一時にスタートした星組宝塚大劇場千穐楽イブビューイング、五時半過ぎに終わりました。(開幕直前、カメラの前を横切ったの小川理事長?普通のサラリーマンあるあるでした)。明日から四日間出勤、スイッチを現実に切り替えないといけないのですが胸がいっぱいでぼうっとしています。カーテンコールは七回ぐらいあったでしょうか。組からの花をもらう時、ボロ泣きしている琴さんの涙を紅さんがぬぐってあげたり、広い大劇場が紅色につつまれてなんともあったかい時間と空間でした。ショーで紅さんが長い腕をさっと広げると広い空間がオーラで埋まる光景を大劇場で観ることはもうできないのがふとさみしい。この舞台を自分が守るんだっていう責任感と宝塚への、星組への愛が劇場を包んでいる感じが好きだったんですよね。昨日のSNSでネタバレしていましたがサヨナラショーはせり上がりで紅子さんも登場。高所恐怖症だそうで「早くおろしておろして」って言っておりると舞台をひとつひとつ撫でたり、銀橋に足を一歩踏み入れると慣れない足取りで渡ったり、ゆずるちゃんにかわり正座して客席にお礼を言ったり、「元気がない、2500人もいるのに紅子一人に負けているわよ」とパワフルに客席を仕切る仕切る。「一階席元気~?」「二階席元気~?」「三回席~?、なかったわ」「遠視だからよくみえるのよ。一階席も二階席も立見席もみえるのよ」「ペンライトっていつ使うか知ってる?紅子的には楽しい時に使うのよ」と汗だくになりながら元気いっぱいの紅子さん。客席から泣いたり笑ったり忙しい」の声。その直後にスカーレットピンパーネルの貴公子姿で愛里さんと手をつないで階段おりてくるのだからすごい。最後は専科の汝鳥伶さんと華形みつるさんも一緒に、男役さんは燕尾服、娘役さんは白いドレスに羽根つけた姿で『Another World』の「そーれそれそれ、ありがたや、そーれそれそれ、なんまいだ」で賑やかに終わり、チーンの音と共に幕がおりました。星組生みんなと客席とで楽しく明るく笑顔で終わりたいという紅さんの想いがつまったサヨナラショーでした。
自分はいつもすみっこにいた。いつか誰かが見つけてくれると信じていた。そのままでほっておかないのが星組。お客様が自分を見つけてくれた。自分が主演男役になれたのはほんとうに奇跡。全部の組そうですがみんながんばっている、いちばんすみっこにいる、花道のいちばんすみっこにいる下級生までみてあげてほしい。宝塚はほんとうに狭き門で選ばれた者はここにいない人たちの想いも背負っている。選ばれた者は伝統を受け継いでいく責任がある。土曜日の昼下がりたまたまテレビでみた宝塚の舞台にランドセル背負ったまま釘付けになった。(それが『雪之丞変化』と『サジタリウス』なの、一路さん時代が好きな自分としてはすごく嬉しい)。初めて両親にチケットを買ってもらい大劇場で観劇した時のことは今もはっきり覚えている。(それが『仮面のロマネスク』なのも嬉しい)。心配ばかりかけてきた両親にもお礼をいいたい。この時宝塚に出会っていなかったら今自分はここにいない。今自分がここにいるのは諦めが悪かったから。諦めなければ夢は叶うということを宝塚は教えてくれた。200周年にいるかどうかわかりませんが、タカラヅカフォーエバーというからには、宝塚は永遠、宝塚は永遠。この舞台からみる景色を今夜夢でみたいと思います。生まれ変わっても宝塚に入りたい。退団が近づいてきて宝塚に入っていなかったら何をしていただろうと考えてみたけれどなにも思い浮かばなかった。100周年の時憧れだったOGさんたちにたくさん会えて幸せだった。
断片的に思い出すままにニュアンスで書いてみました。言葉が尽きない紅さんでした。タータンの退団公演でいちばんすみっこにいた紅さんを認識できていませんでした。プログラムのいちばんすみっこに写真が載っていたところからでこぼこ道を歩みトップスターになるまで血の出るような努力に努力、努力のいばらの道のりを歩んできたのだろうと思います。宝塚が全てだった。花のみちを歩いて、大劇場にくるだけで幸せだった。初めて大劇場の舞台に立った時中にはいって夢を与えられる人になったのだと心が震えた。でこぼこの道だったけれど幸せだった。こうして主演男役として終えらること、安心して礼真琴に星組を引き継げることがすごく嬉しい。
