの油揚げ食いたいけど、車じゃないしな・・・。

長野緒戦

2008-08-04 01:48:12 | 2012年までの記事
たまには試合の話。

基本的にたらればは嫌いなんで、采配にいろいろ言うのも嫌いなんですが、
試合後友人らと話してたら面白かったので、振り返ってみます。


場面1・7回平野続投

ナシ。正津を頭から出してほしかった。
星野を左強打者に使いたかったからとか、
最近不安な岡本のフォローに正津とか、色々理由は浮かぶんですが、
試合が空くことも含め、使ってほしかったな。
7~9回の方程式とか、かっこよくて好きなんで。


場面2・8回無死二塁片岡犠打

アリ。片岡の勝負強さを考えても、一死三塁の得点パターン数の多さを考えるとやっぱ送るべき。


場面3・8回一死三塁栗山→代打佐藤

ナシ。佐藤も期待できるけど、ここは粘りもあって長打もある栗山に賭けてほしかった。
川崎が素晴らしかったといえばそれまでですが。



結局もともと分が悪い試合だったんでなんとも言えないんですが、勝てた試合だったな、やっぱり。
最後はベンチワークで決まった、という感じ。
友人は片岡強功派が多かったなあ。



ま、明日明日。

レッツ長野

2008-08-02 14:17:19 | 2012年までの記事
夜勤明けです。オールスターって、なんすか。

毎年恒例長野遠征です。
遠征って距離でもないけど。
生れ故郷の開催なんで、毎年長野開催は重要視しております。
今年はシフト勤務のメリットを存分に活用。
無駄前日乗り込みアンド日月観戦です。
赤田も帰還したし、楽しんできます。


まずは温泉だ温泉。