セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

マグニチュード9.0に変更

2011-03-13 | セカンドライフ
三日目なのにいまだに余震が発生するので、今回の未曾有の巨大地震がいかなる
ものだったかを思い知らされている。マグニチュード8.8→9.0に変更された。
不思議な物で、震度3なんて普段は敏感に感じ取る揺れなのに、大きな揺れを経験すると
それ程大きく感じないのが悲しい。頻発しているのにね。

テレビの前から離れられず一日経ってしまいそうだけど、良いニュースなんて言うのは滅多に無く
気の毒な切ないニュースばかり、本当に悲しい事だわ。
救助の方には、お一人でも多く助けて上げて下さいと祈るほかは無い。

寒くてひもじくて、着替えさえ出来ず避難された方々心よりお見舞い申し上げます。
それでも頑張って生きて下さい。未だ電気も通っていない中で、地獄だと思いますが…。
と思いながら、家も家族も失ってしまった方のこれからを考えると、さすがに妙案なんて
見つからない。

町ごと津波にさらわれてしまい、何一つ残っていないなんて酷すぎる被害。
今迄の生活はもう戻ってこないにしても、生活の基盤は造って上げないといけない。
情報を集める事も勿論大事だけれど、直ぐに次の段階を同時に進行して欲しい。

色々個人的にお世話になった方、仕事でお世話になった方々のお顔が目に浮かぶ。


今週、実家へ行く用事が有り、姉と泊まろうと約束していた宿にキャンセルを入れた。
未だ余震の大きいのが来るかも…とニュースで言っていたので、用事は少し落ち着いてから
行こうと思う。

宿に電話をすると、「こんな時ですからキャンセル代は請求しませんので、改めて是非
おいで下さい」と優しく言われ、有難いなーと心温まる瞬間も有った。



総理や、官房長官の会見、説明放送の際、気になっていたのはワイプ手話を考えて欲しいと
ずっと思っていた。耳の聞こえない人達は画面でしか情報をキャッチ出来ない。
諸外国では当り前の様に日々のニュースや講演会でもワイプで同時通訳を流している。

福祉に対して進んでいるなーと羨ましく思っていた。
今日の午後、枝野官房長官の報告の時、突然ワイプが出ていた。全てのチャンネル共通で。
その後は又終わってしまったが、何とか習慣づけて欲しいと訴えたい。


 ※手話ワイプ=選挙の政見放送の際、手話の同時通訳を画面の左サイドに付けて
  いるので、ご覧になった事は多いかと思います。それです。