『食聖』の最後、「さあ仕事だ、仕事だー」って言った後、赤ちゃん背負いながら客席に背中を向けて仕事するみんなの様子を見回していた紅ことホンパパ。一途に宝塚を愛する気持ちでここまで歩んできて最後は劇団に愛され卒業の花道を総力をあげて飾られる。最初からトップスターへの布石があったわけではなかった人がここまで一途に愛を貫いてトップスターになったって、劇団にとってもすごく幸せなことですね。ほんとに人として尊敬します。舞台の姿から幸せのおすそわけを貰えているみたいで幸せな気持ちになれます。ホンパパ、アイリーンママにおいでっていう表情したのをライブビューイングのカメラがとらえてくれていてありがとうでした。カールとマルギットが結ばれた感、ショーのデュエットダンスもすごく幸せそうな表情を愛里さんがしているのをみると幸せな気持ちになれます。『食聖』、ミッキー・チョウにホンが「オッサン行くぞ」っていうと「今日はなんと言われようともオッサンはついていくぞ」って天寿さんがいったの千穐楽あるあるでしたかね。プロローグ、ホンの「おれより端正」も千穐楽あるあるかな。「そうかいかいかい、千穐楽でもやらせるんかい」も千穐楽あるあるでしたかね。「星なんていらない」「お前にくれてやるよ」ホンは瞳に涙ためてましたね。かなりぐっときている感じでそのまま「アイリーンが幸せならそれでいいんだ」。そのあと琴さん銀橋に登場したリー・ロンロン、涙でぐしゃぐしゃでした。
大階段おりてきたとき、涙で言葉がすぐには出てこなかった紅さん、「泣くつもりはありませんでしたが」、愛里さんも最初言葉につまってました。カーテンコールで「紅さん、大好きです」っていうと、隣にいるのに前に向かって言うの、って紅さんつっこみ。ラスト二回二人だけで登場した時だったでしょうか、「こんなこと大きな声でいうのもなんですが、相手役があーちゃんで本当によかった」に愛里さんがうつむいて涙を流すと頭ぽんぽん。きりがありませんでしたが、最後は向こうから帰ってきてくださいと呼んでいるので「それでは失礼いたします」でようやくエンディング。なんともあったかい千穐楽でした。紅さんに憧れて宝塚を目指す少女たちがいるはず。宝塚は入ってみると厳しい所だけれどそれ以上に幸せな所。こうして唯一無二の歴史はつむがれていくのですね。
かつて杜けあきさん、一路真輝さん、高嶺ふぶきさん、姿月あさとさんの退団公演を観劇したとき、幕が下りていく瞬間、これが見納めなのだと思うとさみしかったことを思い出しました。今はこうしてライブビューイングがあるからありがたいです。「東京公演もお待ちしております」と紅さん。ショーの醍醐味はやっぱり生で味わいたい。燕尾服の群舞で男役さんたちがオセロのように反転していくところカメラがきれいにとらえてくれていましたが生でまたみたい。ボレロの美しいフォーメーションを二階席からみたいので締め日の合間をぬって東京公演もいきます。実は二日連続の予定。それまで死ねない。その先もまだ死ねない。9月3日の花組日帰りバスツアーは締め日の二日前なのでキャンセルしました。花組は一回だけ、あとはライブビューイング当選できればラッキー。
明日の朝には現実に戻らなければなりません。金曜日締め、まだまだ暑いし、車社会の中で自転車に乗って坂をのぼったり下りたりが心身共にこたえてこたえてこのまま死ぬのかなあと思ったり、いやそんなことはないはず。二人のさゆみさんの退団公演を最後まで見届ける、ライブビューイング当選できるかわかりませんが最後の最後まで見届けたい。だから死ねないの。紅子からパワーもらったのでなんとか今週を生き延びるのだよ。
写真はツィッターから拾いました。
自分はいつもすみっこにいた。いつか誰かが見つけてくれると信じていた。そのままでほっておかないのが星組。お客様が自分を見つけてくれた。自分が主演男役になれたのはほんとうに奇跡。全部の組そうですがみんながんばっている、いちばんすみっこにいる、花道のいちばんすみっこにいる下級生までみてあげてほしい。宝塚はほんとうに狭き門で選ばれた者はここにいない人たちの想いも背負っている。選ばれた者は伝統を受け継いでいく責任がある。土曜日の昼下がりたまたまテレビでみた宝塚の舞台にランドセル背負ったまま釘付けになった。(それが『雪之丞変化』と『サジタリウス』なの、一路さん時代が好きな自分としてはすごく嬉しい)。初めて両親にチケットを買ってもらい大劇場で観劇した時のことは今もはっきり覚えている。(それが『仮面のロマネスク』なのも嬉しい)。心配ばかりかけてきた両親にもお礼をいいたい。この時宝塚に出会っていなかったら今自分はここにいない。今自分がここにいるのは諦めが悪かったから。諦めなければ夢は叶うということを宝塚は教えてくれた。200周年にいるかどうかわかりませんが、タカラヅカフォーエバーというからには、宝塚は永遠、宝塚は永遠。この舞台からみる景色を今夜夢でみたいと思います。生まれ変わっても宝塚に入りたい。退団が近づいてきて宝塚に入っていなかったら何をしていただろうと考えてみたけれどなにも思い浮かばなかった。100周年の時憧れだったOGさんたちにたくさん会えて幸せだった。
