セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

ひたし豆

2011-03-01 | セカンドライフ
三月なのに、今日も冷たい雨が降る。何だか元気が出ないじゃない、こんなに寒くちゃ。

仙台出身の友達は、ひたし豆を良く作ってくれていたっけ。
名称は「青大豆」と言うらしい。

仙台の名産、はらこめしや、ずんだ餅もよく作ってくれた。まるで名人の上手さだった。
隣の駅近くに越してしまったので「出来たわよーどうぞ~」と、どんぶりに入れて
運んで呉れる姿はもう見られない。
私の故郷では、こう言った物を食べる機会は無かったので、嬉しかった。20年間楽しませて呉れた。

お使いに行ったら珍しく「ひたし豆」を見つけた。躊躇いなく買ってしまった。
友達を思い出しながら作って見よう。
作り方はとてもシンプル。

①水を軽く水洗いして豆の4.5倍の水に塩を少量(小さじ一杯)入れ2時間浸けて置く。

②浸け汁と共に火にかけ、煮立ったら灰汁を取り差し水をし、中火で1時間位豆が軟らかく
 なる迄煮る。

③豆が柔らかくなったらざるに上げ、塩か醤油で調理する。


2時間強浸す


               
             軟らかくなる迄1時間程煮てざるにあげる。            



たったこれだけの簡単な事なのに、加減と言うのが誠に微妙な物だ。
確かに食べられる程度に軟らかくなったし、それ程不味くは無い。
友達が炊いてくれたのは、奇麗な緑で歯ごたえが有る。食べ応えが有って何とも言えない。

私は初めてだから、仕方ないとしても余りの差の有り様にコツが有るんだと納得。
もう一度炊いて駄目だったら、電話をかけて指南を請うしかない。歯ごたえが無いのだ。
たかが青大豆、う~ん深い課題が出来た。