セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

ヴァイオリン・ピアノデュオ

2011-03-06 | セカンドライフ

              
            お父様は南ドイツフライブルグ市で外科医をされる日本人
            お母様はドイツ人
        


コー・ガブリエル・カメダ 日本公演
2011年3月5日(土)
会場:サントリーホール・ブルーローズ(小ホール)


■出演
コー・ガブリエル・カメダ(violin)
江尻南美(ピアノ)

■曲目
グリーグ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番 ト長調 op.13
サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調 op.75
クライスラー:コレッリの主題による変奏曲
チャイコフスキー:ワルツ-スケルツォ ハ長調 op.34
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 op.43
ピアソラ:アディオス・ノニーノ :オブリヴィオン
ヴァレ:アオ・ペ・ダ・フォギュエイラ * ポンセ:エストレリータ
サラサーテ:カルメン幻想曲 op.25 他

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ドイツで演奏活動をするピアニスト江尻南美さんのファンである私は、年初からこの
コンサートをことの他楽しみにしていた。

お二人の演奏の形態はデュオと言って(伴奏ではなく)共演・競演なのだそうだ。
どの一音も聴き逃せない程、高度な貴重な演奏を聴く事が出来で幸せな一夜だった。

ヴァイオリニストも幼い時より天才的と評判の良い方で、世界中演奏活動をし好評を博している。
年齢的にも能力の全てを十分発揮できる年代なのでこれもラッキーと思われた。
理解を超える難度の高いピアノに江尻南美さんを選んだ理由が分かった。

今回聴き逃すと、又の機会と言うのがいつの事になるか分らないので頑張った。

と、聴く方が頑張って見ても仕方が無いが、夕方6時から開演なので、JR新橋駅で2:00pmに
5歳先輩の女性二人と三人で、ランチを取りゆっくりお喋りをして時間を過ごした。
お二人とも私より年長とは言え、若々しく、おしゃれさんで素敵なマダム。
私は小さくなっていた。センスの良さも20歳代から変わっていない。

年齢に関係無く、おしゃれを楽しむって・・・・素敵な事だな~と感心しきり。
音大出身の友は、ヴァイオリンの演奏中、大好きな曲を聴き胸が一杯になったそうだ。
なかなか人の心を掴む演奏に出逢うのは難しいが、堪能でき優雅な満足感を覚えた。

今日の会場は若い年齢層も多かったが、半分以上はご高齢の方で、それが又お上品でハイソな
雰囲気を漂わせていた。その雰囲気に身を置き観賞するのは最高の心地良さでもあった。
男性は評論家然とした方が多い様にお見受けした。(雰囲気がですよ)

赤坂の山王溜池(地下鉄銀座線)が最寄り駅であるが、行きは余裕が有ったので、新橋から
都営バスで会場の目の前「アークヒルズ前」で降りてのんびりとエスカレーターを上った。

 
サントリーホールの正面

    ホールの隣はテレビ朝日