断片的に思い出すままにニュアンスで書いてみました。言葉が尽きない紅さんでした。タータンの退団公演でいちばんすみっこにいた紅さんを認識できていませんでした。プログラムのいちばんすみっこに写真が載っていたところからでこぼこ道を歩みトップスターになるまで血の出るような努力に努力、努力のいばらの道のりを歩んできたのだろうと思います。宝塚が全てだった。花のみちを歩いて、大劇場にくるだけで幸せだった。初めて大劇場の舞台に立った時中にはいって夢を与えられる人になったのだと心が震えた。でこぼこの道だったけれど幸せだった。こうして主演男役として終えらること、安心して礼真琴に星組を引き継げることがすごく嬉しい。
『食聖』の最後、「さあ仕事だ、仕事だー」って言った後、赤ちゃん背負いながら客席に背中を向けて仕事するみんなの様子を見回していた紅ことホンパパ。一途に宝塚を愛する気持ちでここまで歩んできて最後は劇団に愛され卒業の花道を総力をあげて飾られる。最初からトップスターへの布石があったわけではなかった人がここまで一途に愛を貫いてトップスターになったって、劇団にとってもすごく幸せなことですね。ほんとに人として尊敬します。舞台の姿から幸せのおすそわけを貰えているみたいで幸せな気持ちになれます。ホンパパ、アイリーンママにおいでっていう表情したのをライブビューイングのカメラがとらえてくれていてありがとうでした。カールとマルギットが結ばれた感、ショーのデュエットダンスもすごく幸せそうな表情を愛里さんがしているのをみると幸せな気持ちになれます。『食聖』、ミッキー・チョウにホンが「オッサン行くぞ」っていうと「今日はなんと言われようともオッサンはついていくぞ」って天寿さんがいったの千穐楽あるあるでしたかね。プロローグ、ホンの「おれより端正」も千穐楽あるあるかな。「そうかいかいかい、千穐楽でもやらせるんかい」も千穐楽あるあるでしたかね。「星なんていらない」「お前にくれてやるよ」ホンは瞳に涙ためてましたね。かなりぐっときている感じでそのまま「アイリーンが幸せならそれでいいんだ」。そのあと琴さん銀橋に登場したリー・ロンロン、涙でぐしゃぐしゃでした。
大階段おりてきたとき、涙で言葉がすぐには出てこなかった紅さん、「泣くつもりはありませんでしたが」、愛里さんも最初言葉につまってました。カーテンコールで「紅さん、大好きです」っていうと、隣にいるのに前に向かって言うの、って紅さんつっこみ。ラスト二回二人だけで登場した時だったでしょうか、「こんなこと大きな声でいうのもなんですが、相手役があーちゃんで本当によかった」に愛里さんがうつむいて涙を流すと頭ぽんぽん。きりがありませんでしたが、最後は向こうから帰ってきてくださいと呼んでいるので「それでは失礼いたします」でようやくエンディング。なんともあったかい千穐楽でした。紅さんに憧れて宝塚を目指す少女たちがいるはず。宝塚は入ってみると厳しい所だけれどそれ以上に幸せな所。こうして唯一無二の歴史はつむがれていくのですね。
かつて杜けあきさん、一路真輝さん、高嶺ふぶきさん、姿月あさとさんの退団公演を観劇したとき、幕が下りていく瞬間、これが見納めなのだと思うとさみしかったことを思い出しました。今はこうしてライブビューイングがあるからありがたいです。「東京公演もお待ちしております」と紅さん。ショーの醍醐味はやっぱり生で味わいたい。燕尾服の群舞で男役さんたちがオセロのように反転していくところカメラがきれいにとらえてくれていましたが生でまたみたい。ボレロの美しいフォーメーションを二階席からみたいので締め日の合間をぬって東京公演もいきます。実は二日連続の予定。それまで死ねない。その先もまだ死ねない。9月3日の花組日帰りバスツアーは締め日の二日前なのでキャンセルしました。花組は一回だけ、あとはライブビューイング当選できればラッキー。
明日の朝には現実に戻らなければなりません。金曜日締め、まだまだ暑いし、車社会の中で自転車に乗って坂をのぼったり下りたりが心身共にこたえてこたえてこのまま死ぬのかなあと思ったり、いやそんなことはないはず。二人のさゆみさんの退団公演を最後まで見届ける、ライブビューイング当選できるかわかりませんが最後の最後まで見届けたい。だから死ねないの。紅子からパワーもらったのでなんとか今週を生き延びるのだよ。
写真はツィッターから拾いました。