あいあいのひとりごと

ローマ在住あいあいの暇つぶし日記。

"Funeral Party"

2007-09-29 00:37:27 | 映画

原題"Death at a Funeral"(Frank Oz 監督 2007)。イギリスのコメディー映画。

ある男の葬式に親族や友人たちは、それぞれ胸に不安を抱えてやってくる。故人の息子ダニエル(マシュー・マクファディン)は、小説家としてニューヨークで成功している弟のロバート(ルパート・グレイブス)と対面し、妻との引越しのため母親をニューヨークに一緒に連れて行ってくれるよう交渉しなければならない。彼らのいとこのマーサ(デイジー・ドノヴァン)は、頑固な父親に婚約者のサイモン(アラン・テュディック)を紹介しようとと連れてくるのだが、良い印象を与えるどころか、サイモンが誤ってドラッグを飲んでしまったため、とんでもない惨事を起こしてしまう。さらには、家族の秘密をばらそうと脅迫してくる謎の男(ピーター・ディンクレージ)まで現れ、ダニエルたちは秘密を隠し通し葬式を無事に終わらそうとするのだが・・・。

全てがとても馬鹿げているのだけれど、単純に楽しめる映画でした。ゲゲッという感じの汚い場面のお笑いもあるのですが、子供たちが喜びそうなネタの笑いは、どの世代でも笑えるものなのでしょう。イギリスとは少々違うかもしれませんが、2年間ほどスコットランドにいた体験から、なんとなくイギリス人のブラックユーモアが懐かしく楽しめて満足でした。日常の生活の中でも、彼らの普通の生活の中にそういうものがありましたから。

イタリアにはこういうタイプのコメディーはあまりないんでしょうかね。おもしろさで言えば、正直イタリアよりもイギリスの方が住んでいておもしろいように思います。イタリア人は基本的にみんな似たりよったり。イギリス人は時々本当に変わった人がいますから。

Funeral Party、☆4つ。



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